兎美之一葵(1)
私兎美之一葵はハーバルド帝国に
滞在していた。
神聖ニルメア教国の大司教「兎美之和」と司教「兎美之華」の娘だ。
今では各国で、【大罪の征服者】とか【大罪の暴帝】
などと言われていたが、本来は聖と同じように
【美徳の支配者】と呼ばれていたんだがね。
能力も「七つの美徳」だったし一旦それは置いといて
私はね本来この国でニルメア教を拡める信徒だった。
こちらに来てから数年がたったある日。
犯罪者によって教会と各司教達の家も燃やされた。
消火を試みたが、当時「七つの美徳」を理解してなく熟練度もない私には消火が出来なかった。
私は無力を感じたよ。頼られ守るはずの者が何も出来なかったんだから。
何もできず火事に気づかなかった者は燃え死に。
気づいたけど逃げ遅れたものは落ちてきたものに挟まれたり、煙を吸って死んだり。
父と母は気付かなかった私を守るために、屋根に挾まれ死んだ。
親の知り合いの家に行き、教国に帰れたけどもう私の居場所はなかった。
他の大司教には「君は誰なんだい?」
と言われたり、司教達には「ようやくか…」と言われた
その時私は、一つのことを思った。この世界には平等は無い…あるのは等しい【死】と各自が必ず得る【罪】の2つしかないのだと。
「あぁ、そうか…私には将来も未来何もないのか!
それなら壊れてしまえば良いんじゃないか?」
その時私の能力は…0*^=」<5・」………【七つの美徳】から【七つの大罪】
になった。




