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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
27/102

私、初めての体育祭です。5

最近一気に冷え込んできて、コタツが欲しいと思う今日この頃です。

さて、色々あった体育祭だが、もう終盤に差し掛かっていた。

組体操やら騎馬戦等で、点数が動き回り予想以上の接戦になっていた。

他学年の騎馬戦とかより気合いが違ったからね。

まぁ総合点数で結果は決まるので出来れば他学年にも気合いを入れて欲しいんだけどね。


まぁここまで話して何が言いたいかというと、他でもない

私の最後の種目で勝敗が決定してしまうと言う事だ。

何ていうかプレッシャーが重いよ。


「さぁお待ちかね、今年の生徒会種目を発表するぞ!」

そう言って出てきたのは七光り会長だった。

名前なんだっけ?まぁいいか。

「今回の種目は水鉄砲合戦だ!」

今年の勝負内容は水鉄砲合戦だった。

濡れたら色がつくベストみたいなのを着てやり合うのである。


因みにルールは、

・8割濡れたら失格。

・水鉄砲以外で攻撃(ボトル投げるとか)は失格。

・残った色の組に加点。

・一対一で試合をする。

・決められた範囲から出たり、隣の試合の妨害をしてはならない。

等々だった。

最後のやつは、グラウンドを4分割しては戦うので、別の所の範囲に入らないようにと言った事である。

尚、参加者は雨ガッパが支給されるが観客は濡れたらお疲れと言った所である。


そんな説明と共に試合開始である。

今回はズルが余り使えない。

水爆弾出来るから勝てたのに。

まぁそれでも有利なのは変わり無いけどね、だって上から行動が見えるからね。


今回のこの種目には、水鉄砲が三種類用意されていた。

一つ目は威力の高い大きなやつだ。

二つ目は威力が減った分飛距離が長い細いやつだ。

三つ目はthe水鉄砲と言った小さいヤツが二つセットだ。


私が選んだのは二つ目のやつだ。

理由は上から動きが見えるので狙い易そうな物にしたからだ。


最初の試合は、2年が相手だ。

一つ目の奴を装備して。

当たったら一発アウトだね。

私は遮蔽物(生徒会の用意したもの)に隠れながら相手の様子を(上から)確認していた。

気分はドローンでの偵察である。


相手は正面から撃ってくるが、まぁ遮蔽物のお蔭で当たらない。


「いや~、遮蔽物様々だね。あんなん当たったらワンパンされるから無理じゃん。」

「いや、当てられないなら水が尽きて補給している間を狙えばいいんじゃない?」

「成る程ね、まぁそれもありか。」

「それしか道がないからな!...て、上に向けて狙っているぞ、何処狙う気なんだ?」

「山なりに撃ってくる気なんじゃないかな?」


私は取り敢えず別の遮蔽物に、隠れながら移動した。

その直後、さっきまでいた所に水が降ってきた。


「いよっしゃ!」そんな声をあげながら立ち上がった

先輩を立ち上がって撃って倒した。

先輩はどうしてそっちにいるんだとばかりに呆けた顔をしながら去って言った。


一応全ての敵の組が倒れた時点でこの種目は終わるのだが、

まぁ結果的にはどっこいどっこいだった。

その次の試合では、敵の姿を目で確認してから(カモフラージュの為)上に向かって打って勝った。


さて、ここまである程度順調に勝ち進んでいる私だが、

一つ予想外の事があった。

それは金剛さんと次の試合で当たることである。

なんだったらいたことすら気づかなかったので、

私はとても焦っていた。


「まさかここまで生き残ってくるとはな!さぁ、親友同士の対決といこうか!」

「ふふふ、私に勝とうなんて百年早いよ。」(in2番)


そうやって始まった試合だったけど、はっきり言って次元が違う。

あの人見てから避けるから当てられないのだ。かといって水平では当たらないしでどうしようもないのである。

武器はあの威力の高い奴を持っている、と言うかそれ以外を持つのが私だけ何だが。


「友梨、お前の実力はそんなものか!念力か何かでも使って来たらどうだ!」

「いや、それってアウトじゃない?明らかに水鉄砲以外での攻撃...あ、そうか。水鉄砲使えば良いのか。」


ジェスチャーで副会長に水鉄砲使わせる事を伝えたら頷いたので多分セーフだろう。


なので、小さい水鉄砲を持って貰って突撃させた。

一人(2番)以外の四人がそれぞれ持っているので、計八丁の水鉄砲が迫って行った。


これには流石にビックリしたのか必死に逃げ出していく金剛さん。

それを上からの水で妨害する私。

他の3コートの人は皆止まってこの試合を見ていた。


そして追いたてて撃っていた私に向かって、反撃とばかりに

苦し紛れに撃って来た。

勿論避けられるはずもなく私は水を浴びて失格。

因みに金剛さんはギリギリセーフだったので惜しかった。


結果としては、赤組が勝ったが、私はあれだけやって負けたのだから釈然としなかった。


そんなこんなで色々あった合戦だったけれども、

一つ言えることは、チートはダメって事だね。

試合の後金剛さんからは「いや、あれはヒヤヒヤしたな!」

と言われたが、それで勝っていくのだから流石である。


まぁ結局最終的には赤組の勝ちなので、良かった。

金剛さんの負けた理由はいたって簡単だった。

うっかりベストを交換しないまま戦い、普通に失格となった。

ただそれだけである。


そして、総合優勝として赤組が勝ったのは言うまでもなく、これからの授業が楽になった事を喜ぶ友梨だった。


ああ、これ以上なく疲れた。

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