表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/27

第4話:種族について

 机の上に置かれていた衣類に着替える。寝間着だと思われる衣類も置かれていたが、そのままにしておく。次に机の上に複数置かれている書物の一冊を手に取り椅子に座って本を開き目を走らせていく。


書物を読み始め、どれほどの時間が経ったのだろうか。やっと、一冊読み終わり書物を閉じて窓に視線を向けると夕暮れ時だったので、思っていたよりも書物を読んでいた事に驚く。


刀夜が読んでいた書物に書かれていた内容をまとめるとこんな感じだ。


 書物に書かれてい事を大きくまとめると、現在自分が居る国についてと周辺国家についてと通貨について書かれていた。


 まず、現在俺が居る国についてだが、国の名前はイグニスト王国と言う。


 イグニスト王国は大国という訳では無い。国土の大きさは大国と呼ばれる国の平均的な国土の七割くらいの大きさらしい。だが、他国に比べて国土がとても豊かなのだと言う。


 それだけではなく、イグニスト王国は軍事国家とも呼ばれており、その名の通り軍事に秀でており、大国の一般的な兵よりも練度が高く個人の実力も高いみたいだ。何故、兵の練度が高く個人の実力も高いのかと言うと、それはイグニスト王国には強い魔物が多く生息していることが原因だ。


 イグニスト王国には落雷の森のような魔境と呼ばれている場所がいくつか存在する。だが、ほとんどの国には魔境と呼ばれている場所は存在しない。


 イグニスト王国にはいくつか、魔境と呼ばれている場所が存在する事によって自然と兵の練度が高くなり、兵個人の実力も高くなっているという訳だ。


 そんなイグニスト王国の隣国はパルーラ王国、ミューズ王国、ヒューズ公国の3カ国がイグニスト王国の隣国だ。


 イグニス王国を含む4カ国は貿易などを盛んにしており、良い関係を築いているようだ。


 貿易をしている他にも、3年に一度だが、4カ国の内の何処かの国で合同の軍事練習が行われているらしい。その事から、非常に良い関係である事が分かる。


 次に通貨についてだが、どうやらほぼ全ての国が同じ通貨を使っているらしい。



 銅貨が百枚で大銅貨。


 大銅貨が十枚で銀貨。


 銀貨が十枚で大銀貨。


 大銀貨が十枚で金貨。


 金貨が十枚で大金貨。


 大金貨が十枚で白銀貨。


 白銀貨が十枚で白金貨。


 白金貨が百枚で黒貨。



 という感じだ。


 書物の内容をまとめるとこんな感じだ。


 そして、今更だが、書物に書かれていた文字は日本語ではなかった。俺が見た事もない文字で書かれていたが、何故か読むことが出来たので、助かった。


書物を読み終わり、背伸びをしていると扉がコンコンとノックされる。


 なんだ? と思いながら口を開く。


「どうぞ」


 俺がそう言うとゆっくりと扉が開く。


「失礼致します」


 そう言いながら、ゼルバさんが料理を載せたワゴンを運びながら入ってくる。


「刀夜様。お食事を持って参りました」


 ゼルバさんは机の空いているスペースに料理を置いていく。


 机はそこそこ広いので、料理を置くスペースはあった。


 ゼルバさんは机の上に料理を置き終わる。


「しばらくしましたら、取りに参りますので」


 そう言い一礼して扉に向かい「失礼致します」と言い部屋から出て行く。


 俺は置かれている料理に目を向ける。


 先程から、美味しそうな匂いが漂って来るので置かれているナイフとフォークを手に取り、何の肉かはわからないが、美味しそうな匂いがしているステーキを切り分けてフォークで刺し口に運ぶ。


 切り分けたステーキを口に入れるとこれまで食べたステーキの中でも、一番美味しいと思えるくらい美味しかった。ただ、調味料が使われてなかったので、調味料を使っていればもっと美味しくなったと思う。


 そのステーキの他にも、スープ、サラダ、飲み物が置いてある。


 俺は30分程の時間を掛けて全て食べ終わる。感想を言わせてもらうとステーキ以外はあまり美味しくなかった。多分だが、調味料の類いが少ないのかもしれない。


素材は良いのになぁー。勿体ないなぁー。と思う。



 食べ終わったので、次の書物を読む為に書物に手を伸ばそうとした時、扉がコンコンとノックされる。


「失礼致します」


 そう言いながらゼルバさんが入ってくる。


「そろそろ、食べ終わった頃合かと思い、参りました」


「ちょうど食べ終わったので持って行って下さい」


「かしこまりました」


 ゼルバさんは食器をワゴンに載せて部屋から出ていく。


 部屋から出ていく時に「失礼致します」と言い一礼し、部屋から出ていく。


 ゼルバさんが部屋を出て行くのを確認して書物に手を伸ばす。


 書物を手に持ち書物を開き目を走らせる。


 この書物は種族について書かれていた。


 この世界には複数の種族が存在するみたいだ。


 人族、獣人族、エルフ族、ダークエルフ族、ドワーフ族、精霊族、巨人族、魔族、魔人族、龍族、悪魔族、天使族、堕天使族などの多種多様な種族が存在する。今、挙げた種族の他にも種族は存在する。


 人族は人種の中でも特徴が無いことが特徴な種族。


 基本的に人、と言えば彼らのことを示す。


 平均寿命は60年程。



 獣人族はいくつもの種族をまとめられている。


 例へば、狼人族や兎人族などをまとめて獣人族と呼ばれている。


 獣人族は基本的に身体能力が高いが、魔力が少ないと言う欠点をもつ。


 獣人族は人族に獣の耳や尻尾が生えたような外見をしている。


 好戦的な性格をしている者が多い。


 平均寿命は130年程。



 エルフ族は森の民と呼ばれる人種。


 争い事を嫌うと同時に非常に閉鎖的な種族。


 森の奥など自然の多い秘境などに集落を作り狩りをしながら暮らしている者がほとんどだ。


 とても数が少ない、少数種族である。


 美しく若々しい外見を持つ。基本的に金髪か緑髪で蒼眼か翡翠眼をしている。


 肌が白い、そして女性は貧乳で、長く尖った耳が特徴。


 プライドが高い。


 弓や魔法の扱いに長けている。


 平均寿命が2000年程。



 ダークエルフ族は容姿は、ほぼエルフと同じだが銀髪で銀眼か赤眼をしており、肌の色が褐色をしている。


 非常に閉鎖的な種族


 とても数が少ない、少数種族である。


 エルフと違い豊満な肉体をしている。


 プライドが高い。


 平均寿命が2000年程。



 ドワーフ族は鍛冶を得意として職人気質の気難しい人が多い。


 酒と喧嘩が大好き。


 男性はずんぐりむっくりな身体をしている。


 女性は身長が低く見た目だけで判断するのだとしたら、幼女だ。


 平均寿命は2000年程。



 精霊族を見えるほ者が少ない。


 階級が高い精霊であれば、誰でも見えるようになる。ただし、見えなくさせることも出来る。


 魔法に長けている。


 精霊族が使える精霊魔法を使うことができる。


 他種族と契約して契約者は精霊魔法が使えるようになる。


 詳しい事は分かっていない。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 巨人族はその名の通り、身体が大きく低くても4メートル以上はある。


 一度怒ると我を忘れ暴れ回るが、普段は気さくな性格をしている。


 身体能力が高い。


 魔法は苦手だが、使えないこともない。


 とても数が少ない。


 平均寿命は500年程。



 魔族は獣人族と同じく、いくつもの種族をまとめて魔族と呼ばれている。


 吸血鬼族や淫魔族が有名。


 性格は温和な者もいるが、プライドが高い者のほうが多く居る。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 魔人族は魔物から進化し人種と同じくらいの知性を持った者の事をまとめて魔人族と呼ばれている。


 詳しい事はわかっていない。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 龍族については全くわかっていない。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 悪魔族には階級が存在する。


 下から


 下級悪魔(レッサーデーモン)

 上位悪魔(グレーターデーモン)

 上位魔将(アークデーモン)

 悪魔皇(デーモンロード)

 悪魔神(デーモンゴッド)


 という感じだ。


 ほとんどの悪魔が下級悪魔レッサーデーモンで稀に上位悪魔グレーターデーモンが現れる。


 上位悪魔グレーターデーモン以上の悪魔はほとんど居ない。


 悪魔が生まれる方法は三つある。


 一つ目は魔素溜りから生まれてくる悪魔。


 二つ目は怨念などの負の感情から生まれてくる悪魔。


 三つ目は人為的に作られた悪魔。


 一つ目から産まれてくる悪魔は上位悪魔(グレーターデーモン)以上の悪魔が生まれてくる。だが、生まれてくるのは、そのほとんどが上位悪魔グレーターデーモンである。


 二つ目は怨念などの負の感情が強ければ強いほど階級が高い悪魔が生まれてくる。だが、生まれてくるのは、そのほとんどが下級悪魔レッサーデーモンである。


 三つ目は上位魔将アークデーモン以上の階級の悪魔が悪魔族以外の種族を眷属にした時に生まれてくる。眷属にされる者の実力によって悪魔になった時の階級が変わってくる。また、悪魔側の階級によっても変わってくる。


 上位魔将以上の悪魔には二つの姿があると言われている。それは、個体によって姿は変わるらしい。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 天使族については全くわかっていない。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。



 堕天使族については全くわかっていない。


 長寿と呼ばれているが、どれ程の寿命なのか分かっていない。


 と言うのが、二冊目の書物の内容だ。



 二冊目の書物を読み終わり、窓を見るともう暗くなっていたので、考えることを後にして今日は寝る事にしたのだった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


面白い! また読みたい! など思っていただけた方はブックマークと評価お願いします!


誤字脱字が多いいと思いますので誤字報告で教えて貰えれば嬉しいです。


アドバイスなど、してくれるととてもありがたいです。アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。



この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。

もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えて貰えれば嬉しいです。


スキルや武器などの特殊効果も教えていただければ嬉しいです。その際はどの様な能力かも教えていただければ助かります。


これからもこの作品をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 貧乳、巨乳の記述はいらないかな
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ