いじめ
<由美奈 Side>
「なっ・・・何これ!?」
私は自分の机を見てビックリした。
なんと私の机に “死ね„ “消えろ„ “ブス„などの言葉が書いてあったのだ。
「なっ何で・・・!?」
そう立ちつくしていると、さくらがクスクス笑いながら、こっちに向かってきた。
「由美奈。ビックリした?誰がやったんだろーねぇ!」
そう言いながらさくらはクスクス笑い続けている。
「私、これやった犯人知ってるんだぁ。知りたい?」
私はコクリとうなずいた。
「えっーとねぇ、その仕業・・・私がやったのー♪」
「えっ・・・。」
「ビックリしたぁ?(笑)」
「何で・・・何でこんなことやったのよ!私、さくらに何もしてないじゃない!」
「あはははは・・・。あんたが優くんを取ったからよ。」
さくらはいつものさくらじゃないみたいに、人が変わっていた。
「えっ・・・?」
「あんた、昨日、私の恋、応援するって言ってたわよね!?それなのにあんたが優くんと付き合ったから悪いのよ。私は何も悪くないわ。」
「何よそれ!意味わかんないっ!私が優と付き合ったからってこんなことするの!?」
「うざかったから。」
「えっ?」
「あんたが目障りだったのよ!あぁーもう、こんな嘘つき女としゃべってると疲れるわ。じゃあ。」
そう言い残しさくらはどっか行ってしまった。さくら・・・まっいっか。私は絶対負けないんだから。
他ね友達のところ行こっと♪
「ねぇねぇ久美、遊ぼー♪」
フイッ。
「えっ・・・?久美?」
「話かけて来ないで。」
そう言って久美もどこかに行ってしまった。
えっ・・・?何でみんな私を無視するの?何で・・・?
由美奈の苦しみ <優 Side>
俺は今日由美奈が 春先 さくら にいじめられてる。って俺の中学から友達の純二から聞いた。理由が俺と付き合ったからなんだって。ふざけとるよな。そんなけで由美奈をいじめるとかさ。
春先とは2年前からの付き合いだ。
ー中2ー
俺は初めて春先と同じクラスになった。最初はあんまり春先とは関わりがなかった。だが、1学期の中間くらいから、話すようになった。
「優くん!あのさ~これがさぁ~・・・。」
「マジ!?ウケるわ。」
たしか春先と由美奈が仲良くなったのも中2からだったっけな。
「優~~!帰ろー!」
ちなみに、由美奈は違うクラスだった。
「おう。ちょっと待て。すぐ用意するから。」
「わかったぁ。じゃあ下駄箱で待ってるねー。」
「りょーかい。」
「優くん。今の子誰?彼女?」
「あぁ。由美奈の事か?違う。あいつはただの幼なじみだ。
「そっかぁ。」
それからよく俺と春先と由美奈と俺の友達の純二の4人で遊ぶよーになった。日に日に仲良くなっていき、その時から、俺は由美奈が好きになった。
それから、4人で夏休みにキャンプをすることになった。その時にだっけ・・・夜に春先に海に呼び出され、告白された。
もちろん俺は由美奈が好きだから、振った。
だけどまだあいつあきらめてなかったんだな。だからって・・・由美奈をいじめるのはヒドイよな。
無視。 <由美奈 Side>
やっぱね。次の日もまた次の日もみんなに無視される。みんな、ヒドイなぁ。私、みんなに何かやったかな?私は覚えがないなぁ。
いじめを知った優は毎日のようにメールをくれた。だけど私はそれを無視した。
そしていじめはエスカレートして、私は次第に学校に行かなくなった。
優は毎日、届けものとかを届けてくれる。だけど、私は会わなかった。顔、みたくないし、私、何も食べてないから、みるみる内に痩せていき、目の下もくまでヒドイから。でも、優はそんな私にいつもメールしてくれ、メールで励ましてくれた。
でも・・・。優ゴメンね。こんな彼女で・・・。私はそう思った。さくらは、こんなことして楽しいのかな。私はちっとも楽しくない。
あぁ。学校もう一生行きたくないなぁ
。
もう何もかもいや。先生は何も言わないし。何でよ・・・。
誰か助けてよ・・・。
あの後、どうなったのか!
4話もお楽しみに!




