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一回でもいいからラブコメの主人公の気分を味わいたい
「スッゴいね!流石隆二君。」
と無邪気にはしゃいでいた。
「まぁとにかく買おうぜ。」
「うん!」
(なんかものスゲー疲れた。)
とりあえず菓子パンとお惣菜系のパンをあかりが買ってくれた。
「ゴメンなあかり今度ちゃんと返すから。」
「いいよ別に私が買ってあげたかったから!」
「いやーこれで何もないってのもな。」
「じゃ じゃあさ一緒にお昼食べてほしいなー。」
「おうそんなことだったらいいぞ。」
「えいいの?」
あかりも一応言ってみただけで普通に断られるかと思っていた何故ならこの世界の男は基本的女を嫌っている為女と一緒にご飯を食べることはほぼない。
「別にお昼奢ってもらったし一緒に食べるぐらいだったらお安いご用だよ。」
「じゃ じゃほんのちょっとだけ待っててすぐ戻ってくるから!」
「おう分かったてかどこで食べる?俺できるだけ教室は遠慮したいんだか。教室出るときとか視線がヤバかったからな、またあんなに見られると思うとまともに食べれん。
「じゃ屋上で食べない?あそこだったら多分人いないからさゆっくり食べれるよ!」
「分かったじゃ行こうぜ。」
「ちょっと待ってて隆二君まだ来たばっかりだから屋上への道わかんないでしょ?今から教室からお弁当取り行くからさ。」
「確かにな下手に動くよりかはマシかじゃここで待ってるよ。」
「うん!待っててねすぐに戻るから!」
と言い基本的に向かっていったあかりは陸上選手みたいな速さで消えていった。
(はえーなおい50m何秒だ?)
と思いながら待ってること10秒
「お待たせじゃ行こっか!」
と息をはぁはぁしながら戻ってきた。
「いやいや待って!おかしいだろいくら何でも早すぎだ!」
「そんなことないよそもそも隆二君を待たせる時点でおかしいよ?」
(えーそういうもんなか?)
「まぁいいやもたもたしてたら昼終わったまうからなじゃ行くか。」
「うん!じゃ着いてきて。」
と歩いてく2人7~8分歩いていくと屋上への扉があった、だが扉には立ち入り禁止と書いてある紙が張られていた。
「立ち入り禁止って書いてるけど大丈夫なのか?まず入れるのか?」
「大丈夫!私の知り合いにここの卒業生がいるんだけどその人によると鍵は壊れてて教師も来ないらしいから大丈夫だって。」
「そっかそれだったらゆっくり食えるなよしじゃ入るか。」
隆二が扉を開け屋上へ入っていった。
「おーいいねこういうの屋上で食べるのって憧れてたんだよね。」
(いやー前世でいた高校は屋上とかバッチリ鍵かかってたからな。てか俺今女子と2人だけで屋上で昼食べようとしてるじゃんしかも可愛いし!いやーこの世界最高だね!)
諸事情により明日から投稿するペースが遅くなります。ごめんなさい遅くても一週間に1話は投稿できます。




