トア(2)
お父様と東の演習場に来た
「トア」
「はい」
「私は初手から想像漫遊を使う。お前も遠慮なく使え」
「わかりました!では…いきます」
能力発動【音楽団】
〈効果〉歌詞を現実にする
持続時間:10分
「私の半径100メートルには空気は存在せず、私は空気の必要しない存在となる」
能力発動【想像漫遊】
〈効果〉物体、空間の形状、状態を自由に変え操る
〈対象〉空間
〈内容〉自分を中心とした1平方メートルを200平方メートルに拡張する
その瞬間空間が拡張されたあの能力はほぼ意味がなくなった
「なっ!」
「トアたしかにお前は強い能力を授かった、しかし経験が違うのだよ」
能力発動【想像漫遊】
〈対象〉足元の土
〈内容〉目の前の相手の拘束
ドカッ…音を立てながらトアは壁に押し付けられた
「やっぱり強いですね」
「当たり前だ、さっきも言ったが経験が違うのだ。他にもまだ能力に慣れてないだろう?」
「それはそうですが、擦り傷も無いのは残念ですね」
「それにお前の能力は家系の能力と同じく〔知識依存〕の能力だから…勉強を頑張るんだな」
そう言って能力を解除した。
これが元世界序列5位【万物之王】か今では一般人になったというのに…えげつないな
「さて…今日は特に何もないだろう?」
「はい、何もないので寝る予定です」
「お母さんといっしょに勉強してきなさい。お前の能力とお母さんの能力は相性がいいからな」
………スー
能力発動【音楽団】
「私は誰にもみられず、誰にも気づかれずまるで空気の様な存在感私は誰にも縛られず空を海を地を自由に駆け回る」
そう言って逃げようとした
能力発動【想像漫遊】
〈対象〉空間
〈内容〉この屋敷全体の周囲に空気の結界の作成
ガッ…痛い?見えない壁?
後ろから人が歩いてくる…ザッザッ
「トア…行くぞ」
その後服の襟を掴まれ連行された




