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エリーとの話

空港で捕まった俺は、急に体が重くなったので、こっそりステータスを表示する。

ステータスは、オール1で、スキルは横に封印と表示されていた。

収納も封印されたようで、角や牙が空港の床にばらまかれた。


「この素材は、押収しますね。」


警察の収納持ちの人がすぐにぶちまけられた素材を回収した。


「あなたにこのまま自由に帰ってもらうのは中国側に角が立つんですよ。」


こうして、俺の勾留は決まったのだった。

リンは、俺に対しての詐欺行為で、勾留となっていた。

俺は、手錠を初めてつけられたが、あまり良いものではなかったと思っている。

正直もう二度とつけたくない。


留置所での初めての夜。

あまり落ち着かなかったがなんとか寝た。



朝起きると、留置所でなく、見知らぬ家の天井だった。

とりあえず動かずにいると部屋がノックされる。

ノックに対しての返答に困っている俺をよそにドアが開く。


「起きた?」

エリーだった。

俺は、混乱する頭を動かして聞く。


「どうして俺はここにいるんだ?」


「私のスキル千里眼で見つけて召喚のスキルで呼んだの。一緒にダンジョン攻略したいと思ってね。」

俺は警察に捕まってたんだけどなあ…。


それから、何故かバーベキューをしようと誘われ、ちょうどお腹が減っていたので、肉をこれでもかといただいた。


「美味しかった。なんの肉?」


「普通の肉よ。オークやドラゴンの肉じゃないから気にせず食べて!」


食後にはコーヒーも出してくれた。

俺はそれを飲みながら、目的のダンジョンについて聞いた。


「アメリカ本土最大の軍基地、フォート・リバティ。開放ダンジョン化しているこの基地を攻略するのが今回の仕事よ。攻略が上手く行ったら、あなたのこと日本の政府に良く言ってくれるそうよ。もちろん、私の誘いを断らないよね?」


「…わかった。一緒に行こう。」


「じゃあ、さっそく行きましょうか?」




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