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転生内親王は上医を目指す  作者: 佐藤庵
第82章 1928(大正13)年処暑~1929(大正14)年雨水
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表明

 1928(大正13)年9月2日日曜日午後1時、皇居内にある医療棟。

「皆様、お揃いになりましたか」

 兄が寝かされている医療棟の貴賓室前の廊下。侍医頭(じいのかみ)・佐藤恒丸(つねまる)先生の問いかけに、

「ええ」

迪宮(みちのみや)さまが一同を代表するような形で答える。ここに集められたのは、節子(さだこ)さまと栽仁(たねひと)殿下、そして梨花会の面々だ。皇居の近くに自宅が無い人も多いから、全員集まるのには時間がかかると思ったのだけれど、皆、1時間足らずの間に医療棟に現れた。漏れ聞こえた話を総合すると、皇居の近くに自宅が無い人は、兄の病状の急変に備え、皇居近くにある自身の関係先に昨晩から待機していたようだ。集まった面々の疲労の色の濃い顔は、一様に強張っていた。

「陛下……皆様、参集されました」

 貴賓室のドアをノックし、中に向かって言上した佐藤先生の向こうから、

「ありがとう。皆を入れて、お前は下がっていてくれ。人払いを頼む」

兄の声が聞こえた。昨日聞いた声と、全く変わりはない。「どうぞ」という佐藤先生の言葉を受け、迪宮さまと節子さまを先頭にして、私たちは貴賓室に足を踏み入れた。

 ベッドの上に白い寝間着を着て座っている兄の表情は、存外明るかった。パッと見た感じ、服が変わっていること以外は、発病前と何ら変わるところはない。けれど……兄の左足は動かない。

 兄のベッドの周りに皆が立つ。貴賓室、と言っても、そんなに広くない部屋なので、集められた全員が入ると圧迫感を覚える。ベッドを囲んで三重にできた人垣の、1番後ろの列に私が立つと、

「おい、梨花、なぜそんなに後ろにいる」

兄の声が私に飛んだ。

「俺の近くに来い」

「こ……ここでいいよ」

 私が首を横に振ると、

「まったく、手のかかる……」

兄は少し顔をしかめ、「栽仁」と私の夫の名を呼んだ。

「梨花を俺のそばまで連れて来い。少なくとも、義兄上(あにうえ)のそばにはいてもらわねば。皇族なのだからな」

 夫は兄の命令に「はい」と応じると、掴んでいた私の左手を引っ張って前へと歩かせる。最前列、兄のすぐそばまで来てしまった私は、半歩下がって夫の陰に隠れた。

「天皇陛下、ご体調はいかがですか?!」

 強張った顔のまま尋ねた原さんに、

「昨日と変わらないな。左足は動かないし、感覚もない」

と兄は答えると、

「それより、呼んだ者は全員いるのか?」

鋭い声で一同に向かって訊いた。

「はい、お父様(おもうさま)、全員います」

 迪宮さまの言葉に「そうか」と満足げに頷くと、

「皆、心配させてすまない」

兄は先ほどとは打って変わって穏やかな声で言った。

「夜を徹した者も多いだろう。皆、体調を崩していないか?」

「いいえ!」

 兄の懸念を、原さんが即座に打ち消す。「天皇陛下がご快癒なさるよう、この原、身命を賭して神仏に祈って……」

「そこまでしなくていい。お前の身体も大事だ」

 原さんの答えに苦笑いした兄は、そのまま、遠くを見るような目つきになると、

「……そろそろ、潮時だな」

呟くように言う。そして、最前列にいる迪宮さまに視線を移すと、

裕仁(ひろひと)、お前に天皇の位を譲る」

穏やかな口調で言って、微笑んだ。

「なっ?!」

「何ですと……?!」

 兄の発言に、貴賓室の中を驚きが駆け抜ける。

「お待ちください、陛下!どうしてそうなるのですか?!」

 枢密顧問官の伊藤さんが、血相を変えて兄に叫ぶ。

「陛下、お考え直しを!皇太子殿下はご優秀であらせられますが、陛下は我が国始まって以来、最も素晴らしい聖天子とこの原は考えております!これしきの病が何でありましょうや!陛下はまだまだ、(まつりごと)がおできになります!」

 兄を心底慕っている原さんは、両目に涙をためて兄に訴えた。

「納得できません、お父様(おもうさま)!」

 そして、“天皇の位を譲る”と言われた迪宮さまも、猛然と兄に反対した。

「僕は未熟者です!それに、梨花叔母さまがお父様(おもうさま)を助ければ、今のお父様(おもうさま)でも天皇の職務はこなせるはず!ですから、僕に天皇の位を譲るなど、おっしゃらないでください!」

(私のせいだ……)

 迪宮さまの声を遠くに聞きながら、私はうつむいた。私が兄を病から守れなかったから、兄は迪宮さまに譲位するしかなくなってしまったのだ。

「裕仁、お前は自分に対する評価が正しくできていない」

 穏やかに迪宮さまに応える兄の声も、やはり遠くから聞こえる気がする。

「お前は既に、天皇にふさわしい政治的な見識と判断力を持っている。困難に打ち勝つ精神力も持ち合わせている。そうなるように、ここにいる爺たちが裕仁を鍛えたし、俺も爺たちに及ばずながら、裕仁を鍛えたつもりだ。だから、もっと自信を持て」

 迪宮さまは無言で下を向く。そんな迪宮さまに、

「それに、今の俺は、政治はできるかもしれないが、天皇としてやらなければならないのにできないことが2つあるのだ」

兄は優しく、教え諭すように言った。

「1つは、観兵式に出席したり、特別大演習を統裁したりすることだ。観兵式や特別大演習では、馬に乗る必要がある。左足の自由がきかないこの身体では、元のように馬を操ることは難しいだろうな」

 兄の言葉に、山本権兵衛国軍大臣が最敬礼する。栽仁殿下や私の義父の有栖川宮(ありすがわのみや)威仁(たけひと)親王殿下、現役軍人である山本航空中佐・堀海兵中佐・山下歩兵中佐、軍人経験者の大山さん・西郷さん・児玉さん、更には伊藤さんや黒田さんなどの総理大臣経験者が一斉にうつむいた。兄の言う通り、年始や天長節、特別大演習の時に行われる観兵式では、天皇は総理大臣とともに馬に乗り、参加将兵を閲兵する。また、特別大演習では、天皇は総理大臣と一緒に、馬に乗って演習地各地を視察する。馬に指示を出す時に足は使うから、確かに、左下肢が麻痺した状態では、以前と同じように馬に乗ることはできない。

「もう1つは祭祀だ。この身体では、所作通りの動きができない。正座をするのも難しい」

 貴賓室にいる全員が、沈黙する。迪宮さまは難しい顔をして、下を向いたままだった。

「皆も聞いたと思うが、わたし……いや、俺がこのような病気になった原因として、心房細動という不整脈が一時的に起こって、血の塊を作り、それが脳の血管を塞いだ可能性があるということだ。今は、不整脈は治まっているがな。そして不整脈が出たら、薬で止めればいいと言うが、梨花が俺の脈を取って不整脈を感知した時、俺には不整脈の症状が全くなかった。つまり、不整脈の症状がない以上、不整脈が出るたびに薬を飲んで不整脈を治すことはできない……いつ不整脈のせいで、脳梗塞を起こすか分からないということだ。今回は左足だけで済んだが、今度起こったら、もっとひどい脳梗塞になるかもしれない。死ぬこともあるかもな」

 ここまで一気に喋った兄は、「水をくれないか」と左右を見回しながら頼む。脇の机にあった水の入ったコップを節子さまがすかさず差し出すと、兄はむせることなく中身を飲み干した。

「……俺が天皇のままで死ねば、世間は大騒ぎになる。それはお父様(おもうさま)大喪儀(たいそうぎ)の時に、身に染みて分かっている」

 水を飲み終わった兄は、穏やかな調子で言う。

「俺の大喪儀で、国民生活に大きな影響は出したくない。だから、他人より死ぬ確率が高いこの健康状態で、天皇の位にいることはできない。それにな……“史実”で俺は、今の時期には、とっくに死んでいるのだ」

(?!)

 穏やかな声で放り込まれた爆弾のような一言に、貴賓室の空気が凍り付いた。

「嘘でしょう、嘉仁(よしひと)さま?!」

 “史実”での兄の寿命について何も知らされていない節子さまが、縋るように兄に叫ぶ。そんな節子さまに「本当だよ、節子」と優しく答えると、

「“史実”でお父様(おもうさま)が崩御なさったのは、明治45年……1912年の7月29日。これは俺がお父様(おもうさま)から直接聞いた。お父様(おもうさま)は、斎藤参謀本部長から聞いたとおっしゃっていたが」

兄は穏やかな調子で続ける。斎藤さんが恐縮したように頭を下げた。

「そして、俺は即位するが、数年経つと、天皇としての職務を果たせないほどに体調を崩す。そのため、裕仁が俺の摂政に立った。その正確な時期は分からないが……“史実”の虎ノ門事件、1923年の帝国議会通常会の開院式の日に起こった皇族の襲撃事件。あの襲撃対象になったのは、東伏見宮(ひがしふしみのみや)ではなくて、既に摂政に立っていた裕仁だろう。だから、その時には、“史実”の俺は統治能力を失っていたわけだ」

「何を仰せられますか!」

 原さんが顔を真っ赤にして叫ぶ。「“史実”の虎ノ門事件の時も、陛下は立派に(まつりごと)を見そなわされ……」

「そして、俺が死んだのは、1926年……。“史実”で言う大正15年の年末だ。1926年12月25日の、日付が変わったころ……それが“史実”で俺が死んだ時だ。違うか、梨花?」

 原さんの言葉を無視して喋った兄は、穏やかな視線を私に向ける。兄だけではない。迪宮さまが、大山さんが、原さんが、伊藤さんが、そして、節子さまが……兄のベッドの周りにいる人全員が、縋るような目で私を見つめていた。“言ってくれるな”……節子さま以外の梨花会の皆も、栽仁殿下も、私にそう言いたいのだろう。……けれど私には、兄を守るという役目を果たせなかった役立たずの私には、兄に嘘をつき続ける資格はもうない。私は無言のまま、兄に向かって首を縦に振った。

「別に、皆に怒っているわけではないのだ」

 絶望、不安、怒り、戸惑い……様々な感情を表情に出した自分の周りの人々に、兄は微笑して、落ち着かせるように言った。

「俺の身体のことを気遣って、俺を絶望させてはならないと考えて、皆は“史実”での俺の寿命のことを隠してくれたのだろう。皆のその気遣いが、優しさが、俺は嬉しかったのだ。だから俺も、“史実”での俺の寿命のことを知らないふりを続けていた。お父様(おもうさま)が生きていらした頃から、勘づいてはいたのだが」

(ああ……)

 やはり兄は、全てを知っていたのだ。けれど、兄は優しい人だから、私たちの気遣いを知っていて、自分の“史実”の寿命については知らないふりをしていたのだ。震災の直後、“史実”の虎ノ門事件が兄の身の上に降りかからないようにと、警備を固めて貴族院に行った後に私が感じたことは、気のせいではなかったのだ。私は、ただ兄の言葉を聞いていることしかできなかった。

「ここにはいない皇族たちや高官たちに根回しをしなければならないから、実際に裕仁に譲位できるのは、来年の春先かな。だからこの時の流れでの大正は14年……“史実”よりは短くなるが、“史実”よりは、少しはこの国をよくできたと思う。それは、ここにいる皆、そして今は鬼籍に入ってしまった梨花会の皆のおかげだ。そして、表には梨花、奥には節子がいて、俺を支えてくれた。梨花と節子がいたから、俺は今まで天皇をやってこられたのだ。天皇として思い残すことは、もうないよ」

 さっぱりとした表情で兄はこう言うと、迪宮さまをじっと見つめて、

「裕仁。天皇の位、継いでくれるか?」

と、穏やかな声で尋ねた。

「……かしこまりました」

 迪宮さまは両目にうっすら涙を浮かべ、絞り出すような声で返事をした。

お父様(おもうさま)がやっていらしたこと、どこまでやれるかは分かりませんが……」

「もっと自分を信じろ」

 強張った表情の迪宮さまに、兄は苦笑しながら言った。「“史実”では、お前は今頃、とうに天皇になっているのだぞ。お前が考えている以上に、お前には実力がある。こんな調子では、爺たちにも俺にも、厳しくしごかれてしまうぞ」

「はい……。譲位の日まで、少しでも成長できるように励みます」

 迪宮さまが決意を述べて頷いたのを確認した兄は、

「梨花」

今度は私の方を見た。

「こっちに来い」

「もう来たじゃない」

 栽仁殿下の陰で、私が首を左右に振ると、

「もっと俺の近くまで来いということだ。……見たところ、お前が一番危ない」

兄はムスッとして言い返す。その途端、栽仁殿下が私の左手をグイっと引っ張った。私は迪宮さまたちの前のスペースに、兄の本当にすぐそばに押し込まれた。

「ああ……ひどい顔をしている」

 兄は私の下顎に左手を掛けると、私の顎を持ち上げた。

「梨花、寝てないだろう。せっかくの美貌が台無しだ」

「だって、それは……」

 大切な人を守れなかったのだから、仕方がないではないか。そう反論しようとした私に、

「いいか、梨花に命じる」

兄は厳かな声で言った。

「俺より先に死ぬな。生きて、天寿を全うしろ」

「兄上……」

 思わぬ命令に呆然とした私に、

「お前、俺を病から守れなかったと思って、責任を取って死のうと考えていただろう」

兄は一転して、今度は優しい声で言う。

「いいか。俺がこの病気になったのは、梨花のせいでも、俺のせいでも、誰のせいでもない。そうなる運命だったのだ。お前は俺の主治医だろう。主治医の責任を放棄して、俺より先に死ぬのは許さないぞ。……これからも、俺のそばにいて、俺を助けろ。いいな」

「兄上……」

「ああ、もう……泣くな。子供ではないのだから」

 兄は私の顎を持ち上げていた手を離すと、その手で私の頭を乱暴に撫でる。そして、

「それから……次に危ないのが原だ」

内閣総理大臣の原さんに鋭い視線を送った。

「は?危ない?何のことでございましょう?」

 服の袖で涙を拭って応じた原さんに、

「とぼけるな。先ほど、俺の病が治るように、身命を賭して神仏に祈っていたと言ったではないか。お前、自分の命と引き換えにして、俺の病を治してくれと神仏に祈願していただろう」

兄は厳かな声でこう指摘すると睨みつけた。

「へ、陛下……」

「いいか、原。自分の命を神仏との取引材料に使わずに、きちんと天寿を全うしろ。あと、総理の辞表を出すのも許さないぞ。譲位の時期は来年の春先になるだろうが、俺が裕仁に譲位したら、引き続き、総理大臣として裕仁に仕えろ。俺に対するのと同じように、な」

 厳かに命じた兄に、原さんは「はっ」と返事すると、その場で土下座する。原さんの両肩は震えていた。

「節子」

 次に兄は、心配そうに自分を見つめる節子さまに目を向け、優しい声で名を呼んだ。

「“史実”の俺の寿命のこと……驚かせてすまなかったな」

 軽く頭を下げて謝った兄に、節子さまは「いいえ!」と頭を勢いよく左右に振ると、

「たどるかもしれなかった運命を超えて、嘉仁さまと一緒にいられること……幸運だと感じています」

しっかりした口調で答えた。

「こんな身体になってしまったから、これから節子には、今まで以上に迷惑をかけてしまうと思う。子供たちが全員は巣立っていないのに……」

「何をおっしゃっておられるのですか、嘉仁さま。ただ、やらなければならないことが1つ増えただけでございます」

 少し暗い声になった兄に、節子さまは明るく笑ってみせる。

「三浦先生に聞きました。訓練次第では、杖を使いながらなら、ゆっくり歩くこともできると……。一緒に頑張りましょう、嘉仁さま。今はベッドの上ですけれど、訓練が進んだら、色々なところに出かけられるでしょうから」

 節子さまの言葉を聞いていた兄は、「そうか……そうだな」と言って微笑むと、

「ありがとう。これからもよろしく頼むぞ、節子」

そう言いながら、節子さまの手を右手で握った。

「……ああ、そうだ。他の皆にも言っておくぞ」

 やがて、私の頭と節子さまの手から両手を離すと、兄は集まった一同の顔を順々に見ながら、厳かな声で言った。

「俺のために死のうとか、神仏に命を捧げるとか、考えてくれるなよ。皆、天寿を全うしろ。そして、譲位の後も引き続き、裕仁のために、国のために尽くしてくれ」

 兄の命令に、梨花会の面々が一斉に頭を下げる。伊藤さん、原さん、大山さん……何人かの目に涙が光っているのを、私は確かに見た。

 と、

「梨花」

兄が私の名を呼び、また左手を私の頭に乗せた。

「お前、まだ泣いているのか。手がかかる奴だ」

「だ、だって……」

 涙が自分の両頬を伝っているのが、はっきりと分かる。私はしゃくり上げながら言った。

「兄上が、優しいから……」

 何とかこう言った私に、「そうか」と応じると、

「小さいころから、お前は俺のためによく頑張ってくれた。お前が昔からずっと守ってくれたから、俺はここまでやってこられた」

兄は優しい声で言い、私の頭を撫でる。

「兄上、ごめんなさい……。“史実”のこと、隠してて、ごめんなさい……。守れなくて、ごめんなさい……」

「もう謝るな、梨花。これからも、よろしく頼むぞ」

 泣き続ける私に、兄はこう言うと笑顔を見せる。それを認識したとたんに視界をぼやけさせた涙は、私の両目からとめどなく溢れ続けた。

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作中での今上陛下が、もしかすると「夢を見ていた」かもしれないと思ったことはありました。「夢を見たがそのことは敢えて口にしていないのではないか」と。 その予想は外れたわけですが。 現実では上皇御夫妻が…
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