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冒険者になれなかった俺はダンジョン清掃員になったが、本当に価値があるのはゴミの方でした  作者: DLW


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第4話 布の上の魔法陣 その4

メダカの水槽を居間のテーブルにおいてみる。

空気を入れるポンプの電源をポータブルバッテリーから電源に切り替えて、上からぱらぱらとごはんをあげた。中にいた「めだか」はすぐに水面へと寄ってきて、愛らしい姿でごはんを食べ始める。

「・・・・かわいいな・・・・」

しばらく見つめていたが、やるとことやらねば


ばあちゃん家から持ってきた刺繍図案を取り出しひとつづつ見る。

全部の図案が魔方陣の効果があるわけではないらしい。

正直に言うと、俺は刺繍にかんしてはド素人なのである。

なので、たぶんばあちゃんの裁縫箱には刺繍針も入っているとおもうし、多少、刺繍糸もありそうだが、刺し方がわからん。携帯で初心者用の動画とかで見様見真似でやってみてもいいのだが、教本のようなものがあれば・・・・

図案を見ながら、俺はうとうとしてしまい、そのまま寝落ちしてしまった。


翌日 本日は休日

とりあえず、図書館にきてみた。

刺繍初心者向けの本とかあるだろ?と。

ハンドメイドコーナーがあり、当然刺繍の本もあった。

何冊か棚から引き出し、見てみる。一気にモニター画面がでてきて軽く酔う。

本から目を離すと、いくつか引き抜いた本の内、数冊が発光している。。。。

「初心者の為の刺繍」「今日から始める刺し子1・2・3」


・・・・「鑑定」ってこういうことも鑑定にはいるのか?

あいかわらずでたらめなスキルだと思いながら、その2冊を借りた。

帰りがけ「みまつや」により練習用の刺繍糸等を購入する。

「平ちゃんが刺繍なんてめずらしいね~」今日は店長がいなくバイトの子だったが俺の素性はばれている。

「そうだね~なんか布でつくるのもいいんだけど、個性?だしたくて」

「あーわかるわかるー」

バイトの子はそういうと店の奥から刺繍キットを出してきた。

売り物じゃないからあげる。といわれたが、店長不在なのでそうもいかない。

とりあえず取り置きしてもらって後日また店にくることにした。


帰り際、なんかちょっとゆっくりしたくて「スナーバックドロップ」通称「スナバ」という喫茶店へ入る。

アイスコーヒーを注文し、席で借りてきた刺繍本を眺める。

読み進めると、だんだん裁縫欲が湧いてくる。うぉ~~今日は帰ったらこいつで遊ぶぞ~


そう思っていると、なにやら外が騒がしい。

ふと窓を見ると、黒のスーツを来たヒューマノイドが見慣れたヒューマノイドを数人ひきつれて歩いていた。

こんな庶民的ば場所にヒューマノイドとはめずらしい。。。特に黒スーツのヒューマノイドは全身が黄金のヒューマノイドだった。


うわっ派手。


つい目で追っていると、ふいにその黄金のヒューマノイドが俺を見てウインクした。


は?


だが、そのまま通りを横切ってヒューマノイドの集団は過ぎ去っていく。

・・・・単なる偶然だよな。

びっくりして、ついアイスコーヒーのストローが口に張り付いたまま茫然としてしまった


紙ストローは早くプラストローになってほしい派です

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