第42話 報仇雪恨
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鮟鱇田と鹿鳥山の境目。勇牧家の部隊は鹿鳥山側におり、いつでも突入できる。
帝馬がおり、康の首がくるのを待っていたが、使者の星奈が持ってきた首を見て怒っていた。
「康の首じゃない!! 私がほしいのは康の首だ!!」
帝馬はまったく知らない男の頭を蹴りとばした。持ってきた首は迎撃準備をしていた時、勇牧家に協力しようとしていた元貴族の男だった。他にもあり、適当に選んだもので勇牧家に協力する者はいなくなった。
「康様から首だけでなくメッセージもあります」
帝馬は敵なので星奈は無礼な態度で主の言葉を伝える。
「この不届き者の首で我慢しろ。愚かなことをやめて帰れば今回のことは許す。勇牧家の当主として、よく考えろ」
ゴスロリ男の娘と同じ声にして伝えたので帝馬の怒りは爆発した。
「これが康の答えか!! ふざけるな!!」
腰の剣を抜き、星奈に斬りかかる。彼女はかわして離れ、帝馬を冷たい目で睨んだ。
「愚か」
星奈は侮辱して鮟鱇田側に逃げた。
「康だけでなく一族郎党を殺して鮟鱇田を奪ってやる!! おとなしく自分の首と鮟鱇田を渡さなかったことを後悔して死ね!!」
娘と孫を殺された怒りに康の答えで怒りが増した。
「娘と孫の弔い合戦だ!! 進めー!!」
帝馬の命令で部隊は鮟鱇田側に突入した。凄まじい勢いで直進しているが、攻めてくるのが分かっていたのでクラブのトランプの騎士隊が横に整列しており、マシンガンを構えた。
「撃てー!!」
クラブの一の命令でエネルギー弾を連射した。勇牧家の部隊は直進しているのでかわすことができず、くらって消滅していく。
止まらずに進み、後退しないので撃てば当たり、死者が増えるだけだった。
「対策はある!! 前進あるのみだ!!」
帝馬はどれだけ死んでも部隊を止めなかった。部隊の数は多く、消滅させても途切れなかった。
そして倒しきれなかった敵達がトランプの騎士隊に斬りかかり、陣形は崩れた。
トランプの騎士隊が復活しても数のゴリ押しで復活した者達はすぐ倒され、攻撃されないところで復活するしかない。
傭ヘドロが対策をしたせいでトランプの騎士隊と雑兵蟻の能力がばれて広がり、対策ができるようになってしまった。
石化能力ではなく数で対策し、帝馬は少し頭を使っていた。
「康を殺せ!!」
「康の首をとれ!!」
団員達は康を捜すように進んでいる。しかし想定内で迎撃できる。
ハートとダイヤのトランプの騎士隊は敵部隊の両側にいてマシンガンを構えた。
「ぐっ!!」
主の敵なのでトランプの騎士隊は怒っており、エネルギー弾を連射し、くらった団員達は消滅している。
正面の戦闘が強い勇牧家とまともに戦闘をしないで両側から攻撃して崩した。
「この卑怯者ども!!」
「正々堂々と戦え!!」
まともな戦闘にならないので勇牧家の団員達は罵倒しているが、気にせずに連射している。敵の得意な戦闘をするバカではなく、主の命令に従って戦っている。
勇牧家の部隊の勢いは最初だけで止まってしまい、スペードとクラブのトランプの騎士隊が前後から攻めた。
勇牧家は数で攻め、康は命令に従う者達をうまく使うタイプです。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「非正規団員の小事件集」と「ストイックな二人の殴り愛」も連載中です。




