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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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1番デート(夜)

2日連続投稿です。

明日も可能なら出したいとは思っていますがどうなることやら。

辺りはすっかりと変わり、だんだんと空が赤黒くなっていった。

現在私がいるのは街の景色が見渡せるレストランだ。

と言っても別にこのショッピングセンターのレストランは最上階に集中しているので、ほとんどの店からいい景色が一望出来る。


因みに六階建て+屋上で、この時間になると屋上は閉まるので、実質ここが1番いい景色なのだ。


付近には高くても四階位の高さの建物しかない。

少し遠くには電波塔もあるが、東京のような大きなものではない。


そんなことはおいといて、取り敢えず今はご飯を食べよう。

コーヒーショップ以来何も食べてないからもうお腹がぺこぺこなのだ。


今日の晩ごはんはハンバーグだ。

熱々の鉄板の上に乗ったふわふわとした食感のハンバーグ。

中にはトロッと溶けたチーズが入っている。


うん、とても美味しい。

窓の外にいる1番をちらっと見ると、なにやら恨めしそうに見ていた。


多分味が伝わったのだろう。

好物だからね、肉料理。

まぁ仲良くやっているようで良かった良かった。


それにしてもこれからどうしようか?

だんだんと閉まって来る店も出てくるしこのショッピングセンター自体も8時には閉まってしまう。

一体何処に行くのか確認出来たら楽なんだけどな


まぁあの二人についてけばいいや。

「あ、ライスおかわりでお願いします」(in2番)

さぁ面倒な事は忘れて食事に専念するとしよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


することがない。

今俺は芽依が食事をするからと言うことで、レストランのある辺りを漂っている。

まぁあきこが景色にご機嫌なのでいいとしよう。

正直苦手だと思ってしまうんだな!


「ねぇ~、ここの景色も案外いいじゃない~私気に入ったわ。」

「それは嬉しく思うんだな!俺はこの街が結構気に入ってるんだな!」

「あら~、それはとってもステキじゃない~お互いがお互いにこの街が好きだなんて運命感じるわ~」


こんなやり取りをただひたすら続けるなんてなかなかに厳しいんだな!

それにしても芽依は何を食べてるんだ?早くして欲しいんだな。


...む、この味は...ハンバーグなんだな!

ああ、溢れ出す肉汁。

くどくないデミグラスソースとトロッとしたチーズが相まって...旨すぎるんだな!何だか全てが報われたような気さえしてくるんだな!


俺は晴れ晴れとした気持ちになって辺りの新鮮な空気を吸い込んだ。何て爽やかなんだ!

それからゆっくりと辺りの景色を見渡した。

色とりどりの看板や道路を走る車がキラキラと光り、遠くには電波塔が光り輝いていた。

更に見渡すと、自分達が住む芽依の家がある辺りがうっすらと見えた。

そして、いきなりのアップなあきこに現実に突然引き戻された。


「どうしたのいっちゃん~、嬉しそうな顔をして」

「いや、好きな景色を誰かと共有したお蔭で、更に輝いて見えた気がしたんだな!」

「とってもロマンチックじゃない~」


何とか誤魔化せた。

それにしても芽依め、人が頑張っている時にのけ者で好物食べるとか泣くぞ俺!しかも意識を取り戻してしまったじゃないか。恨むぞ。


俺は少し目を吊り上げながら芽依のいる方を睨んだ。


「それにしてもあれね~、今日は1日楽しかったわね~」

「ん?さっきも言ったが10時まではいられるぞ?」

「そうはいってもやっぱり彼女を一人で夜遅くまで出歩かせる何て事は私にはできないわ。それに、十分満足しているわ。」

「それならばそれで良かったんだな!」


何だか釈然とはしないが終われるならそれでいいではないか。


そう言う訳で俺は芽依達と合流した。

「で?どうだったの。1番は上手くやったの?」

「ええ~、とってもステキな思い出になったわ」

「そう、それは良かった。で、これで依頼は達成ということでいいんだよね?」


そう私が聞いた瞬間にその場に新たな人物が現れた。

「いや~、やっと終わった。さて、魂戴くけど準備はいいかい?」

「蒼太兄、いきなり出てくるなよ」

「いや、だってここからは俺の仕事だし」

「...何処に蒼太さんが関わる理由があるの?」

「だって彼女にここを紹介したの俺だぜ?」

「押し付けただけの癖に~、偉そうにしないでほしいかな~」


俺は芽依の味方をするべきだろうか?それとも蒼太の味方をするべきだろうか?


「まぁそうよね、紹介したのは悪魔なんだしそれが順当よね」

「納得いきません。それじゃあ私達タダ働きじゃないですか」

「芽依ちゃんは満喫してただけだよね?」

「そこうるさい。」


確かにそれも一理あるか。うーん、やっぱり俺は芽依の味方をするべきなんだな!


「今回ばかりは蒼太が押し付けたんだからその時点で関わりは無いはずなんだな!」

「分が悪いな、これは仕方がないかな。」

「ええと、つまり私は何をすればいいの?」

「うん、やっぱりやめやめ、役に立ちそうな知識とかなさそうだし。そもそもこんな筋肉の塊がモテるとか考えてる時点で諦めても問題無かったは。」


「蒼太さん~、それはなかなかに酷いと思うかな~」

いいぞ3番もっとやれ。


「え?もしかして私はまた勘違いをしてたの?」

「まぁたしかにそれでモテるかどうかと言えば微妙かもしれないんだな」

「ならどうすればいいのか分からないわ。」

「この想いは世界を駆けるのヒロインみたいな感じにすればいいと思うんだな。」

「それならばわかりやすいわね。今日は楽しかったわ」


そう言って彼女は何処に飛び去っていった。


「1番、もしかして彼女が何処かに行って寂しい?」

「いや、そんなことは無いんだな。」

そう答えたが、俺は胸が空っぽになったかのように感じてしまったのだった。


ああ、今日は疲れたんだな。

今さらですが、

あきこの「~」は↑の発音になります。

3番は→の伸ばす感じに思って貰えたら嬉しいです。

果たしてあきこは新たな姿になって再登場するのか?それは未来の私のみが知っている。

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