表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先駆けでVRMMOの高みへ  作者: 魔人王ミョロウユ
第一章 ~敵を倒してレベルを上げて~
7/13

第七話『主人公、賞金首になり外に籠る/主人公、敵を倒してレベルを上げる』

第六話に続いて第七話です。今回は六話の二倍くらいかな? そろそろ前書きで書くことがなくなってきた

( ´ ▽`)ノ


(作者)「スキル獲得描写が面倒なので過程を吹き飛ばし結果を残しますが良いでしょうか?」

 前魔王である最上級悪魔と上位個体の天使の間に生まれた少女【ナターシャ・オルメテウス】。そのナターシャを助け異世界に送った後、俺は街で食糧と回復薬等を買い漁った


《買いアイテム》

 味付き干し肉………250 回復薬………400 上回復薬…………400

 解毒薬………200 魔法薬………100


 もともと持っていた〔472.415ゴールド〕


 買い物の値段〔128.000ゴールド〕


 残金〔344.415ゴールド〕


 持ち金が12万と8千減った。かなり買ったなぁ、魔法薬が結構高かった

 こんなに買い込んだのはレベルと技術を上げようと思っているからである







◆◇別れから数日◆◇


 そんな訳で、この辺りの土地で賞金首になってしまった、あの姉妹………


 なんでもあの姉妹が先導する形で俺を賞金首にしやがった、これではまともに町を歩けないではないか。アイテムを買い込んでおいて良かったと思っているが、ここ数日黙々と一人で行ったモンスター狩りは寂しかった



「今は洞窟か森で生活中である」



 誰に言う訳でもなしに呟く。寂しさで独り言が増えました

 前までは外でレベル上げと技術の向上に励んでいたのだが。外で何回か人に見られその度に街を守護する騎士(馬に乗って来る)に追われていたので誰も近づかない森の奥と洞窟で狩りをしている。ここだと出てくるモンスターが強く、経験値がそこそこ貰えるのでまぁ良いかで済ましている


 蛇足であるが、寂し過ぎて俺の精神力がマッハになり、最終的に賢者の如く心が落ち着いている状況である


「シュアァァァァァ」


 そんな俺に洞窟の奥からデカいヘビが飛び掛かってくる。それを右に転がり避け、緑色の小人が放つ矢を立ち上がりながら叩き落とす。また飛び掛かる蛇をフルスイングでカッ飛ばし、ナイフを攻撃スキルを使い投擲し仕留める。緑の小人なおっさんもといゴブリンは群れで来るのでハンマーで叩きまくる


 更に、デカいネズミ、デカいクモ、デカいヘビetcetc………。『デカい』尽くしの洞窟を何気なく進んでいるが、実はここ『ダンジョン』である

 何気なくこの洞窟で生活していたのだが偶に冒険者のNPCがここに来てはモンスターに全滅させられている。何度も来ることからダンジョンだと考えたのだ


 分かってからも特に奥に行く訳ではなくレベル上げしていたのはボスモンスターの存在を忘れてた訳じゃないです、エエケッシテソンナコトハナカッタ


「グァァァァァアア!!」


 両開きの扉を開け放つ、その奥には竜が居た。俺を見るなり咆哮を放つ。だが動こうとはしない。


 固定のモンスターは一定の距離に近づくか特定のエリアに入らなければ動かないとかそういう仕様なのだろう。HP、MP、空腹を全開にし突撃


『攻撃スキル〔投擲 Lv:Max〕』


 ナイフを投げ続けた結果発現した攻撃スキル。持っているナイフの攻撃力があまりにも低く使う機会がなかったがレベル上げに疲れた時、暇つぶしに使い続けた結果スキルレベルがマックスになってしまった

 だが所詮ナイフ、当たったところでこの世界フィールドでは低くて10ダメ、高くて20しか効かない


 だが用途を思いついた訳だよ


 投げられたナイフは真っ直ぐに竜に向かい、その目に突き刺さった


 HPゲージは1ミリも減っていない。だが竜は悲痛な咆哮を上げ頭を振るいナイフを抜こうともがく。ナイフが刺さった目は切り裂かれ使えなくなる、これが俺が思いついた投擲の用途だ。初めて試したのだが効いて良かった


 意識を逸らされている間に見えなくなった左目からは見えなくなった死角に回り込みギガブレイカーを思いっきり振るう


 ドガァ!!


 モロに腹に食らいよろめく竜、その脚にスキルで攻撃


『攻撃スキル〔足払い Lv:Max〕』


 読んで字の如し、足を払いスタン状態にするスキル。最初はただの攻撃と変わらなかったがレベルを上げる毎に成功率が上がり上手く振るえば殆どスタンにできる


 脚に食らい転ぶ、成功。倒れた竜の頭に更に連続攻撃のスキル攻撃を加える


『攻撃スキル〔強連打 Lv:Max〕』


 最初の方に手に入れた攻撃スキル〔連打〕の強化系。連続で振るうと体力とか筋力とかの問題で最後の方は疲れてしまい力が下がってしまう、だがこのスキルは補正が発生し疲れを溜めずに打てる。最高15回


《ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンッ!!》


 15連撃ッ! 竜は頭に連続で食らいスタン継続。今度はハンマーを振り上げ力を溜める


『攻撃スキル〔二段溜め Lv:Max〕』


 これも攻撃スキル〔溜め〕を強化したもの。今までは一段階しか溜められなかったが、もう一ゲージ溜められるようになった。二ゲージを最後まで溜めれれば一ゲージの1.5倍の高威力が出る


 竜のもがき苦しむその姿を見下ろしながらひたすらゲージを溜める。一ゲージ目が溜まる


 スタンが解除され立ち上がりだす。今度は見下ろされる状態に。そこで二ゲージ目が溜まる


 攻撃される前に打つべし。光を纏うハンマーを振り下ろせば圧倒的な攻撃が竜を襲い吹き飛ぶ。振り下ろした攻撃で吹き飛ぶとは


 怯んだ竜に近づこうとするが真っ赤に燃える炎の塊を吐いてくる、ブレス攻撃である。それをハンマーで弾き返す。これもスキルの一つ


『攻撃スキル〔護撃 Lv:Max〕』


 使用回数10回、町などの制限エリア内に入ることで回数が回復する。体力一割とかなりの量のMPを使い発動。攻撃の威力が高過ぎたりする攻撃には使えない


 弾いたブレスは竜の身体に当たり爆発、煙の中で怒り狂う竜

 一際大きな咆哮の後、突撃してくるそれをまた護撃でガード。足の裏が滑り3メートル後ろに移動するが完全に無効にし攻撃を止める




 ………それを続けること数分………




「グ、グァァァ………」


 ドサァと大きな音を立てて竜が倒れる。アイテムをドロップし光になり消え去った。回復薬と魔法薬などを何十個も消費しなんとかギリギリで生き残れた


 普通のゲームなら別に死んでも始まりの街とかで生き返るんだろうけど、一回でもアウトな今の状況だとマジで殺す気で戦わないといけない。自分の為に必死で頑張ったのはこれが初めて、ではないけど生きてきたこの齢18年では経験しないことを経験し、その所為でどんな状況でもある程度冷静になれるようになった。悲しい、いや哀しいかな


《パンパカパーン!》と軽い音が鳴り、まだ出現していたHPバーの上に赤い字で『Level up!!』と文字が表示された

 ドロップアイテムを拾いメニューウィンドウを開きステータスを開く



=======================================


〔レベル:98〕〔HP:533/533〕〔MP:284/284〕

〔STR:239〕

〔VIT:230〕

〔DEX:241〕

〔AGI:221〕

〔INT:217〕

〔状態異常耐性:101〕

〔属性攻撃耐性:95〕


=======================================



前回ステータスが



=======================================


〔レベル:71〕〔HP:335/335〕〔MP:201/201〕

〔STR:192〕

〔VIT:181〕

〔DEX:198〕

〔AGI:170〕

〔INT:171〕

〔状態異常耐性:99〕

〔属性攻撃耐性:86〕


=======================================



 レベルがさらに27も上がった。このレベルになったのは悪魔二体、竜一体、そこら辺のモンスター数百体を狩ったおかげである


 この数日でかなりのモンスターを狩ってきてかなりの回復アイテムを使ったがまだ百個ずつくらいあるのでまだこの辺りで狩りを続けようと思う。要するに引き籠りって訳だ


 外で引き籠りとはこれ如何に






 でも他のプレイヤーの情報が手に入らないのは惜しい。今このゲーム内のプレイヤーがどの位進んでいるか、どんな具合に進もうとしているか分からないとこれから何処に行けばいいか分からん(始まりの街にすら行っていない所為で街の名前を知らないし何の名前の世界にあるかも分からない。つまり俺が当てずっぽうに世界を渡りまくって元の場所に戻るか、行った先でプレイヤーに出会わないといけなくなる)。まあそれ以前にパスポートがないんじゃ意味がない


 奥に出現した茶色の宝箱を開きアイテムを手に入れる


「金塊数個と宝石数種類を手に入れた、か。宝石って高く売れそうだよな」


 アイテムポーチを閉じメニューに戻るとお知らせの欄にまた《New》のマークが浮かんでいた

 そこを押してみると運営からアイテムが送られてきた


「ボスモンスター初撃破ボーナスで“パスポート”をゲット」


 ……………………………ん?


「パスポート?」


 メニューを開きアイテムポーチを選択し一覧をスライドさせて見ると確かにパスポートと表記してある、さっきまで悩んでいた問題の一部が解決した


「なんか俺、運が向いてきた気がする」


 ボスを倒せばパスポートが貰えるのかよ。知っていればもっと早くに狩っていた………いやこのレベルでやっとだから無理だったな


 ボスの間に現れた青い光を放つ脱出用の魔法陣に乗り入り口に戻る


 戻ってきたのだが


「どうしてこうなった」


 今現在洞窟の入り口、そこで見たのは変わり果てた森だった。いつの間にか森が焼け野原と化していたのである











◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇











 森の中を進んでいるがあまり良い気分にはなれない、なったろそれはそれで可笑しいのだが。洞窟中は空気がどんよりしていていたがここはそれ以上に苦しい

 草木が燃えた煙の臭い、残った死骸の異臭が立ち込め鼻から入り肺が壊れるんじゃないかと思ってしまう程気持ち悪くなる


「何があったんだよ「…………誰か…………」ファッ!?」


 なんだ?誰かの声が今


「だ、れか、助け、て」


「何処だ、何処にいる!?」


 いつの間にか走っていた俺、微かに聞こえる助けを求める声が死に掛けの人の声に思ってしまったからである


 少し進むと燃えて崩れた小屋があり、その中には倒れたタンスとその上に倒れる本棚がありタンスの中から声が聞こえていた


「大丈夫か!? 今助けるぞ」


 本棚を退かしタンスの歪んだ扉をこじ開ける、そこには中学1年くらいの女の子がいた。服のあちらこちらに焼けた跡があるが体には火傷は無いが抱きかかえた身体は想像以上に軽かったし顔や手足はほっそりとている、何日も飲まず食わずなのだろう


「回復薬、それに水」


 蝙蝠の翼の皮で作った袋に入れていた水を飲ませる


「水、飲めるか?」


 ゴクゴクと喉を鳴らしながら水を飲む姿に安心した。数分掛けて水を飲ませると少女を抱え上げ家を出る、これから安全な場所に連れて行かないといけないから聞きにくいけど聞く


「お父さんかお母さんは何処にいるか知ってる」


 もし死んでいたらそれを思い返してしまうけど生きてるかもしれない、だったら親のいる所に連れてかないといけないだろう


「お父さんとお母さんは多分大きな扉のある街にいる」


 なんでも数日前にここら一帯に落雷が起き山火事になった、それを避けるために親と逃げていたが逸れてしまいこの家に入りタンスの中に隠れていたが本棚が倒れてきて出れなくなったらしい

 運が良かったとしか言えないな、てか親はもうちょい子供を見てくれよゲームだとしてもさ

 行くところは決まったな、親に会えればいいんだけど


「それじゃ行こうか」


 辺りを見渡し街のある方に向かっていくが


「シャギィィィ…………」


 こんな時に、なんだよこいつ等は

 目の前に現れたのは大きな半透明の羽を高速で羽ばたかせ空を飛ぶ上半身はハエで下半身がムカデの大きな虫、それが5匹いる


「こんな時に、邪魔すんじゃねぇ!!」


 取り出したナイフを一匹に投げる、高速で飛んだナイフは虫を貫通し後ろの二匹の羽を巻き込み木に刺さったが耐久値が0になったのか刃が砕けて消えていった。無鉄もギガブレイカーも投げ5匹全て一気にケリを着ける。武器を全て拾い上げ少女を抱きかかえ急いで街に向かう、まだいるかもしれない






 女の子を抱えたまま街に入ったのだがいきなり見つかる訳もなく何十分も彷徨った。色々な場所を回り孤児院の前を通った時にこの子の親がいて良かった


 親も探していたが見つからずに最後の願いを掛けここに来たらしい


「ありがとうございます」

「いえ助けたのはこちらの意思です、お礼を言われるのはちょっと………」


 それじゃあ、と去ろうとするとフード付きのマントの端を掴まれそこを見れば助けた女の子


「………名前」

「名前?」


 俺の? と人差し指を自分に向けるとコクコクと頷く女の子


「あらあら」「良かったな娘よ」


 と両親が言っているがおい、年の差を考えろよそんなことあるかよ


「お、俺の名前は【ミコト】だ」


「あたしは【ミルフィーネ】って言うの。長いからミルフィって呼んで」


「そうかミルフィ、いい名前だね」


 やべ、つい言っちまった赤くなって俯いちゃったよ。おいご両親、あんた等も知らない男が近づいてんだからなんとかしろ


「それじゃあ俺はこれで」

「ま、また会える?」


 気まずくなってしまいここを出て行こうとするができなかった。そんな泣きそうな顔で見ないで身に覚えのない罪悪感がヤバい


「そうだな、これから旅に出るから近いうちには会えないかな」


 だから泣かないのまだ俺の台詞は続きがある


「でも君が立派な女性になったら来るよ」


 とクサい台詞を吐き孤児院を出る、これがこのゲームを進めるフラグだと知らずに






 街中にあるアイテム店で今まで貯めたドロップアイテムを売る


《売るアイテム》


 大蛇の蛇皮………135個 大鼠の牙………150 大蜘蛛の針………173

 ゴブリンの棍棒………1個 大蝙蝠の羽………107個

 竜の鱗………3個 竜の牙………2個 竜の爪………6個 竜の翼………2個


「合計で899,600ゴールドです」


《買いアイテム》

 回復薬………500 上回復薬………400 魔法薬………400

 味付き干し肉………100


「買い取り金額合計294,000ゴールドです


 どうもありがとうございました」


 残金の〔344,415ゴールド〕に〔605,600ゴールド〕を加え、所持ゴールドが〔95,0015ゴールド〕になった。前にも言ったがこの額にどの位の価値があるのか分からないな、別にいいけど

 前にも言ったが魔法薬が600ゴールドとか高過ぎだろ、買った金額の9割占めてるぞおい

 ~アイテム~


 回復薬/ランクE/HPを20回復する/20ゴールド

 上回復薬/ランクD/HPを100回復する/100ゴールド

 魔法薬/ランクD/MPを50回復する/600ゴールド

 解毒薬/ランクD/状態異常(毒、麻痺)を回復する/50ゴールド

 味付き干し肉/ランクE/保存が効く携帯食料/40ゴールド


 回復薬や上回復薬を使用した描写が出てきてて回復量が可笑しい点がありますがそこは気にしないでください。あと手持ちの金は今回みたいに正確に計算していくかは微妙です、計算が面倒だから適当になるかも

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ