奇跡じゃない
1905(明治38)年8月6日日曜日午前10時、横須賀国軍病院の玄関前。
「じゃあ、馬車に乗ってください」
業務を同僚に引き継いだ当直明けの私は、玄関前に突っ立っている高野五十六さんに声を掛けた。
「ほ……本当によろしいのでしょうか」
8月1日付けで、海兵少尉に昇進した高野さんは、病衣ではなく、新しい夏用の軍装を着ている。その色は私の軍装と同じく真っ白だ。
「いいに決まっているでしょう」
呆然と馬車と私を見比べている高野さんに、私は苦笑した。「それとも、自動車の方がよかったですか?“史実”のあなたが亡くなったころだと、もう走ってたんですよね。青山御殿では、まだ自動車の購入の検討をしてなくて……」
「あ、いや、そういう意味ではなく!」
高野さんが、首を横にブンブン振った。
「俺が言いたいのは、俺と殿下が同じ馬車に乗ってもいいかということでして……」
「ああ、それなら全然気にしないでください、高野さん。だって今、高野さんは青山御殿の職員と同じ扱いですから。職員が私の護衛のために、私と同じ馬車に乗るのは当然でしょう?」
私がこう言うと、隣に立っている大山さんがクスクスと笑った。
5月27日の対馬沖海戦で、飛んできた砲弾の破片により、左手の人差し指と中指を切断され、そして右下腿の肉を削り取られてしまった高野五十六さんは、本日無事に横須賀国軍病院を退院した。“史実”で彼が強いられた入院期間より、約2か月早い退院だけれど、彼の身体はまだ完全には復調していなかった。
――“史実”でも退院の前後に感じましたが、どうも自分の身体がうまく動かしきれないのです。もう少し療養をして、身体を慣らしたいのですが……。
退院の半月ほど前、高野さん私にそう言った。確かに、負傷してから2か月ほど、高野さんはベッド上で寝たり起きたりの生活が続いていたから、筋肉の量が落ちているだろう。これから梨花会の面々が、彼にどんな仕事を任せるかわからないけれど、それをうまくこなすためにも、身体機能を戻す時間を作る方がいい。
そこで、大山さんと相談して、高野さんには退院後しばらくの間、私の住んでいる葉山御用邸別邸で過ごしてもらうことにした。高野さんの所属を横須賀の海兵団に変更してもらい、その海兵団から警備のため別邸に派遣され、別邸に住み込む、という形にしたのだ。職員扱いなので、東條さんや千夏さんと同じ、職員用の別棟で寝起きすることになる。“だから東條さんと一時的に同僚になりますよ”と高野さんに伝えたら、言葉を失っていた。“史実”の高野さんが、“史実”の東條総理大臣とどんな関係だったのか私は知らないけれど、この時の流れでは仲良くやってもらうしかない。
別邸に入る高野さんを待っているのは、梨花会の面々による質問攻めである。その合間を縫って、身体の機能を戻すためのトレーニングを重ねることになるだろう。もし梨花会の面々が無理難題を高野さんに吹っ掛けてきたら、“トレーニングの時間ですから”と高野さんを逃がすことができる。一応、そこまでの計算は私もしてみた。……梨花会の面々が、その計算を上回ってくる可能性は高いけれども。
高野さんを促して先に馬車に乗せると、大山さんにエスコートしてもらって馬車に乗る。扉が閉まるとすぐに馬車は動き始めた。
「大山さん、講和条約は無事に批准されたのかしら?」
私は早速、非常に有能で経験豊富な我が臣下に、当直勤務中、一番気になっていたことを尋ねた。
「はい、無事に枢密院会議で批准されました。今日か明日の日付で、官報の号外で報じられるかと」
大山さんがニッコリ笑って頷くのを確認すると、
「よかったぁ……」
私は座席の背もたれに身体を預けた。
7月16日から、長崎の町では、日本・清・ロシアの講和会議が開催されていた。日本の全権は総理大臣の伊藤さんと外務大臣の陸奥さん。清の全権は李鴻章さんと康有為さん。ロシアの全権は外務大臣のラムスドルフさんである。非公式の会合を幾たびも重ね、本会議で結ばれた講和条約の骨子は、次のようなものだった。
・ロシアと日本は、清の朝鮮半島における優越権を認める。
・ロシアは沿海州・樺太、およびウラジオストックとハバロフスク間のシベリア鉄道を、600万英ポンドでユダヤ銀行団に売却する。ロシアはその売却金のうち、200万英ポンドを清に、200万英ポンドを日本に渡すこと。
・ユダヤ銀行団は、1906年1月1日までに、沿海州及び樺太を領土とする永世中立国を建国すること。
・ロシアは自領内のユダヤ人が、沿海州及び樺太を領土とする新国家に移住することを身体的・経済的に妨害しないこと。
・ユダヤ銀行団は、沿海州及び樺太の現居住者がロシア本国に帰国するのを身体的・経済的に妨害しないこと。沿海州及び樺太に残る居住者に対し、人種が違うことを理由とする差別を行わず、新しい国家の国民と同等の権利を与えること。
“ユダヤ銀行団”というのは、アメリカのシフさんやヨーロッパのロスチャイルド家など、ユダヤ人の銀行家たちの代表団だ。その中から急遽、アメリカのシフさんが長崎に駆け付け、領土の売却や引き渡しの交渉も済ませた。欧米での講和条約の評判も上々、そして、日本国内でも目立った反対の動きは起こらず、伊藤さんと陸奥さんは無事に東京に戻ってきたのだった。
「それにしても、李鴻章さんは元気だね。伊藤さんと一緒に、特別列車で東京に来て、お父様を表敬訪問したんでしょ。“史実”じゃ、4年前に亡くなってるのに」
大山さんにこう言ってみると、
「“史実”では、日清戦争や義和団事件による心労が、李鴻章どのの命を縮めたのかもしれませんね」
と彼は答えた。日清戦争、そして義和団事件でも、清は多額の賠償金を課せられたけれど、その両方の講和条約の全権を李鴻章さんは担わされた。清国内の調整も含め、“史実”での彼の苦労は大変なものだっただろう。
「明後日には、李鴻章どのは横須賀の国軍病院をご見学されます。梨花さまもご接待をよろしくお願い申し上げます」
「うん、院長にも接待を命じられたから、精いっぱい務めるけれど……本当、あなたたちは容赦がないわね。高野さんに今の時の流れの事情を教えるのも大変だったのに、日が空かないうちに国賓の接待だなんて。ねえ、高野さん?」
同意を求めようと、向かいの席に座った高野さんに視線を投げたけれど、高野さんから反応は返ってこなかった。
「高野さん?高野さーん?」
少し腰を上げ、肩を揺さぶってみると、
「あ、……申し訳ありません」
高野さんはようやく口を動かした。顔がなぜか、少し赤くなっている。
「その……マスクをされていない殿下を、初めて拝見したもので、本当にお美しいと思いまして」
「ほう、君が“史実”で出会った女性にも、梨花さまのような方はいなかったですか」
大山さんが微笑しながら尋ねると、
「探せばいたのかもしれませんが……ただ、殿下のように、優秀で美しい女性には巡り合えませんでした。本当に、奇跡のような方です」
高野さんはそう言って顔を伏せた。
「おほめの言葉をありがとうございます。でも、将棋は高野さんの方が強いですよね」
そう答えると、
「では、原に言って、梨花さまとの対局の機会を増やしてもらいましょうか」
大山さんが微笑を崩さず、私の肩をそっと抱きながら提案する。
「やめてよ、大山さん。それ、将棋でも議論でもコテンパンにやられるわ。しかも、衆議院選挙が近いから苛立って、余計に攻撃的な議論を吹っ掛けてくるよ」
唇を尖らせたとき、御用邸別邸の門柱が視界に飛び込んでくる。別邸の敷地に入ったのだ。
「あ、着いたね。じゃあ高野さん、降りる準備をして」
私はそう言うと、取っていた制帽をかぶり直す。敷地に入れば、別邸の玄関まではすぐだ。誰が出迎えているだろうか、と玄関に視線を走らせたとき、玄関のそばに見慣れない自転車が2台停まっているのが見えた。誰か来客があったのだろうか。不審に思っていると、玄関前にいる人影が、いつもより多いことに気が付いた。千夏さんの隣に立っているのは、有栖川宮栽仁王殿下と、北白川宮輝久王殿下だ。
「あら、2人とも久しぶりに見るね。葉山に来てるのかな?」
「ええ、お2人で有栖川宮さまの別邸に入られて、勉強合宿をなさっているそうですよ。来年、海兵士官学校の受験ですからね」
私の投げた質問に、大山さんが答えてくれる。そういえば、2人ともこの9月で学習院中等科の6年生……私の時代流で言えば高校3年生になる。海兵士官を目指している栽仁殿下と輝久殿下は、来年の7月には海兵士官学校の入学試験を受けなければならない。2人で学習院の首席を争っているとは聞くけれど、海兵士官学校の入学試験は結構難しいらしい。皇族の特権を使わず、真正面から入学試験を突破しようとするなら、やはり準備は欠かせないだろう。
馬車の動きが止まり、扉が開かれる。大山さんにエスコートしてもらって馬車を降りた私は、
「じゃあ、高野さん、気を付けて降りてくださいね」
馬車の中に声を掛け、高野さんが地面に足を付くのを見守った。少々動きがぎこちないのは、やはり、病院生活で身体が動かしづらくなったからだろう。けれど、しっかり両足に負荷は掛けられているようだ。
(うん、問題なさそうだな。どのくらいまで負荷がかけられるか、後でちゃんと確かめないといけないけれど……)
そう思っていると、
「梨花さま」
我が臣下が囁いた。
「栽仁王殿下たちが……」
「ああ、そうかそうか、あいさつしないとね。……栽仁殿下、輝久殿下、お久しぶりね」
慌てて高野さんから視線を外し、私は頼もしい弟分たちにニッコリ微笑む。
ところが、
「「……」」
栽仁殿下も輝久殿下も黙り込んで、暗い顔をしてうつむいてしまった。
「どうしよう、大山さん……」
別邸の応接間の前。困り果てた私は、非常に有能で経験豊富な臣下に泣きついていた。
「栽仁殿下も輝久殿下も、ずーっと暗い顔したまんまだよ……」
おそらく、遊びに来てくれたのであろう栽仁殿下と輝久殿下は、私を出迎えた時から暗い表情をしていた。
――ちょっと、2人ともどうしたの?!体調が悪いの?!ここまで自転車で来て疲れちゃったの?!
慌てて尋ねてみたけれど、“違います”と言って、栽仁殿下と輝久殿下は首を横に振る。けれど、暗い表情は全く変わらない。お腹が空いて機嫌が悪くなったのかと思って、母に頼んで麦湯と羊羹を出してもらったけれど、2人とも、出されたものに手を付けようとしない。そして、まるで親しい誰かのお葬式に参列しているかのように、暗い顔をしてうつむいたまま、応接間の椅子に並んで座っているのだ。何かとても辛いことが起こったのだろうけれど……。
「ねえ、大山さん。あの2人の近しい人に、不幸があったの?」
中央情報院総裁の大山さんなら、何らかの情報を知っているかもしれない。そう思って尋ねたけれど、
「いいえ、聞いておりませんよ」
大山さんはこう言った。
「じゃあ、亡くなったってわけじゃなくても、親しい誰かが急な病に倒れたとか、大けがをしたとか……」
「それもありませんよ、梨花さま」
「じゃあ、なんで……」
さらに質問を重ねようとした私に、
「いや、ならば、お2人にお聞きになればよいのでは?」
大山さんの隣に立っている高野さんが、不思議そうな顔で言った。
「ええ?」
「そう深刻に悩まれることではないと思いますが……」
(そうかなぁ?)
反論したくてたまらなかったけれど、高野さんの隣に立っている大山さんが、私をじっと見据えている。視線で“お行きなさい”と言っているのは明白だ。拒否すれば、何らかのペナルティが私に課せられる未来が見えたので、私はしぶしぶ応接間に入り、落ち込んだままの栽仁殿下と輝久殿下の前に座った。
「ねえ、2人ともどうしたの?」
単刀直入に尋ねてみたけれど、栽仁殿下も輝久殿下もうつむいたまま、返事をしなかった。
「何か、悩み事があるの?もし私が相手でよかったら、話してみてくれないかな。私が解決に力を貸せるかもしれないし、もし力を貸せなくても、話したら、少し心が楽になることもあるよ」
私の言葉に、頼もしい弟分たちは答えようともしてくれない。親しい誰かのお葬式に参列しているかのような重々しい雰囲気が、彼ら2人にまとわりついていた。
「うーん……私、そんなに頼りないかぁ……」
ため息をつくと、
「……違います」
栽仁殿下がボソッと言った。
「違うの?じゃあ、話してほしいな、あなたたちが悩んでいること」
真剣な顔を作って言ってみたけれど、栽仁殿下も輝久殿下も、また答えてくれなくなってしまった。
「何よ、それ……」
舌打ちしそうになったのを、私は慌てて押しとどめた。
「私、あなたたちが辛い顔をしているの、見ていたくないわよ。あなたたちは私の弟も同然なのに、辛くてそんな顔をされちゃ、私も自分のことのように辛くなる。だから、あなたたちの辛いことや苦しいことを取り除きたいと思っているのに……」
すると、
「ご結婚されるのに……?」
輝久殿下が絞り出すように言った。
「へ?」
キョトンとした私に、
「ご結婚されるのに、もう心に決めた男がいらっしゃるのに、そんなことをおっしゃるんですか?!……ひどいよ、姉宮さま」
輝久殿下はそう言って、涙をいっぱいためた目で私を見た。
「け、結婚?!私が?!どこからそんな話が出てきたのよ!」
そんなこと、100%ありえないと言っていい。私の結婚相手と目される北白川宮恒久王殿下は、私に怯えているし、その父親の北白川宮能久親王殿下も、私を恐れている。能久親王殿下が、恒久王殿下の妻を私にしてくれとお父様に願い出るなんて……うん、100%どころか、1億%無いと断言しよう。
「だって、あの海兵士官とご結婚なさるんでしょう?」
そんな私に、栽仁殿下が涙声を叩きつけた。
「あの、海兵士官……?」
一体誰のことを言っているのだろう。首を傾げた私に、
「さっき、馬車から一緒に降りてきたじゃないですか。姉宮さま、海兵士官の足元を気遣われて……あれは、あの海兵士官が、姉宮さまの大切な方だからではないですか?」
栽仁殿下はこう言って、私をにらみつけた。
(も、もしかして、私と一緒に馬車から降りた海兵士官って……)
「ちょ、ちょっと、大山さん!大山さん!高野さんを連れてこっちに来て!お願いーっ!」
私は顔を真っ赤にして、廊下に向かって絶叫した。
午前11時30分。
「はぁ……やっと帰ってくれた……」
応接間の椅子に背を預けると、私は大きなため息をついた。
高野さんが私の結婚相手だと思い込んでしまっていた栽仁殿下と輝久殿下に、それが勘違いであること、結婚の予定は当分ないことを、私は必死に説明した。大山さんも私の言葉を保証してくれたし、高野さんも、“自分はしょせん士族の身だから、皇族の増宮殿下と結婚することは天地がひっくり返ってもあり得ない”と断言したので、栽仁殿下も輝久殿下もようやく納得してくれ、
――姉宮さまも高野少尉も、本当に申し訳ありませんでした。
と深々と頭を下げると、ほっとしたような表情で帰っていった。
「ふふ、大騒動でしたね」
お盆を持った大山さんが高野さんを連れて、応接間に入ってくる。出された麦湯を、私は一気に飲み干した。
「本当、勘弁してほしいなぁ。私、当直明けだから、お昼ご飯まで寝るつもりだったのに、予定が狂っちゃったよ……。高野さん、ごめんなさいね、変な騒動に巻き込んでしまって」
「いえいえ。……それにしても、栽仁王殿下も輝久王殿下も、“史実”よりたくましくご成長されていますね」
私の向かいに座った高野さんは、そう言って微笑した。
「そうですね。あの子たち……北白川宮の成久殿下や、久邇宮の鳩彦殿下と稔彦殿下もそうだけれど、正面から堂々と入学試験を突破して士官学校に入学しようとしているんです」
「ほう、皇族は士官学校に無試験で入学できるのに、あえて……ですか」
感心したように頷く高野さんに、
「ええ。桂さんが北白川宮家の、児玉さんが久邇宮家の、国軍次官の山本さんが有栖川宮家の教育顧問をしているから、きっと彼らの薫陶を受けたんだと思いますよ」
私はこう補足した。
「みんな、私の頼れる弟分です。私に怯える恒久殿下や、伏見宮の邦芳殿下とは大違いです」
「弟……分?」
「はい。ただ、みんなまだ子供っぽさが抜けなくて、子供っぽい憧れから“姉宮さまを守るんだ”って未だに言ってて……そこが玉にキズですね」
すると、
「増宮殿下、申し訳ありませんが、前言を撤回させてください」
高野さんが、急に真面目な表情になった。
「へ?」
「先ほど、“奇跡のような方”と申し上げましたが……申し訳ありません、取り消させてください」
「それは構いませんよ。全てにおいて完璧な人はいませんし……」
そう答えると、高野さんが呆気にとられたような顔で、
「お、大山閣下?」
私の隣に座っている我が臣下に呼び掛けた。
「恐れながら、増宮殿下は、その……」
「君の予測より、事態は遥かに深刻だと思ってもらった方がいいでしょう」
大山さんが、いつもは出さない重々しい声で高野さんに答えた。「しかし、自覚されれば、梨花さまの全てが止まりかねません。ですから時期を待っているのです」
「え、ちょ……何それ?!」
私は大山さんに掴みかかった。
「私が止まるってどういうこと?!私はいつだって、上医になって兄上を助けるために、あなたにふさわしい淑女になるために、前に進んでいるつもりなんだけれど!」
「なるほど、確かに深刻です」
高野さんがこう言うと、肩をすくめた。「おそらく、その時が来るまで、そっとしておく方がいいのでしょうね。……いやぁ、ある意味、楽しみができたかもしれません」
「ちょっと、高野さん!思わせぶりなことを言わないでくださいよ!まるで年上みたいに!あなた、私より1つ年下だって言ってましたよね!」
私が反論すると、
「俺が“史実”で死んだのは59の時ですが」
高野さんは見事な答えを返してきた。
「くそぉ!私だって前世で死んだのは24の時……って負けてるじゃない!こうなったら、今生の年齢も足して……」
「俺はこちらの年齢も合わせれば、80年生きたことになりますね」
「くっ……合わせて46だから、完全に負けてるじゃない……」
「俺の年にも負けておいでですねぇ」
「大山さんも横からあおらないでよ!」
……こうして、昼食の時間になるまで約30分もの間、私は大山さんと高野さんに、さんざんからかわれて遊ばれたのだった。
※とりあえず講和条約はこうなりました。価格設定がこれで適切かどうかは分かりません。ご了承ください。それから、あと5か月ほどで建国できるのかも謎ですが、この辺はご都合主義とということでご勘弁ください。




