表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/55

20話 文明、文化の調査

アマチ家のララ・ゴランです。


部屋や廊下などには『照明』があって、スイッチというものを押すと、拳大の白い球体が明るく輝きます。魔法の『ライト』みたいなものですね。中には魔素ではなく電気が流れているようです。

この電気が、この世界の文明を支えています。その代わり魔法はありません。


電気は電線を媒体にして、至る所に届けられて、多くの電気機器が動いているらしいです。

照明の他に、調理器や、冷暖房機、映像装置、音声装置などいろいろあります。便利ですね。

移民星からの望遠鏡や、地上に探索モニタを下して、間接的に見たものとは異なり、実体験は楽しいです。多くの電気機器が生活に調和しているのがうかがわれます。


ホーソン星は、電子物理の世界です。移民星は魔素と魔法の世界です。



「ヤクゾウさん。これは何をするものですか? 」


「あぁ、それは携帯電話というもの、離れた人と会話したり、情報を見るものだよ」


「ちょっと、使って見せてよ」


ヤクゾウが画面を触ると、(ぷつっ、ぷつっ)と音がする。


「ああぁ、もしもし。おれヤクゾウ。ちょっとテスト会話だよ。用事はないよ!」


『用事がないなら電話するな!私は忙しいの!』


と、携帯電話から、女の子の声が聞こえてきました。

ほおー。遠隔通話道具なのか。この世界は魔法がないので、この器具を使うようです。

ララは、魔法以外の文明を見るのは初めてなのですが、科学者ではないので細かなところに興味はありません。移民星でも同じような機能を持った魔法のアクセサリがあって、それを介した会話が成り立っています。


「ララちゃん、これから、携帯を買いに行こうか? 」母のミノリの声がした。


また迷子になられるのも困るので、と言うことらしい。



5日ほどして、アマチ家がお世話になっている役所に連れてゆかれました。

記憶喪失で出自がわからない、顔写真で世界に照会してみたそうですが、当然該当者が見つかるはずはありません。仮の住民登録をして、アマチ家預かりとなっております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ