長野での暮らし
長野に引っ越しても、俺の生活は変わらない。
今は、引っ越した家の近くのC級ダンジョンに潜っている。
日本家屋の中のような畳のような模様の床のダンジョンだ。
スキルポイントは、かなり余っていたので、自衛隊をやめたことで心機一転して、鑑定、収納(大)、地形把握(大)をそれぞれ1000ポイントで獲得した。
鑑定は、便利でダンジョンを鑑定すると、罠の有無まで、わかってしまう。
そして、今、潜っているダンジョンには罠がない。
だから、潜ろうと思ったのだが、どうやら罠がないかわりにモンスターがかなり強いようだった。
1階層から、強すぎて、レベル54の俺の強者のいかくが全く効かないオーガが、歩き回っていた。
オーガは、基本ステータスも高いが、スキル鬼のオーラ(極小)は、スタミナを消費して、攻撃と防御を大幅に上げる。
毒霧で、状態異常の状態にしても苦戦する相手たちだった。
物理打撃ダメージ半減が入っているのに、殴られるとかなり痛い。
毒霧、ヘビにらみ、ドレイン全てを使って戦い、少しずつ先に進んでいった。
ちなみに、シルは、オーガ1体倒すにも、ダメージ量が大きく、回復にかなり時間がかかるので、途中で攻略リタイアとなった。
2ヶ月かかって、10階層までたどり着く。
10階層まで、オーガ一種類だけだった。
モンスターハウスも何とかクリアした。
10階層のボス部屋は、鑑定するとオーガムシャというモンスターがボスででてくるらしいことがわかった。
スキルまでは、鑑定出来ないが、ムシャというくらいだから、剣を使うのだろう。
斬撃耐性と剣術のスキルはあった方がよさそうだ。
斬撃耐性(極小)500ポイント
剣術(極小)500ポイント
高い…。
しかし、強者の見極めもかなりジリジリとする感覚で、今のままだとオーガムシャの相手は、かなり危ない気がした。
俺はいったんc級ダンジョンを中断して、引越し先の村に戻った。
現在、レベルは61。
しっかり前には進めている。
焦らず行こう。
俺は、C級ダンジョン中断中に、長野の別のD級のダンジョンに挑戦することにした。
少し気分転換のために、モンスターの少ないダンジョンを教えてもらい、諏訪湖ダンジョンを目指す。
諏訪湖ダンジョンは、砂漠層と吹雪層が交互になっているダンジョンだった。
俺はステータスポイント500で、熱耐性(中)と冷耐性(中)をとり、挑戦していく。
地形把握(大)はこのダンジョンでも、とても役に立った。
10階層にモンスターハウスはなく、ボスはゴーレムだった。
熱線のスキルは熱耐性がないと火傷ではすまなかっただろう。
服の方はボロボロになった。
11階層から20階層はさらに暑さと寒さが増していたようだった。
20階層のボスはミイラドラゴンだった。
ゴーレムは一軒家くらいの大きさだったが、ミイラドラゴンは、小学校くらいの大きさだった。
タツマキ(極小)のスキルを使ってきたが、使うモンスターの大きさが大きいので、タツマキというよりも災害を目の前にしている気分になる。
ミイラドラゴンは、毒霧も睡眠霧もヘビにらみも効かなかった。
強者のいかくも知力が無いに等しく効かなかった。
最終的に浮遊術で、上空から頭の上に移動して、タツマキの中心地で水魔法と熱線を当て続けて倒した。
半日近くかかるボス戦だったが、意外と安全なボスだったと思う。
ダンジョンクリアした後は、諏訪湖の湖岸にある同系統のダンジョンを6つ攻略した。
クリアスキルは、鷹の目。
視力が良くなり、意識すると、遠くの山の鳥まで見えるようになった。
ダンジョンポイントは、15170ポイントになった。
ボス宝箱の1つからミスリルの盾も手に入れた。




