プロローグ1
`異世界転移`
空想やファンタジーの中だけの話だと今まで思っていた。
今さっきまで・・・・・・
それは何気ない日常であった、いつも通り登校しいつも通り教室に入りいつも通り机に座りそして寝た
「いやいやいや、学校来てすぐ寝るとかおかしいでしょ!ちゃんと睡眠とってないの!?」
いきなりこんなキチガイナ「キチガイじゃないよ!!」・・・突っ込みをしてくる女子を僕は知らない「ひどい!!」こんなスラッとして美人で教室に来てすぐ寝る僕に声をかけてくれる優しい女の子「いや~、それほどでも」・・・失礼この図々しさで思い出した僕は彼女を知っている。
「図々しいって何!というかキチガイってクラスメイトにい言う台詞」
「ぼくの社交辞令を思いっきり肯定したあげく睡眠妨害を行う女子が図々しくかつキチガイじゃないといえるのか?」
「・・・図々しいとは認めるけどキチガイじゃない!!それを言ったら学校来てすぐ寝る君は何!!大戦を生き残った少年!それとも万年0の劣等小学生!!」
「きさま!彼を馬鹿にするな!彼は端から見て甘えん坊のだめ人間だが仲間や友達をしっかりと大事にする心優しき少年だぞ!あと一回まぐれで百点を取った豪傑だぞ!」
「今関係ないよね!というかどんだけ彼に対して過大評価してんの!」
失礼な僕は彼に偏見を抱いている彼女を論破しただけだ。
そんな目の前の彼女は話題を変えるように一拍おいてまた話し始めた
「とりあえず、学校来てすぐ寝るのはやめなよ、授業態度悪くて先生に目えつけられるよ」
「安心しろ、もうつけられてる」
「安心できないよね!なんでそんな胸を張っていえるの!」
「授業は寝ながら聞いてるしテストではかなり高得点をだしてる、だから何の心配も要らない」
僕のテストの点数はいえないが学年順位の上の方をちょろちょろしてるとおもってほしい、ちなみにベスト20には入ってはいない
「はあー、もういいやでもちゃんと起きててよね、後で先生に小言を言われる身にもなってよね。」
そんな風にため息をはかれながら説教を受けていると後ろから声をかけられた
「大変だな実亜姉、こまもあんまり困らせないでくれよ。」
「大河・・。」
「姉ちゃんは確かに図々しいけどさ、ちゃんとみんなのことを考えて行動しているんだから、こまもあんまり困らせると俺みたいに爪で引っ掻かれるぞ、それと心労で姉ちゃんがはげちまう。」
「ちょっと図々しいって何!あんたもそう思ってたの!てか引っ掻きもしないしはげもしないわよ!!」
そういえばこいつら姉弟だったなと思い今喧嘩をしている彼らを見て考えていた、
橘 実亜、橘 大河こいつらは全然似ていない双子だ
姉 実亜はスラッとした黒髪ロングの女の子
身長は160ほどあり男女ともに人気のあるこのクラスの委員長だ
弟 大河は一言で言えばイケメン、身長175の細マッチョ
女子に多大な人気がありファンクラブもあるらしい
普通ならそんだけのイケメン、男子の嫉妬の対象になるのだがこいつはそんなことにはならないなぜなら
「それより大河課題やってきたの?」
「うっ!」
「まさか・・」
「ごめん!こま、姉ちゃん写させて!」
「この!おバカ!!」
そうこいつは“バカ”なのである
こいつはスポーツはできるがそれだけ、勉学の方はからっきしでだめなのである忘れっぽく頭ではなく体で考える生き物なのだ
しかも
「バスケとサッカーと空手と剣道の試合の助っ人を頼まれたんだ!いきなりだったから終わった後体力切れで・・」
「ペース配分を考える前に助っ人受けすぎ!それで課題やってないとか本末転倒でしょ!!」
性格もお人好しなのでまず頼みを断らない、しかも何をやってもできるので後輩や先輩からも頼られるイケメンなのだ
「そういえばこま、どうしてそんなに眠そうなんだ?」
「ちょっと?!まだ話は終わってないわよ! まあでもそうね、今日は一段と眠そうね大神君」
さてここで俺の名前を大神こまと思う人がいるだろう、だが全然違う俺の名前は大神 社、社と書いて“やしろ”と読むなぜこまと呼ばれているかというとこの大神 社という名が狛犬を連想させるからだそうだ
ちなみに言い始めたのは大河だ
「いや別にただ昨日課題が終わってから何もやることがなくなったからちょっと本を読んでいたら28時をまわってな」
「いやそれ自業自得だよね?」
いつもの光景そしていつもの一日が始まる
はずだった。
「ん?」
ふいに外が暗くなり窓の近くの生徒が静かに騒ぎ出した
「あれ?急に暗く?」
「どうした?」
「今日は快晴のはずだろ!?」
それは小さな変化だった実亜も大河も「変だな-?」といっていた僕も「天気予報が外れたか?」ぐらいの認識だった、しかしその直後
ゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!ーーーーー
いきなり大きな地鳴りが起こった。




