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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、札を習う1

まだまだ先。なるほど確かにそうだった。こう言葉にされるとなんでこんなに焦っていたのか自分でも疑うほどに落ち着いてくる。さめたと言っても過言でもないかもしれない。


楽しみになりすぎてテンションが舞い上がって周りが見えてなかったのだろうからその点ではあの七光りをバカに出来ない所がある。


まさか同類だったなんて、これほど屈辱的なことはないだろう。


因みに七光りは先輩に当たるので失礼なことなのだが、この事に芽依は気づかないままなのであった。尊敬されるほどの人じゃないので仕方はないのだろうか?いや、そうではない。


皆が知っている出来る会長像をただ1人知らないまま残念なところだけを目撃した為に起こった不幸にも悲しい事件なのであった。


それはそうとして、いきなりやることを奪われた芽依は無性に何かをやりたくてうずうずとしていた。起こったやる気が使われなかったので今何かをしたいとふつふつとココロの中にその思いが沸き立っていたのだ。



それが原動力になった。時間がないと思い詰めた思考が、ゆとりをもって活性化し、そこにやる気と言う名の燃料を惜しむことなく投入していった結果、更なる名案を浮かばせようと思考が、暴走したのだ。


まぁ要はいつもの事でもある?もう2番等はまたかみたいな目で生暖かく見守っているのが現状だ。


と言う訳で次の日、露葉を捕まえて、お宅にお邪魔した。


私が露葉さんをつれだそうとしたことで、七光りは喜んだが、他の役員に、サボるな仕事をこなせとせっつかれていたので、この部屋においては最下層の地位なのだと私は知りたくない知識をまたひとつ増やしながら時雨家に向かった。


「まさか昨日の今日で来るとは思いませんでした」

「悪いね露葉さん。でも私でも覚えれるならやってみたくなってね」

「誘ったのは私なので何も言いませんが、ここまで食い付くとは予想外でした。」


そうだったんだ。もしかして冗談みたいなものだったのだろうか?


そんな感じで少し不安になりながらも、一緒にてくてくとあのお屋敷へと入っていった。


「ただいま戻りました」

「お帰り、それと久々だな友梨よ」

「今日は札について聞きに来たんだよ」

「ああ、聞いておる。本当は秘伝何だが、1番不出の秘伝を持ち歩くお前には教えても問題ないだろうな。」


やったねこれで私も札が使えるようになるんだね。目指せ陰陽師って感じかな、テンションも上がって来るねこれは


「まず始めにお前は札がどの様なものかどれだけ知ってるか?」

「四角い和紙に色々と描いて唱えたらその中に記されているものが出てくるんでしょ?」

「不正解、論外、破門クラスだな」

「そこまで間違ってるんですか?」

「歴代最低点を保持していると言えばわかるか?」


そんなに違うかったんだ。まぁもともとその系列に詳しい訳じゃないし、何なら今から学ぶところだって感じだしね


「よいか、札とはつまり結界術のひとつなのだ。あらゆるものから自分を守り、その害悪をとらえるモノ。それが札と言う物だ。」

「結界ってA.○.フィールドとかバリアとか?」

「まぁ概念的には間違ってはおらんが少し違う。結界とは自らに傷を負わせない為のもので、相手との間にズレを作り自らを護る、或いは閉じ込めるものであり、本質としてはどちらも自分を守る行為であるため、防御の物のように捉えられがちではあるな」


要は攻撃は最大の防御と言うわけだね。それぐらいの言葉なら知ってるからわざわざ長く話さなくても良かったのに。


「準備が出来ました。お爺様」

「そうか、では早速始めようかな。こやつはでなければ理解すらできんだろうからな。」

「ええ!...了解しました。」


今のしたっぱの奴のわざとらしい演技は私でもわかる。顔は覚えたからな、久々にイラッとする反応どうもありがとうございました。ご返答は後程させていただきたく思います。


(今の芽依ちゃんの心の声怖すぎるよ)

(しょうがないじゃない、2番の操作とはいえなじられたの私だし)

(しれっと俺のせいにしようとしてない?)

(...いったい何の事やら)


「で、お前が習いたいのは不安を誘発する札だな?」

「そうですね。しかしそれって結界としてはどの様な扱いになるのですか?」

「これは本来人払いの札を簡略化したものでな、害為すものを近づけない。お前の発想にわりかし近い部類のものだな。


なるほどね、これは面白そうだね。これを極めれば人払いが使えるってことだから...あれ?私って友達が欲しいのに人払いなんて覚えちゃって大丈夫何だろうか?


まぁいっか、こんな不思議覚えれる経験何てほとんど無いからね。


ああ、これはこれで楽しみ

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