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文明が滅びた近未来で、俺の万能ナノマシンが便利すぎて静かに暮らせない  作者: 月灯り庵


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楽園を欲しがる者たち

荒野の向こう。


現れる大規模車列。


明らかにこれまでとは違う。


「……数が違うわね」


リナの声が低い。


珍しく冗談がない。


「統率あり」


エリシア分析。


「装備水準高」


「指揮系統確認」


つまり。


「……本気の連中か」


嫌な結論。


拠点前方。


停止する武装勢力。


威圧感。


緊張。


終末世界らしい空気。


スピーカー音声。


「楽園の管理者へ告ぐ」


「…………」


「……誰のことだ?」


「知らない」


「私ではありません!」


違うが違わない。


「当領域の水資源および設備の共有を要求する」


「あー……」


「来たわね……」


終末世界で最も避けられない問題。


資源。


「拒否した場合」


嫌な前振り。


「相応の措置を取る」


「相応って何よ」


「だいたいろくでもない意味だな」


緊張感。


完全にそれっぽい展開。


その時。


「問題ありません!」


ノアが前へ出る。


なぜ出る。


「任せてください!」


「やめろォォォォォ!!」


止める間もなく。


「水ならあります!」


「違うそうじゃない!!」


「いくら必要ですか!?」


「交渉を簡略化するな!!」


外部勢力側、完全に困惑。


「……何だあの少女は……」


「管理者ではないのか……?」


「なぜ妙に軽い……?」


拠点側。


全員頭を抱える。


「……終わったわね」


「終わってない終わってない」


「外交事故の予感しかしない」


楽園最大の弱点。


代表者がだいたいノアになる。

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