No.6 商人超逃げて!
(´・ω・`)ステータスに関しては後で修正するかもなのであまり真剣にみなくてOKです。
「で、で、何人殺すのだ!?辛抱たまらん!今すぐ行くぞ!」
「行こう!今すぐ行こうよ!」
ノートはユリンがいなくなった後、ドロップ品をはじめとしたアイテムなどを入れ替えて準備をととのえる。そしてホームを出ると子供が2人、目をキラキラさせてズイッとノートに迫る。ただしその純真そうな瞳と裏腹にやろうとしていることが極めて外道なのが残念なところだ。
「わかったわかった。とりあえず30万MONを確保するまでは狩るぞ。それと、PLの魂が50個集まれば面白い死霊を召喚できるから、バルバリッチャも今回は積極的に援護をして欲しい。攻撃はしっかりと俺たちがやる。危険があれば攻撃もしてほしいが、せめてトドメはさすつもりだ」
「ふむ、良いだろう!乗ってやろうではないか!」
「サンキュー。で、早速聞きたいが、バルバリッチャの探知領域でPL……つまり、俺たちと同じ雰囲気の奴、何人いる?」
「ハハハハハハハハハハッ!聞いて驚け、泣いて喜べ!少なくとも50以上が墓地に向かっておるぞ!飛んで火にいる夏の虫とはこのことよ!」
それを聞いてノートとユリンの目が点になり、バルバリッチャは愉快そうに更に高笑いするのであった。
◆
正式サービス開始から早くも1時間が過ぎようとする頃、ファーストシティでは妙な噂が広まっていた。
曰く、ファーストシティの東側、『東の森』というネーミングセンス皆無な森に、おかしな強さのキャラクターが居ると。それがPLなのかNPCなのか、それすらも定かではない。兎に角、先取りしてクエストを既に受注できるような連中を瞬殺する程の強さがあるのは確かだと。
更に、ファーストシティのあたりではまだ考えられないほどの高レベルな呪いにかかったプレイヤーがおり、手には不気味な赤い蛇の刺青が入っていた。そのプレイヤーは暗視の呪いとスキル封じの呪いが両方とも発動しており、ゲームの進行すら困難になっていた。慌てて教会などに連れて行ってみたが、教会のNPC達もそれ以降騒がしい。なにか特殊なイベントの前触れでは?という噂も広がっていた。
法螺話として片付けたくとも、実際にプレイヤーは困窮しており『教会の神官たちの動きが明らかに異常』という証拠があるので嘘と決めつけることもできない。GMコールをしても運営はだんまりを決め込んでいる。
となれば、PL達の中でも俄然興味が出るので、怖い者知らずな者や怖い者見たさのプレイヤー、噂の真実を突き止め有名になりたい者などが一斉に東の森へ向かったのだ。
そして、先発組計81名のプレイヤーが、ほとんど成果らしい成果を手に入れられず悉く全滅した。
人によって話は少しずつ変わるのだが、確かなのは、まず3人組の人型が惨状の原因であること。
犬歯の目立つ女帝のような美女、黒い翼で空を舞う化け物、そして闇系の魔法を扱いアンデッドを召喚する黒眼の化け物。その3人組が森の中でPKをしているらしい。
不確定だが、鑑定に成功したと主張するPLは、美女は何かの魔物で残り2人はプレイヤーだと言ったが、種族や桁違いの強さの違いにあまり信じてもらえず。
様々な憶測が飛び交ったが、続けて向かった第2波のプレイヤーは結局なにも発見できずすごすごと帰還するのだった。
◆
「あー、疲れた!流石に50人以上はキッツイわー!」
「ボクも流石に休憩ぃ〜」
簡易召喚でスケルトンなどを大量召喚し、プレイヤー達を撹乱しながら3時間ぶっ続けでPKをしたノートとユリン。特殊エリアに帰還した2人は満身創痍なのも御構い無しに、ゴツゴツした洞窟の床に寝転がる。
「なんだ、軟弱者め。あれだけで音を上げるとは。まあ、その健闘は認めやらんこともないがな」
馬車の荷台を完全に私物化し、オブジェクトの箱に脚を組んで腰掛け踏ん反り返るバルバリッチャは余裕の表情。現在は解かれている髪(ツインテールはなんか嫌だ、とのことでやめてしまった)をバサッと払う姿はなんと様になることか。
「おう、バルバリッチャのお陰でなんとか死なずに全員片付けられた。ありがとうな」
「ふん、誠意は言葉だけではなく行動でも示すのだぞ」
尊大な口調で顔を背けながら話すバルバリッチャ。だがその表情は何処と無く緩んでおり、嬉しそうである。
ツンデレ乙、とノートとユリンは心の中で微笑む。
「…………そうだ、お楽しみのドロップ確認しなきゃ。あとステータス」
「そうだねぇ、あえて見なかったから楽しみだねぇ」
しばらく無言で休んでいたノートとユリン。3分ほどでノートがすくっと起き上がり、メニューを操作して戦功を確認する。
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初級ライフポーション×17
初級マナポーション×10
初級パワーポーション×1
研磨剤×8
鍬×2
高級腐葉土×1
大型ジョウロ×1
初級裁縫セット×1
初級筆記セット×1
初級調理セット×1
初級工具セット×1
タロットカード1セット×1
ゴブリンの牙×22
ゴブリンの表皮×4
ホブゴブリンの脳味噌×1
ノーマルウルフの毛皮×5
ノーマルウルフの爪×3
ノーマルウルフの心臓×1
+326,972MON獲得
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「おぉ、不運な連中が多いな。明らかにデスペナアイテムロストとしては結構痛い物をロストしてるぞ」
「なんか明らかに野次馬もいたからじゃない?農家でござい、みたいな格好の集団もいたし」
「一体なにがしたかったんだか。ま、どうでもいいか。次はステータスだが…………」
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名前:NOTO
種族:秘忌人(固定)
ランク:5
性質:極悪(固定)
正職業
❶死霊術師・特(固定):B
❷魔法使い:D
❸
副職業
❶鑑定士:H
HP:9/31
MP:18/435
筋力:Ⅰ
体力:G
敏捷:C
器用:G
物耐:F
魔耐:B
精神:S
称号
・【禁忌書杖・ネクロノミコン】所有者
・忌むべき者
・極めて悪しき者・原初 (重大な犯罪行為を行った者の称号:性質ダウン強化)
・罪人・原初 (犯罪行為を行なった者の称号:性質ダウン強化)
・希少種ハンター・原初 (希少種を3体以上撃破:希少種遭遇率微上昇)
・固有種の遣い手・原初 (ユニーク個体を従える:ユニーク遭遇率微上昇)
・特異なる種の遣い手・原初 (「特」状態の個体を従える:特率微上昇)
・古代種の遣い手・原初 (古代種を従える:古代種遭遇率微上昇)
・大いなる災厄を解き放った者・原初 (悪魔系などを解放してしまったPLに与えられる称号:性質ダウン超絶強化・悪性NPCの挙動変化)
・名有りの遣い手・原初(ネームドモンスターを従える:ネームド遭遇率微上昇)
・特異者・原初(運命(強制イベント)を乗り越え未来を変えし者の称号:不明)
・称号マニア・原初 (称号を10以上取得:称号取得率微上昇)
・先駆者・原初(原初付き称号10以上取得:称号取得率上昇)
・殺人マニア (PK数10以上:対人戦闘時ステータス上昇)
・窃盗の罪人 (窃盗行為をする:性質ダウン強化)
・商人の敵・原初 (商人NPCに危害を加える:商人NPC挙動変化)
・殺人鬼・原初 (PK数50以上:対人戦闘時ステータス上昇・大)
・悪の宴・原初 (犯罪行為を重ね続け、また償わない。殺人・窃盗・恐喝・悪魔解放などの数多くの罪を重ねる者の称号:性質ダウン超絶強化・悪性の味方PL・NPCのステータス強化)
・邪妨の者・原初(デバフ系魔法成功回数50回・成功率80%以上:デバフ系魔法成功率微上昇)
※原初:その称号を初めて獲得したプレイヤーが得る追加効果。称号による効果を強化する。
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名前:ユリン
種族:堕天使
ランク:5
性質:極悪
正職業
❶堕天法双剣士・特:B
❷暗殺者:D
❸
副職業
❶
HP:2/108
MP:10/56
筋力:B
体力:C
敏捷:A
器用:S
物耐:D
魔耐:F
精神:Ⅰ
称号
・堕ちた者
・忌むべき者
・急所特効・原初(急所攻撃100回・急所攻撃連続10回)
・首刈り・原初(首を刈り100回トドメをさす)
・大いなる災厄を解き放った者・原初
・殺人マニア
・一刀両断・原初(敵を両断して討伐:切断能力強化)
・窃盗の罪人
・商人の敵・原初
・称号マニア
・殺人鬼・原初
・悪の宴・原初
・暗殺のプロ・原初(暗殺スキルによる討伐回数100回・成功率50%以上:暗殺成功率微上昇)
・急襲のプロ・原初(不意打ち成功100回以上・成功率50%以上:急襲成功率微上昇)
・先駆者
・天を駆ける者・原初(飛翔用戦闘スキルを取得:飛翔中ステータス強化)
・Critical STAR・原初(critical100回・critical連続10回・critical成功率25%以上:critical発生率微上昇)
・唯一無二の戦技・原初(ユニークスキル取得:ユニークスキル取得率微上昇)
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「ノート兄、MPヤバっ!?」
「待て待て待て、おめえの方がおかしいからな!?強すぎるだろ!?てかユニークスキルって何!?」
お互いのステータスを並べて表示し、ノートのステータスを見て興奮するユリン。だがそれ以上にノートの方が興奮状態で問いかける。
「あ、それね、なんかゲットできた。PLをぶっ殺しまくってたら急に通知が来たの。えっとねぇ、〔戦舞・暗襲九斬双翼〕だって。消費MP10・クールタイム60秒で、高速で2回転しながらの斬撃9回。だから計18連撃。あとcritical率が1回ごとに上昇するんだって。加えて不意打ちか死角からの攻撃で威力が更に上がるから、分類は双剣と暗殺のスキルの融合版なのかな?あと18連撃全部成功すると、〔九末解放・闇〕っていう特殊なスキルが自動発動、1分間ノックバック無効・攻撃力強化だって」
「はぁ?そんなんもうチートじゃん。取得条件とか分からないのか?」
「うーん、思い返すと集団戦ばっかりで、回転しながらスキル使うと半自動で範囲攻撃できるからそれを繰り返してたかな?あと堕天使だから隠しパラメータがあるのかも」
「そうか、それはまた…………いや、おかしくはないのか。俺のネクロノミコンはやけにぶっ壊れ性能だと思ったが、見えてないだけでやっぱりユリンもぶっ壊れ性能なんだな」
「うん、堕天使はあらゆるパラメータが強化されてるからおかしくはないのかも。ノート兄の脚を引っ張るなんて絶対したくなかったから、ボクは嬉しいなぁ。で、それは置いといてさ、面白い死霊ってなに!?PL50以上ぶっ殺したからできるよね!?」
「いや、そんな簡単に置いといちゃダメだと…………あ、いや、なんでもないです。すぐやります」
ノートとしてはもう少し堕天使という種族を追求したかったが、召喚の話が出た瞬間、馬車の荷台から目をギラギラさせて乗り出す美女の姿が見えてしまった。ここで後回しにすればなにをしでかすか分からないバルバリッチャに、ノートは仕方なく折れた。
そして下準備のために初級マナポーションをがぶ飲みしMPを全回復させる。
「正直、ユニークスキルのあとだとインパクトが減るんだけどなぁ。(必要なのは、スケルトンの部位各一種ずつ・脳味噌系1つ……あ、待てよ、心臓系が一個あるからもっと上位でも大丈夫だな。なら追加でイヤリングの“風鼠の聴耳”・汚れた棍棒も入れて…………魂魄はPLの魂100、スケルトンの魂1つ。生贄は…………鍬と初級ポーション各種1個ずつ。そうだ、初級書記セットも突っ込んじまえ。これで生贄は上限達成か。触媒は勿論、ネクロノミコンだよな)…………よし、〈特殊下級死霊召喚・サーヴァントスケルトン〉!」
浮かび上がる魔法陣。紫色に発光すると、お決まりの演出で黒いタールのような物が発生…………の筈が、急にタールが金色に変化する。
「ノート兄、なんかいつもと違うよ!?」
「いや、ごめん。俺もなにが起きてるかわからん!通常の召喚で金色変化なんて知らんぞ!?」
興奮してぴょんぴょん跳ねるユリン。だがそれ以上にノートは困惑していた。
魔法陣が変質してから数秒、金の沼からズルりと何か這い出て金の沼は霧散する。
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特殊下級死霊・バトラーリッチ特・ユニーク
ランダム追加技能:代行
所持技能
・料理/給仕
・農業/錬金
・清掃/整備
・念話
・土魔法/水魔法/火魔法
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「ユニーク?なんで?いや、想像以上に素晴らしいのは確かなんだが」
『ほっほっほっほっ、お褒めに預かり光栄でございます御主人様。バトラーリッチが1人、御主人様の召喚に応じ馳せ参じましました』
現れたのは、ボロボロの執事服を着た銀色のスケルトン。しかしてフラフラと動くスケルトンと違い、背はピシッと伸び、眼窩の緑の光には知性を感じさせる。
何より脳内に響く老人の声は、間違いなく目の前のスケルトンが発した物だろうということは想像に難くない。
「お前のことはなんて呼べばいい?それともこっちで決めればいいのか?」
『勿論でございます。如何様にもお呼びくだいませ』
ペコリと頭を下げる動作はとても様になっていて、ノートは筋金入りの執事感(そんなものがあるかはノートもよくわからないが)をスケルトンから感じ取った。
「オッケー、じゃあ……タナトスで」
『畏まりました、では名を頂戴し、これより私めはタナトスと名乗らせていただきます』
狂戦士、女帝ときて執事。バルバリッチャに慣れてしまったせいで下手に出てくるタナトスに、ノートはなぜかやりづらさを感じてしまう。
「ほぅ、リッチの従者か!従者を用意するなど良き心がけだ。主人、やるではないか」
いつのまにか横にいて尊大な口調のバルバリッチャにしっくりきてしまうノート。バルバリッチャにかなり毒された自分を自覚し、ノートは苦笑する。
「タナトス、お前は農業などができるんだよな」
『はい、可能です』
「わかった。じゃあ錬金は?」
『専用のセットと素材があれば錬金出来ます。錬金ではポーションなどを錬成できますよ』
「オッケー、つまり素材を用意すればいいわけだ。他に必要な物はあるか?」
『清掃道具や整備用の道具が使用させていただけるなら、施設の機能向上や消耗品の在庫管理・整備が可能です』
「あっ、それならあるよ!商人から強奪した物の中に色々あった!」
明るい声で告げるユリン。ノートはうんうんと頷く。
「そうか、買えないなら奪えばいいのか。だったらお次は商人狩りだな」
ノートはポンと手をうつと、悪どい笑みを浮かべるのだった。
ノートも常識人の皮をかぶってますけど結構ゲスです。
ロバの皮をかぶったライオンタイプです。
解説
『ステータス(これこそかなり今更)』
ステータスについて補足を行います
名前→プレイヤーネーム。プライバシーモードなどにしておくとフレンド以外には名前が[UNKNOWN]表示になります。プライバシーモードでないと、ダンジョンを踏破したり偉業を成し遂げた際にワールドアナウンスで名前が公表されます。実はこのワールドアナウンス、プレイヤーにただ名前が広がるだけでなくNPCに対する隠しパラメータの『名声』か『悪名』が上昇する効果があります
『名声』は善性の強化、『悪名』は悪性の強化を促し、イベントフラグを立てやすくします。
種族→デフォルトでは人間。特殊な条件を満たすと変化することも?ただし人間はもっとも偏りがないので色々な楽しみ方ができる種族ゆえに変える必要性は高くない
ランク→1違うだけでも相当の開きがでる。御存知の方は察していると思いますが、超人気某ダンジョン小説を完全に参考にしています。ただひたすらにゴブリンを殴っててもランクはあがりません。
【パラメータ評価値】
アルファベットは『最低出力値』と『最大出力値』の中間値と『標準出力値』を基準にした出力レベルを表しています。。
ランクが上がるたびにまず全てのパラメータがIにリセットされ、成長するほどH、G、F、E、D、C、B、A、Sと階級が上がっていきます。
車で例えるとアクセルを軽く踏んだ時に1秒で到達するスピードが『標準出力値』。
ベタふみ最高速の状態が『最大出力値』です。このランクが上がれば戦闘モードになった時に発揮できるパワーが上昇します。数値で示していないのは参考値の意味合いが強いからです。
学生時代、握力とか立ち幅跳びとかしたと思います。けど、人間は常に同じような結果を出すわけではありません。状況に応じて力の出しやすい日や、出しにくい状況もあります。人体のパラメータは固定値で表すことが出来ないのです。
一方で評価レベルの中には数値の幅があります。Iは0~100、Hは101~200、Gは201~300って感じです。ある程度余裕があります。んで、戦闘時に平均して出る出力値が240程度前後みたいな感じだと、ランク評価はGになります。
じゃあランクは何が違うの?っていうと、パラメータの成長が車に於けるそれぞれのパーツをカスタマイズしていく感じなら、ランクアップは新しい車に買い替えた感じです。すべてが一気にパワーアップするんです。
ただ、エンジンを重点的にカスタマイズしてたり、車体をカスタマイズしていたりすると、そのノウハウはちゃんと引き継がれて新しい車でも直ぐにカスタマイズできるようになります。なのでできるだけ高いパラメータの状態で次のランクを上げた方か成長スピードも速まりますし、性能も上がります。頑張った分だけ持ち越しがあると思ってください。
なので同じランク10の筋力パラメータC同士が腕相撲をしても、戦士と魔法使いだと戦士の方が潜在持ち越し値があるため絶対に戦士が勝ちます。このシステムによりプレイヤーは自分のビルドに合わせてより肉体が最適化されていくのです。
性質→実はかなり重要な要素
正職業→上から順に優先的にその効果が発揮される。職業を反映するための“リソース”は主に魔物を狩ったりすることで貯まるので、序盤は3つ全てを埋めておかないほうが良かったり…………これはちゃんと公式ホームページにも明記されています。なのでこれが3つ埋まってるかどうかで相手が情報収集をどれくらいしているかもバレる可能性も。
もちろん理解したうえで設定しているので決めつけはよくありませんが。
副職業→こちらは正職業より生産向きの職業を設定する場所。リソースのメインは狩りではなく“生産活動”や“採取行動”。生産向きの職業を正職業に設定することは可能ですが、逆はできません。条件をみたすと副職業のスロットが増えることも……………………
HP→0になったらお陀仏
MP→スキル・魔法の発動にはMPを消費。MP管理は大切に
筋力→STR、または物理攻撃力。この数値が上がると筋力が上がるというより相対的に物が軽く感じやすくなる。ただ『ランク30で筋力Sなら鋼の剣も羽毛のように感じる』というわけではなく、そのプレイヤーが最も持ちやすい程度の重さに調整される。
体力→戦闘継続能力。この数値が低いと行動を重ねていくと体が重く感じるようになる。またMPの消費が激しくなったりする。とにかく色々と行動するべし。ALLFOに近道はない
敏捷→AGI。『Golden Pear』が最もこだわった部分。後々詳しく解説されるのでお待ちください
器用→クリティカル率や生産成功率などに関連。闇雲に武器を振るわず狙いを定めて使うことで鍛えられる
物耐→物理耐久力。サンドバックになれば手っ取り早く鍛えられるよ(無慈悲)
魔耐→魔法耐久力。魔法の的になれば手っ取り早く鍛えられるよ(無慈悲)
精神→魔法のコントロール能力、精神系状態異常への抵抗度合いなどに関連。地味に重要。ALLFOは特に精神系状態異常が多いのでこの数値は鍛えておくべし。
※他隠しパラメータ多数
称号→極めて重要。隠しパラメータにもガンガン影響する。称号は元から用意されたものと“AIがそのプレイを偉業に値すると判断し作成される”ものがある。