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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、夏の暑さにだれます。

暑い。今の私達が思うことはその一言に尽きる

今はもう夏真っ盛り。蝉の声がうるさくなり響く午後の部室に私はぐでっと倒れていた。


「こんな暑い日が続く夏が何で毎年のように来るんだろうね」

「それが夏だからじゃない?」

「そんな勤勉に毎年来なくても良いのに」

「ならずっと冬とかならいいの?」

「それはそれでパス」

「...まぁ極端な温度変化が嫌い何だねきっと」


なんか変な納得された気もしなくもないが、まあいいだろう、それぐらいこの暑さの前には無意味である。


それにしてもこの暑さを何とかする画期的な方法は無いものか?クーラー何てついていないし、アイスだって置いてない。...まぁ冷蔵庫無いから直ぐ溶けるんだけどさ。


一体全体昔の人はこの暑い中をクーラー無しに生きていた何て凄いものだよね、何か秘訣でもあったのかな?


「ねぇ、4、5番は何か涼しく過ごす方法知らない?」

「簾をかけたり怪談を語ったりをして過ごしたね~」

「扇風機とか買ったらどうかね~」


成る程、怪談か。

それなら涼しく慣れそうだ。早速それっぽいビデオ(備品)を見ようと思う。

部屋を暗くしてパソコンに映した。


「芽依ちゃん何やってるの?」

「心霊系のビデオを見て涼しくなろうかと思ってね」

「まぁ無駄な努力を頑張ってね」

「無駄とは失礼な、多くの人が効果を認めて行っているんだよ?」

「本人(幽霊)と対話出来る人が怖がったりしないと思うけど...と言うか作り物感がまるわかりになって興醒めするだけなんじゃ」


...はっ!それは盲点だった。と言うか本当にその通りだよ、意味ないじゃん実際。


しょうがないので扇子(備品)で扇ぐか。

それにしても探せば色々あるもんだね、掃除する度に変わったものが見つかるのではなかろうか。


まぁでもやっぱり暑いわけで、少しだけビデオを見てみることにした。


内容的には恐怖映像特集みたいなので、その全てが画質が粗い。死かも殆どが顔っぽく見えるだのなんだのといった感じだった。そして、幽霊だ何だと騒いでいるその対象は、どうみても霊ではなかった。まぁ霊を知っているから違うと分かったのかもしれないけどね。


まぁ何だ、ものすごく興醒めした。なんかもう今度から見れなくなってきたよ、下らなすぎて


仕方がないので別の涼む方法を考えよう。何か無いものか...


「ねぇ芽依~、特にすることもないこの部屋にいる意味あるのかな~」

「ん?それはどういう...」

「だって運動部と違って~、練習もしないし人も来ないから意味ないかなって~」

「確かに言われて見れば何で毎日のようにこんな暑い中ここに来ているのだろう?」

「冷たいジュースを飲みに~、喫茶店に行きたいかな~」


成る程、それは悪くない考えだ。中はクーラーが効いてるし食べ物や飲み物もあるからゆっくり出来る。

残念ながらここで図書館に行く何て発想の人はいなかったのだ。そんな知的な過ごし方をする人はここにはいない。


そうと決まればいざ喫茶店へ

「いらっしゃいませ、一名様でよろしいですか?」

「うんそれで~、問題はないかな~」(in3番)


(乗っ取られた、財布持つかな?)

「まぁ何とかなるでしょ、最悪3番置いていけば良いし、働かせれば良いんだよ。」

(それって無線飲食の上営業妨害してない?多分人がめっきり減ると思うよ)

「うわー、凄く迷惑な客だねそれは」


「取り敢えずは~、メロンソーダとショートケーキ貰おうかな~」

「かしこまりました。」


気がつけば注文終わってた。今の所無茶な量頼んでないので良しとしよう。


それから二時間近くゆっくりして辺りが夕方になり、涼しくなってきたので家に向かって歩き出した。


「私は夕焼けって結構好きなんだけど皆はどう思う?」

「まぁ確かに夕焼けは綺麗で俺も好きだな!でも個人的には町よりも海でみる方が好きだな!」


成る程、確かに地平線へと沈んで行く太陽はなかなかに綺麗なものだ。


「私はやっぱり~、雪の日が好きかな~」

「やっぱり綺麗だから?」

「町が砂糖菓子のように真っ白になった景色を見ながら~、ぬくぬくと食べるケーキが格別に美味しいと思うかな~、」

「何て言うか、うんそれで納得出来るほどの説得力だね...」


流石は無類のスイーツ好き、発想が私とは全然違うね

「2番はどんな景色が好きなの?」

「そうだな、昔は台風とか来たら喜んでたけど今はなんだろね?」

「学校休みになるから?」

「概ねその通りだよ芽依ちゃん、まあ激しい雨風の音聞いてるとテンションが上がってさ」

「もしかしなくても~、お子さま何だと断言出来るかな~」

「全くもって仰せの通りだよ、今は強いて言えば虹がかかっているときかな」

「以外とメルヘンチックだね2番って」


同じ幽霊でも好みは色々違うんだ、と言うか元々人なんだから違って当然か。まぁ少なくともみんなの好みを聞く事が出来たので良かったとしよう。


ああ、今日はいい1日だった。


次回から神戸に行きます。

神戸ってどんなところかよく知らないから調べなきゃ。

何で知ってるところにしなかったのだろうか?

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