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人生の意味論  作者: いのうげんてん
3章 生 殖
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[2]相互作用

[2]相互作用


 相互作用とは、陽陰の二性が互いに相対する位置に立った時、相互に作用し合うことをいい、その相互作用によって両者は合体するのです。


 例えば、物理学に おける万有引力を例にとると、二つの物体が相対する位置に立った場合、各質量の積に比例し、その物体間の距離の二乗に反比例する引力が生じ、互いに引き合います。


 また、生殖における精子と卵子は、相対する位置に立つと互いに力を作用し合い、合体して受精します。この受精の際には、ある特殊な物質が卵子から分泌されて精子を引き寄せるのだという説もあります。


 また、海に住む非常に多くの動物は、海水中に放卵放精をするので、各種の動物の卵子と精子が混じる機会が多いにもかかわらず、一つの動物の精子は同一種の動物の卵子にしか入らないといいます。


 これからもわかるように、二性が相対する位置に立った時に初めて、相互作用が起こるのです。


 愛は、人間の心情の相互作用です。愛し合えば、愛の力が生じ、それにより両者は接近し一体となろうとするのです。



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