第68話 いらっしゃいませ
~富士山山頂付近~
エリカ「ここを登れば…いよいよ…山頂ね」
アーク「ああそうだ…富士山の山頂だ!!」
タヌ助「山頂でおにぎりを食べたいぜ!!」
ディーナ「でも…良く簡単に富士山を登れますよねぇ…私たち…富士山…標高3776.12 mで…日本最高峰の独立峰を…」
アーク「そりゃあ…これ架空の話だしな…現実なら…そうはいかないだろ?」
エリカ「とんだ…メタ発言ね…」
タヌ助「もうオイラつっこまねえぞ!!」
すると…
*「いらっしゃいませ」
アーク「…見間違いか?商人がいるなんて…」
タヌ助「幻覚かよ……?」
アーク「こんなとこで商売してるのかって…」
*「あのー…見間違いじゃありません…私は店主です一部の界隈では紅生姜とよばれているんですよ」
エリカ「赤い服着てるから紅生姜…」
ディーナ「おいしそう…」
エリカ「ディーナ…その紅生姜じゃないわ…食べれないわよ!!イワシタでもないし!!」
ディーナ「でもさ店主さん…こんな所に…買い物しに来る人っているの?」
店主「まあその点に関しては…私たちはいろいろな所に出没しますからねぇ…」
アーク「へぇ…じゃあさ…どんなのなんだ?」
店主「例えば…赤緑の兄弟髭…世界を作り替えた男達…騒々しいイタチを連れた男…最強でアルティメイトなお爺さん…厄災の勇者…臆病な船乗り…ござる女剣士…鋭い情報屋…ギルドマスター…ご偉い雰囲気の黒服四人組…自由翻弄といい加減を兼ね備えた男…そして…商人そろばん戦士などですね!!」
タヌ助「なんだかさ…一個だけ悪口混じってたような気がするけど…」
エリカ「そこに…突っ込むのはなんか…野暮よ…」
タヌ助「野暮なのか…」
アーク「なあ店主さんよ…所で…超保存の壺って知ってるかい?」
店主「保存の壺は聞いたり見たりすることあるけど…そんなのは見たことも…聞いたこともないねぇ?」
アーク「そうか……それは残念だ……(持っていることは黙っとこう…何されるか…わかんないし…な)」
店主「ただね…最近噂で聞いたんだけど…富士山山頂には恐ろしい化け物がいるらしいんだよ…どうもこうも…」
アーク「へえ~そうなんだな…」
ディーナ「これって…スクープかも……」
タヌ助「ガクガクブルブル…」
エリカ「ガクガクブルブルって…声であらわすものなの…?」
タヌ助「だってさ…オイラ怖くて…震えが止まらねぇ!!」
エリカ「じゃあ落ち着いて…それだけで…楽になるわ…」
タヌ助「マジか!!…じゃあ落ち着くぞ…あ…気持ちが楽になったぞ!!」
アーク「んじゃ…富士山頂に向かいますか…」




