表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
文明が滅びた近未来で、俺の万能ナノマシンが便利すぎて静かに暮らせない  作者: 月灯り庵


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

100/113

だいたいいつも通りの楽園

朝。


拠点。


湖。


噴水。


──ボンッ!!


「ぎゃああああああ!?」


「なぜですか!?」


「安心感すらあるわねこの爆発……」


「慣れたな……」


世界規模イベント終了後とは思えない光景。


「修理完了」


エリシア淡々。


「被害軽微」


「軽微じゃないのよ精神的に!!」


ノア今日も元気。


「今日も平和ですね!」


「お前の基準どうなってるのよ」


外。


以前の巡礼地獄はない。


だが。


「……人は増えたな」


湖畔。


小さな集落。


簡易住居。


生活の気配。


「まあね」


「楽園だもの」


神域騒動。


世界観測。


色々あった結果。


普通に住み着く者が出た。


「終末世界の移住先ランキング1位ね……」


「不本意ですが妥当です」


相変わらず理不尽拠点。


「……で?」


リナがこちらを見る。


「責任者様」


「誰がだ」


「流れ的にあんたでしょ」


「理不尽だな……」


だが。


悪い気はしない。


湖を見る。


拠点を見る。


騒がしい仲間を見る。


「……まあ」


「好きに暮らせばいいんじゃないか」


「投げたわね」


「この拠点らしい回答です」


その時。


「お茶入りました!」


ノア登場。


なぜか完璧なタイミング。


「……ほんと」


リナが苦笑する。


「世界が何しようが」


「何も変わらないわねここ」


「変える理由がないからな」


──ボンッ!!


「ぎゃああああああ!?」


「なぜですかぁぁぁ!!」


「……ええ、だいたいいつも通りね」


楽園は今日も平和だった。


主に騒音的な意味で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ