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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、本を得ます。後

「さて、それでは一つお前さんらの力を見せて貰おうかな」


え?いきなり何をいっているのですかねこの人は

ちょっとなに言ってるかわからないや


「そう不思議そうにせんでもいいだろう。何せ一応家の家宝を預ける訳なのだから力量ぐらいは知っておかないとな」


何だこの展開は?私は伝説の装備を手にいれに来たRPGの勇者か何かだったのだろうか、いや断じて違う。


「えっと、お爺様これは一体...」

露葉さんめっちゃ困ってるよ。多分予定外なんだろうなこの展開は


「なに、少し気になったまでよ。何せ一般人が霊を使う等初めてみたからな。そういう訳なので行くぞ」


そう言って庭に出ていった。

「お爺様が勝手で申し訳ありません」露葉さんは申し訳なさそうにそう言ってついていった。


仕方がないのでその後に続いて歩いていった。


「さっそく始めようか」

そう言って一冊の本を取り出した。


「えっと、これから何をすればいいんでしょうか?」

「お前さんに今から本を貸すので、それを使って今から出すものを封じて見せろ。」

なんという無茶振りだろうか、そんなのムリだと思います。

せめて説明書プリーズ。


「ほれ」と無造作に渡される本、まぁ最悪負けても大丈夫だと信じて頑張るしかなさそうだね。そうでないと心折れちゃうからね


「では行くぞ、こやつを封じよ」

そう言って出てきたのは、鬼と呼ぶにふさわしい者だった。


怖すぎでしょ、あんなの勝てないムリムリ、あっちに行かないかな?なんて思っていたら、私と鬼を囲むように結界みたいなの張っていやがった。


そして、遂に鬼と目と目があった。

2メートル近くある巨体がゆっくりとこちらに迫ってくる。距離は約10メートルしか離れてない。


「1番2番両足押さえて4、5番は両手を押さえて」

取り敢えず動きを止めよう、でないと考える時間すらない


「任せとけ芽依ちゃん、これ止めればいいんだろ?」


さて、鬼の様子はどうなったかな?

見事に止まっているね、まぁ仕方がそうなるのはわかっていたけどさ。


なぜなら、幽霊には特殊な能力がある。まぁ悪魔などもあるんだが、言ってみれば種族特性みたいなのだ。

死神が魂を集める事が出来るようなものだと思ってもらえればいい。

まぁその能力だが、一つは物理無効、そしてもう一つは金縛りだ。


因みに鬼はどうみても物理一辺特化みたいなのだからそもそもダメージが無いので安心である。


「次は3番穴掘って、頭が入るぐらいに。その後にひっくり返して埋めちゃってね。」


幽霊達は言われた通りに仕事をこなしていく。

さて、問題は私だ。


この本の使い方がいまいちわからない。この栞を相手に当ててその後本に挟むみたいなことをすればいいのかな?

露葉さんがしようとしてたのは多分そんな感じだろう


私は栞を片手に鬼へと近づき、そして当てた。

イメージはモン◯ターボールだ。

まぁ勝手な想像なので、詳しい原理はわからないけど、あの当てたらしまえて、その後使役できる素敵仕様のタイプである。


さしずめ、栞=モンス◯ーボールで本=ボックスである。

そんなわけで何回かぶつけていると、やっと栞に収まった。

しまった、マス◯ーボール仕様にしとけば良かった。


その時結界が消えて神雷さんが近寄ってきた。

「なかなかやるの、そこまで出来るとは驚きだった。まぁ年寄りのちょっとしたおふざけだ。笑って許してくれ」


「出てこい鬼」

そう私が言うと、鬼が栞から出てきて私の前にたった。


「なぜ鬼を解放したのだ?」

「何、ちょっとした子供のおふざけですよ」(in2番)


「自分も攻撃を受けるぞ?すぐにしまえ」

「あのお爺さんに攻撃して」


そう言うと、鬼は神雷に向かって歩いていった。

「言うことを聞かせられるとは一体何をした?まぁよい、その程度封じてしまえば済むことだ」


神雷さんは本を持って直接鬼を殴りに行った。

栞を使わずに直接だ。多分それ本が痛むから栞作ったんじゃないかな?とか思いながらみていると、お爺さんから驚きの声が上がった。


「何故封印出来ない、この程度の鬼ごときが!」

お、驚いてるね。

実はこのイメージにはもう一つ素敵仕様が含まれているのだ。

それは相手にモンスターをとられないというゲームの仕様を使った物だ。あのトレーナーに弾かれるお馴染みのやつである。


基本的に封印は術者が優先されるので、本物のそれこそこの本を作った人ぐらいでなければ基本奪われないのである。


「えっと友梨さん、怒っているのはわかりますが今回はこの辺にしといて貰ってもいいですか?」

困ったような顔で露葉さんがそう言った。


そして、気がついていなかったがいつの間にか沢山の人がこの光景を見ていた。多分この家に住んでいる人達だろう。


多くの視線に耐えられない私はすぐに「攻撃やめ、戻っていいよ」そう言って栞を鬼に向けると、鬼は吸い込まれていった。

とても緊張する、この人の多さは慣れないね


私はリアル鬼ごっこをしていた神雷さんの元に近づいた。

「お前さんはなかなかのデタラメだな。普通使役なぞしないし考えもしないぞ」

「そうなの?ほら前鬼とか後鬼とか...」

「あんなのは一握りの天才だけが使役出来るのだ、そもそもどれだけ苦労すると思っておるのだ」


そんなこと言われても、イメージとか国民的アニメからだし

「それに何だあの倒しかたは、押さえつけて栞を押しつけるだけとか舐めとるのかと言いたいぐらいだ」

「え?押さえつけて栞を当てるんじゃないの?露葉さんはそうやってたからそうなんだと」


「まぁええは、その本はお前さんにくれてやろう。くれぐれも大切にするんだぞ」


まぁもらえたので良しとしよう。


ああ、いきなりの戦闘は心臓に悪い。








実は幽霊にも悪魔などのように能力があるのでした。

この金縛りがあったから、相手を持ち上げて暴れされることなく空中で振り回したり出来るのです。

まぁ地味なんですけどね

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