↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/27

第25話:終結

「……なっ!……」


悪魔の驚きの声が木霊する。


腕を庇いながら刀夜から離れようとする悪魔に追撃を放つ。


「これで終わりだ! 『霹靂神(はたたがみ)流…弐ノ型…霹靂乱舞(へきれきらんぶ)』」


絶え間ない連撃を悪魔に浴びせる。それも、全て身体の急所と呼べる場所に。


悪魔は何とか反撃をしようとするが絶え間ない連撃に加え急所への攻撃の為、受け手に回るしかなく。それでも、全てを防げるわけではなかった。


「……グッハァ……」


絶え間ない連撃が終わると一呼吸する事が出来たが、呼吸をする前に吐血し仰向けになって倒れている。


「……まさか、これ程とは……」


「よく喋れるな。そんな状態で」


「……これでも、我は悪魔だ、なめてもらっては困るぞ……」


「そうかい。悪魔ってのはここまで人間離れしているとは思わなかったよ」


「……お主も我とおなじ悪魔だろうに。まさか、我が同じ上位魔将(アークデーモン)に殺られるとは……」


「それは少し違うぞ」


「……ぬっ? それのなにが違うというのだ?……」


「俺は上位魔将(アークデーモン)じゃなく悪魔皇(デーモンロード)だ」


「……なっ!……」


驚いた様子の悪魔だが、すぐに冷静になり問い掛けてくる。


「……それは有り得ん……」


「事実だ」


「……お主が悪魔皇(デーモンロード)の訳が無い……」


「いや、事実だ」


「……では、なにゆえお主はそこまで弱い……」


その言葉が胸に突き刺さるかのような衝撃を受けるが、怒気が混じった声音で問い掛ける刀夜。


「何が言いた」


底冷えするような声音で言い放つ刀夜に平然と事実だけを述べるかのように答える悪魔。


「……我は上位魔将(アークデーモン)の中でもトップとまでは言わずともそれに近い実力はあるつもりだ。だが、悪魔皇(デーモンロード)は我より遥かな強い。だが、お主は我と互角といったところじゃろ?」


「それが事実ならば、確かに俺は弱い。だが、これでも悪魔皇(デーモンロード)だ。まぁ、お前に信じて貰おうとは思わん、これから死にゆくんだ。信じて貰わなくても構わん」


「……ふむ。確かにその通りだ。だが、今のお前では他の悪魔に利用されて終わるのが目に見えておる。それでだ、どうだ? 我はお主の下僕にするのは……」


「はっ? 今更、命乞いか?」


「……いいや、それは違う……」


断固違うと目で訴えかけてくる。


「……面白いと感じたのだ。お主がこれこらどう生きどう成長し、これから来るであろう困難にどう立ち向かうのか。ただ、それが見たくなっただけの事……」


「本気で言っているのか?」


「……これまでどの悪魔皇(デーモンロード)からの誘いも断った我が嘘を吐くとでも?……」


「断ったかどうかは知らんが」


「……では、ひとつ聞くがお主には我を倒せる程の強者が仲間に居るか……」


「いいや、いない」


「……やはりな。お主以外の悪魔皇(デーモンロード)には少なくとも上位魔将(アークデーモン)を1人従えておるだけでなく、百以上の悪魔を従えている……」


どんどん追い込まれているのは気のせいだろうか。それに、もし他の悪魔皇(デーモンロード)が攻めてくれば、確実に負けるのは前に見えている。だが、この悪魔が仲間になれば少なくとも現状よりは勝算が出るのも確か。だが、裏切らないとも限らない。


悪魔が内心を見透かしたように言う。


「……我は裏切るつもりなぞない。お主がどういう結末を迎えようと我は見届けるつもりだ……」


「はぁー、分かったよ。でもさ、その状態からどうするんだよ」


悪魔の状態を簡単に説明するのであれば手足がない状態である。


「……魔力がある程度戻り次第、すぐに戻るぞ……」


うわぁー、マジか。悪魔やべぇー。まっ、俺も悪魔なんだけどね。


「ってもなぁー、お前をこのままここにおいて置くと面倒事になるしなぁー。っても、連れていくにも無理があるわけで」


「……ふむ。なら、しばし身を隠すというのはどうだ?……」


「動けるのか?」


「……元通りに戻るのが遅くなるが無理ではない……」


「そうか、ならそうしてくれ」


「……では、主よ。元通りに次第、主の元に現れるとしよう……」


「そうしてくれ。あとくれぐれも逃げるなよ」


「……うむ。わかっておる。ではの……」


忽然と姿を消す悪魔。


「この後どうするかなぁー」


しっーんと静まり返った場所にそう木霊するのだった。




最後まで読んでいただきありがとうございます。


面白い! また読みたい! など思っていただけた方はブックマークと評価お願いします!


誤字脱字が多いいと思いますので誤字報告で教えて貰えれば嬉しいです。


アドバイスなど、してくれるととてもありがたいです。アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。



この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。

もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えて貰えれば嬉しいです。


スキルや武器などの特殊効果も教えていただければ嬉しいです。その際はどの様な能力かも教えていただければ助かります。


これからもこの作品をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。