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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、久々の平穏です2

前回は忙しかった為に設定を適当に出してしまいました。

この時期忙しいので、もしかしたらこういった事がまたあるかも知れませんが、忙しいんだな~位で受け流しといて下さい。

うーん、プリンの種類が多くて悩むな。

私は山本屋のプリンの入ったショーケースの前にいた。

ざっとみただけでも、カスタードプリンやチョコプリン、

抹茶プリン等が何種類も並んでいた。


「速く買おうよ芽依~、何をゆっくりしてるのさ~」

「いや、だってこんなにあったら悩むじゃん」

「何言ってるのさ~、限定新作を買いに来たんだよ~」


そうだった。

すっかり忘れてしまうほどに、ずらりと並んだプリンは圧巻で、普段ケーキ屋(プリン屋)に行く事のない私でも思わず魅入ってしまったのだ。


「あのすいません~、燃える太陽プリンはありますか~」(in3番)

珍しく3番に侵入させてしまった。

まぁ暴走したら2番辺りと協力して何とかしよう。


「ごめんなさいねぇ、実は今日の分は売り切れてしまってねぇ」

受付にいたおばさんに今日の分は無いことを知らされた。


「ええ、今日の分はもう無いんですか!」

そう言って3番は落ち込んでしまった。

orzの姿勢をショーケースの前でとっている。

でも出来るなら今すぐ私から出て、それからやって欲しい。

周りの人が凄くみているんだよ。


「ええと、明日の分の予約とかって出来ますかね」(in2番)

「予約ねぇ、うちではやってないからねぇ」

「それなら何時ぐらいまでなら余ってそうですか?」

「3時位までなら多分あるねぇ」


3番はショーケースの前で更にダメージを受けている。

だが私の体から出ていっているので気にしない。


因みに燃える太陽プリンなるものは、焼きプリンなのだそうだ。

何でもカボチャを使った焼きプリンで、甘いらしい。

この時期にカボチャってどうなのかと思ったが、別にあるところには在るらしい。


そんな太陽プリンだが、売り切れてしまった以上どうしようもない。

代わりに別なプリンを買って帰ることにしよう。


「すみません、ならオススメとかってありますかね?」

「オススメかい、うちのは全てがオススメだけどねぇ、まぁ強いて言えばこんなのかねぇ」


そう言って指を指したのは、何種類かあったカスタードプリンと抹茶プリンの一つずつ、一種類だけの焼きプリン(太陽は限定なのでノーカン)だった。


「ならこの焼きプリンとカスタードプリンを下さい。」

「お買い上げありがとうねぇ、お客さんカラメルの苦さはどのぐらいにしますかねぇ」

「へぇそんなのが選べるんですか」

「うちのこだわりだねぇ、美味しいものをお客さんの好みにあわせて販売するのがねぇ」


「3番、どのぐらいにする?」(私)

「ん~、両方苦めでいいかな~」

「そうなの?てっきり苦手なのかと」

「市販のプッチンプリンみたいな甘いのは好きだよ、でもやっぱりこういったお店で買うならそれは苦め一択でしょう。

何故ならこの普段味わえない甘味の中に.........」


何かスイッチ入ったっぽい。

もう放置しとこう、今迷惑でなければそれでいいや。


「苦めでお願いします。」(2番)

「お客さん誰と話してたんだい、電話かねぇ。後代金は2つで756円だねぇ。」


危なかった、ここは人前なんだから気を付けなくちゃ。

と言うか、2番がくっついてる状態なら念話みたいなのは出来んじゃん。乗っ取られた衝撃が強すぎて忘れてた。


にしても少し高いと思ってしまうのは、私がコンビニでしか買わないからなのだろうか?

まぁ財布の中身を見ると800円あるのでギリギリ足りたので良かった。


「ご来店ありがとうねぇ、またよろしくねぇ。」

そう言われながら、私は山本屋を後にした。


「それにしても残念だったね。太陽プリン売って無くて」

「まぁその代わり~、プリンを2つ買ってくれたからいいよ~」

「どっちか一つだよ?一つは私用」

「芽依は結局どっちも~、味わえるよね~」

「それは3番もでしょ?」

「そんなの食べた気が~、しないんだよね~」

「私も同じだから、だから一つは私が食べる。」


「そんなにケンカするならそのプリンは俺と後輩が食べるんだな!」

「それは私に~、ケンカを売っているのかな~」

「ケンカを止める為に仕方なくだな菓子娘!」

「その呼び方は~、了承しかねるかな~」


心なしか3番の声に憤りを感じる

「いや、ちょっと先輩!?ケンカ売らないで下さいよ。

と言うか巻き込まないで下さいよ、菓子関係では怖いんだから。」


2番は苦労しそうな感じだね、最初は1番の暴れん坊だったのに今では苦労性か、大変だね。


まぁ何はともあれ彼らがなか良さそうで本当に良かったよ。

私は、4、5番と並んで楽しそうにはしゃいでいる彼らを見ながら微笑んでいた。


「いやいや、芽依ちゃん何子供を見守る母親のような微笑ましい感じのものをみるような目をこっちに向けているんだよ、助けてよ」


「いやー、今日も平和だなって思ってさ。最近妙なことでバタバタしていたからこんな平和なのもいいなって思ってね」


「だから助けてよ、俺割と関係無いよね、先輩が勝手に言っただけだよね?」

「頑張れ後輩!俺は応援してるぞ!」

「おい、元凶足る先輩じゃなくてどうしてこっちに来るんだよ」

「ずっと芽依に取り憑けて~、更に私からプリンまで奪うと言うのかな~」

「だからとばっちりだって、ねぇ誰か見てないで助けてよ!」

そんなこんなで今日も平和に過ぎていくのだった。


ああ、何かこういったほのぼのはいいね。



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