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転生内親王は上医を目指す  作者: 佐藤庵
第26章 1900(明治33)年穀雨~1900(明治33)年大雪
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東京女医学校

※高木先生の役職名を修正しました。(2020年4月28日)

 1900(明治33)年11月24日土曜日、午後2時半。

「……以上が、済生学舎で起こった事件の、詳しい経過であるんである!」

 青山御殿の食堂。文部大臣の大隈さんが報告を終えると、その場にいる一同からうめき声が漏れた。お父様(おもうさま)お母様(おたたさま)以外の在京の梨花会の面々と、三浦先生、近藤先生、北里先生、森先生だった。

「ひでぇ話だな、おい」

 苦々しい表情を顔に浮かべた勝先生に、

「私だって、そいつらを殴ってやりたいですよ。ああ、違う、ちゃんと刑法があるんだから、そいつらに法の裁きを受けさせたいですよ」

私もため息をつきながら答えた。

 今週の月曜日、済生学舎が、突然、在学中の女子学生全員に退学を命じ、更に女子学生の新入学も禁じた。一体何が原因なのか。大山さんに調べてもらったところ、とんでもない事情が分かった。

 今年に入ってから、済生学舎の男子学生の風紀が乱れ、一部の不良男子学生が、女子学生に交際を迫り、ストーカーのように追い回すような事件が頻発していた。そして先月、不良男子学生数人が、ある女子学生を集団で乱暴したのである。

 被害に遭った女子学生は、断腸の思いで、自分の身に起こったことを友人たちや家族に打ち明けた。女子学生たちは団結して決起し、加害者たちの処分を学校側に要求した。ところが、加害者たちは逆に開き直り、“女子学生が男子学生を誘惑した”と散々に言いふらしたのである。そして、その論は大多数の男子学生たちに受け入れられ、“そもそも、女子学生がいるのが悪いのだから、女子学生を済生学舎から追い出すべきだ”という暴論に発展してしまった。そして、男子学生たちだけではなく、大半の男性教員がそれに乗ってしまい、結果、校長の長谷川(はせがわ)(たい)先生は暴論に抗いきれず、“綱紀粛正のため”という理由で、女子学生全員を退学処分にし、更に、女子学生の新入学も拒否した。

 ……以上が、大山さん以下、中央情報院が調べ上げた事実だった。もちろん、中央情報院の存在自体が公表されていないので、事情を知らない三浦先生たちがいるこの席では、“文部省の極秘調査で分かった”という形で、大隈さんに報告してもらったけれど、報告を読み上げていくうちに、大隈さんの語気が激しくなり、「ううむ、許せん」「吾輩が成敗してくれる」という怒りの言葉が何度も混じった。

「済生学舎の男子学生が、女子学生をからかう。そういったことは昔からよくありましたが……」

 近藤先生がそう言って、ため息をついた。

「その程度なら覚悟してました。そんな奴は、全員ぶん殴って追い返す覚悟でしたけど、集団で乱暴は、ねえ……」

 しかも、乱暴だけではなく、それ以上の辱めを女子生徒に加えた可能性もある。もしそうだとしたら、絶対に許せない。

「一番ムカつくのは、その男子生徒たちの反論ですよ。私には全く理解できないです。自分に自制心が無いのを、人のせいにするな!」

 私は、右手でテーブルを叩いた。女子医学生が、この日本でどうやって学習の場を獲得してきたか。残念ながら前世では、知る機会が全く無かった。前世で通った学校は全部共学だったから、男女一緒に学問をするのが当たり前だと思っていたのだけれど、……まさか、男子生徒たちが、そんなことをやらかしてくれるとは。

(本当に許せないわね……)

 私は右の拳を、ぎゅっと握りしめた。

「しかし、問題は、増宮殿下が、後期試験突破のための学習を、どこでなさるか、ということです」

 後藤さんが眉をしかめた。

「ああ、済生学舎という選択肢が無くなってしまったからな。精査しなかった我々も悪いが……」

 両腕を組んだ伊藤さんが、苦虫を噛み潰したような表情になる。

 そうなのだ。東京には、女子に医学を教える学校が、済生学舎しかない。だから、私も済生学舎で臨床所見の取り方を学んで、医術開業試験の後期試験を突破しようと考えていたのだ。けれど、その選択肢が無くなってしまった。……というか、梨花会の面々が消してしまうだろう。所管官庁である文部省のトップが、「即刻廃校にするんである!」と叫んでいるし、山縣さんも「大隈さん、落ち着いて下さい」となだめているけれど、渋い顔をしている。他の梨花会の面々も、似たり寄ったりの表情で……廃校にまではならないにしても、済生学舎に何らかの処分が下されるのは確実だろう。

「座学は、自分で教科書を買って勉強するのでも、何とかなると思うんです」

 私はなるべく心を落ち着けるようにしながら言った。「問題は、臨床所見の取り方で……。こればっかりは、どこかで教わらないといけません。患者さんたちに協力してもらいながら勉強しないといけないから、この青山御殿でする訳にもいかないし……」

 すると、

「時間が掛かってもよいのなら、東京慈恵(じけい)医院医学校、という手はあるのですが……」

国軍大臣の山本さんが手を挙げた。

「ああ、国軍の、高木医務局長が設立した」

 森先生が頷く。「皇后陛下も度々行啓されています。医務局長に話せば、女子学生の受け入れも可能になるかと思います。風紀も乱れていないでしょうし」

「ですが森先生、女子を受け入れるような設備を整える必要があるでしょう」

 横から西園寺さんが指摘する。

「そうですよね、お手洗いとか、着替える場所とか……」

 私も西園寺さんの指摘に付け加えた。流石に、そういった設備は、男女一緒だと厳しい。

 それに、慈恵医院医学校だと、私が偽名で学校に潜り込んでも、私が皇族だとバレてしまう可能性があると思う。お母様(おたたさま)の行啓の時、お母様(おたたさま)は上手く演技してくれるだろうけれど、お母様(おたたさま)のお付きの女官が、うっかり私に声を掛けてしまうかもしれない。そうしたら、私が皇族だとバレて、周りに特別扱いされてしまう。それだけは嫌だ。

「医科研付属の、男女共学の医学校の設立を申請する手もありますが、今の状況では医科研から人員が出せないというのが……」

 北里先生が歯を食いしばると、

「人員は募集を掛ければなんとかなるでしょうが、官立で設立するか、私立で設立するかも考えなければなりません。それに、その案だと、校舎の建設から考えないといけませんから、時間が更にかかりますね」

山田さんが深刻な表情でこう言った。

「となると、我が東京専門学校に医学校を併設するというのも、時が掛かってしまいますか……」

 大隈さんも眉をしかめたまま、大きなため息をついた。

「とにかく……一番無難なのは、私が座学を勉強しながら、医科分科会の先生たちの伝手で、お手伝いできるような診療所に潜り込んで、臨床所見の取り方を勉強させてもらうことかな……」

 私がこう言って、ひとまず会議はお開きになった。

 それから、北里先生や森先生たちは、“後期試験の勉強をしている実習生を受け入れてくれないか”と、同窓生が働いている診療所や病院に問い合わせを始めてくれた。ただ、どの医療機関も、実習生の性別が女だと分かると、掌を返したように依頼を断って来た。慈恵医院医学校の方も、高木先生は女子学生の受け入れに賛成してくれたけれど、他の教員の先生たちの反対が根強く、説得に時間が掛かりそうだという報告を山本さんからもらった。しょうがない。女は男より一歩下がった位置にいて、男に従え。手に職を持って、自立するなどありえない。やはり、それがこの時代の現実なのだろう。

(東京専門学校の医学校の設立を待つか、叔父さまに貴族院議員を辞任してもらって、もう一度診療所を開いてもらって、そこで実習するぐらいしか手がないのかな……)

 悩んでいたところに、思わぬ来客があったのは、12月5日水曜日の夕方のことだった。

「野口先生、一体どうしたんですか……」

 一人で青山御殿の居間に現れた野口先生は、

「見つけたんですよぉ、宮さまぁ!」

と、とても嬉しそうな表情で言った。

「見つけた?」

 私が尋ね返すと、

「学校ですよ、宮さまの学校です!」

野口さんは興奮気味に答える。「僕の下宿の近所に、東京至誠(しせい)医院っていう、女医さんがやってる医院があるんです。今朝、その前を通りかかったら、“東京女医学校”って書いてある看板が掲げてあったんです!」

「東京、女医学校……」

 “女医学校”と書いてあるからには、女子医学生を受け入れてくれる医学校なのだろうか。けれど、もしかしたら、看護師向けの学校という可能性もある。

「北里先生に話したら、今、宮さまが、進学する医学校のことでとても困っているから、すぐに教えてあげなさいって言われたんで、僕、こっちに来たんですよ!」

「ふーん、なるほど……」

 女医さんがやっている医院に付属した女医学校。もし、女医学校自体が看護師向けの学校でも、その医院に頼み込んで、実習生として受け入れてもらう手はあるかもしれない。

「ありがとう、野口さん。とにかく、他の人にも調べてもらいます」

 本物の情報だったら、野口さんに報酬を支払おう。彼の研究に必要な本を私が何冊か買う、という形がいいだろうか。そう思いながら、我が有能な臣下に、野口さんの言ったことを調べてもらうと、本当だということが分かった。女子の医学生だけを受け入れる学校で、校長は至誠医院の院長の吉岡(よしおか)弥生(やよい)先生……済生学舎の卒業生の女医さんだということだ。

「しかし、よろしいのでしょうか?」

 大山さんが、私への報告の末尾にこう付け加えたので、私は首を傾げた。

「よろしいのでしょうか、ってどういうこと?」

「その女医学校、吉岡先生が済生学舎での一件を聞き、義侠心に駆られて開いたもののようですが、資本はおろか、教場や教師も整っていないようです。そのようなところで、梨花さまが学ばれるのは……」

「でも、今のところ、女子が医学を学べる場所は、そこしか無いんだよね?」

 私が強く言うと、大山さんは珍しく、「まぁ、そうなります」と歯切れの悪い返答をした。

「とにかく、そこに一度、見学に行ってみるよ」

 大山さんにそう告げて、私が麹町区飯田町にある東京女医学校に、千夏さんを連れて見学に向かったのは、12月7日のことだった。


「宮さま……じゃありませんでした、お嬢さま」

 人力車から降り、東京女医学校の門前に立った千夏さんは、横にいる私に向かって呼びかけた。

「はい、何ですか、千夏さん」

 答えると、

「千夏で結構です」

と千夏さんは言ってから、

「本当に、ここで合っているのでしょうか……」

と不安そうな声で尋ねた。

「合っていますよ。ほら、ここに“東京女医学校”と書かれた新しい看板が」

 私が門柱を指さすと、

「でも、中に人がいるのでしょうか?なんだか、寂しい雰囲気がしてしまって……」

と千夏さんは呟いた。

「お化け屋敷なのでしょうか、お嬢さま?」

「人の出入りはちゃんとあると思いますよ。この門だって、蜘蛛の巣が張っている様子はないし。それに……」

 私は左手に持った仕込み傘を、千夏さんに示した。「私と千夏さんなら、このぐらいの広さの屋敷だったら、中を制圧できるでしょ?」

「まぁ、確かにそうかもしれませんが……」

「とにかく、入りましょう」

 私は千夏さんを促して、門の中に入ると、「ごめんください!」と玄関の前で叫んでみた。

「はいはい……」

 すぐに玄関の戸が開いて、現れたのは、鼻の下にひげを八の字に蓄えた男性だった。年のころは30歳前後だろうか。

「あ、あなたが、吉岡先生でいらっしゃいますか?」

 千夏さんが、私の前にぱっと飛び出て、男性に向かって頭を下げる。

「ち、千夏さん!」

 私は慌てて、千夏さんの右肩を叩いた。

「ふぇ?」

「落ち着いてください。吉岡先生は女性です。目の前に立ってらっしゃるのは、男の方じゃないですか」

 良家のお嬢様らしく、猫を被りながら千夏さんに小声で注意すると、

「ああ、弥生さんに用か」

目の前の男性は、ニコニコ笑いながら言った。

「患者さんかな?」

「いえ、女医学校の見学に参りました」

 私が言うべき台詞を、なぜか千夏さんは奪ってしまい、男性に頭を下げる。

「なるほど」

 男性は、私と千夏さんを見比べると、「お付き添いの方も、一緒にいかがですか?」と私の方を見て声を掛けた。

「いや、私は付き添いじゃなくて……」

 私が見学したい本人なのだ、と言おうとした言葉は、

「はいです!」

という千夏さんの元気な返事にかき消されてしまった。

 玄関から建物の中に上がると、私たちの先に立って歩く男性が、「弥生さん、学校の見学希望の方だよ」と奥に呼び掛ける。その声に応じて、廊下の向こうから現れたのは、紫一色の着物に黒い女袴を付けた、少しふくよかな体格の、束髪の女性だった。

「あなたが、吉岡弥生先生ですか?」

 千夏さんは、相変わらず私が言うべきセリフを奪っていく。

「そうです」

 束髪の女性が軽く頷く。「あなた、学校の見学希望の方?」

「はい、そうです」

 何か喋り出そうとした千夏さんの手をつねって黙らせて、私は吉岡先生に返事した。

「見せられるものは余りないけれど、よかったら教室だけでも見ていきますか?」

「お願いします」

 私は吉岡先生に深々と礼をした。

 “教室だ”と言われた6畳間には、粗末な机と椅子が並べてあった。他の備品は何もない。教室に付き物の黒板すらなかったから、本当に急ごしらえで作ったのだ、ということが分かった。続いて、診察室に招かれて入ると、ちょうど玄関で会った男性が、湯呑を3つ机に置いたところだった。

「ありがとう、荒太(あらた)さん」

 吉岡先生は男性に軽く一礼すると、「さ、あなたたち、そこに掛けて」と2つの椅子を示した。

「ええと……入学を考えているのは、そちらの眼鏡を掛けた方でいいのかしら」

 そう言いながら湯呑を取った吉岡先生に、

「「違います!」」

私と千夏さんは同時に答えた。

「私です」

 右手を挙げながら答えると、吉岡先生は「ウソ……」と目を丸くした。

「あなた、行儀見習いに来るつもりで来たの?それとも冷やかしに来たの?」

 吉岡先生が眉をひそめながら私に訊くと、

「あなた、み、じゃない……お嬢さまに向かって、何ということを!」

千夏さんが吉岡先生を睨み付けた。

「千夏さん、落ち着いて!」

 千夏さんに注意を飛ばすと、

「私の女中が無礼なことを申し上げて申し訳ありません、吉岡先生」

私は吉岡先生に向かって一礼した。

「申し遅れましたが、私は千種薫と申します。医師を志望しておりまして、先日の開業試験で、前期試験に合格いたしました。これが合格証書です」

 私は持っていた手提げ袋の中から、先日叔父から手渡された偽名の合格証書を取り出して、吉岡先生に示した。

「華族……千種、ということは、千種有梁先生の御親戚の方ですか?!」

 “荒太さん”と吉岡先生に呼ばれていた男性が、驚きの声を上げた。

「はい、腹違いの兄ですが、……兄を御存じですか?」

「名前は存じ上げていますよ。済生学舎の卒業生でしょう。ご実家に戻られて家督を継がれて……子爵で医者なのは、千種先生だけですから、有名ですよ」

 男性は私の質問に、ニコニコしながら頷いた。危なかった。叔父を直接知っている人だったら、私のウソがばれてしまうところだった。

「明治16年1月生まれということは……ウソ、まだ17歳ということ?あなた、女学校を卒業して、前期試験に合格したんですか」

「いえ、今は最終学年です。済生学舎に入れるのなら、女学校を辞めようと思っていましたが、済生学舎が女子を締め出してしまったので、どうしたらいいか、困っていたんです。そこに、この女医学校の話を聞きまして」

「そう……」

 吉岡先生は、値踏みするように私をジロジロと見ていた。私の隣で千夏さんが、「無礼者!」と言うかのように、吉岡先生に鋭い視線をずっと投げている。

「いいじゃないか、弥生さん。17歳で前期試験合格なんて、天才だよ」

 ひげの男性はそう言って、嬉しそうに吉岡先生の肩を叩く。

「それは分かっています、荒太さん。私が前期試験に合格した年よりも若いですから」

 吉岡先生は、私に向けた視線を外さずにこう答えると、

「……あなた、何で医者になりたいんですか?」

と私に尋ねた。

「兄への憧れも、もちろんあります」

 私はしっかりと吉岡先生の眼を見つめた。「けれど、兄は公家社会のしがらみに巻き込まれて、結局、医者の仕事を辞めるしかなくなってしまいました。兄の無念を、私が晴らしたいと思ったのも動機の一つです。けれど、一番大きな動機は、人を助けたいと、……大切な人を、自分の知識と技術で守りたいと思ったからです。だから私は、医者を目指しています」

「……決心は固いようですね」

 吉岡先生は頷いた。「ごめんなさい、冷やかしに来たのかと聞いてしまって」

「あ、いえ、先生、そんな……」

 慌てて両手を振った私に、

「だけど、あなた、この学校に入りたいのだったら、その長いポニーテールを何とかして頂戴」

吉岡先生は眉を軽くしかめながら言った。「ポニーテールは流行していますけれど、その髪型だと、清潔にしなければいけない箇所に、知らず知らずのうちに髪が触れて、不潔になってしまいます。男性医師に、“これだから女は”と馬鹿にされてしまう元になりますから、その髪型はお止めなさい」

「黙って聞いていれば、お嬢さまに向かって偉そうな……!」

 千夏さんが隣で歯ぎしりしている。

「千夏さん、先生の私に対する態度は当然のものです。落ち着いてください」

 私はもう一度、千夏さんに注意した。この調子だと、千夏さんを吉岡先生に会わせるのは今後やめる方がいいだろう。話がややこしくなる可能性がある。

「分かりました、吉岡先生。兄と相談して、入学するか否か、改めて返事をさせていただきます」

 私は椅子から立ち上がると、吉岡先生に向かって深々と一礼した。

※実際には、済生学舎は、1900(明治33)年9月に女子学生新入学拒否、1901(明治34)年3月に女子学生の閉めだしを行いました(秋山寵三「日本女医史」より)。感想でもご指摘があったように、原因については色々と説があるのですが、拙作の世界線では、それらの原因を絡めると、どうも話がしっくりこなかったので、このようにさせていただきました。ご了承いただければ幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 史実は知らないけど、済生学舎は廃校、敷地と建物は梨花会の誰かが買い上げて、それを篤志家から資金援助を受けた東京女医が購入する流れなら、あとは講師陣不足の問題だけかなあ。
[一言] もう女医学校を新たに設立したらいいのではないでしょうか? 東京女医を作ったのも気概も立派ですが、最新設備や講師も数人は必要でしょうし、閉め出された他の女生徒も心配です。 女医の需要も成り…
[一言] >済生学舎 あー、やっぱり、こういう方向のなるかあ。この時間線での山縣さんって、完璧に毒気が抜けて、梨花様を溺愛する爺馬鹿だし、北里先生と東大の教授陣との関係も悪化してないし、諸説有る済生学…
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