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甘えん坊少年と過保護な女神とお姉ちゃん  作者: 桜川 清太郎
第1章 理から外れた存在 コスティス編
19/20

第19話 ウサギのお姉ちゃんと家族

なろうコン大賞のタグつけてみました。

拙い文章と自覚しておりますが、ブクマや評価をいただける度に嬉しく思います。

誠に有り難うございます。

 

 創生の女神《アテイール》様が、この世界を創られたのは一万年前。

 それから自然あるれる大地が創られ、動物や人が生まれた。

 そして、神様たちは、人に神の御業を授けてくださったけど、《アテイール》様の御業を使う者はいなかった。

 だから、神の加護を受けた者が、御業を使うことはあっても、その名を口にすることはない。


 祝詞のりとを口ずさみながら、僕は様子を警戒しながら様子を窺っている人たちを見る。

 ギルドに貼りだされた緊急依頼。

 それによって、集められた兵士や冒険者の人たち。

 僕らが来たときよりも、さらに人数は増えた。

 どれくらい集まったのかは分からないけれど。

 僕は小さいから、集団の前の方しか見えないし。


「我は創生の神アテイールの寵愛を受け、その意思を継ぐもの。我の纏いし神装束は、この世の理を顕し、あらゆる邪気を祓うものとならん。【神装変身チェンジング・ユニファーム】!!」 

 

 足元に金色の幾何学模様が現れると、僕は金色の光に包まれる。

 僕の全身を包む、お姉ちゃんの髪の色に似た空色のローブ。

 最後に現れた、神器【理を正すタクト】を右手に掴むと、神鎧ディエティ・アーマーを纏った冒険者のおじさんへと向けた。


 静かに成り行きを見守っていた人たちも、変身が終わると俄かに騒ぎ出した。

 

「おい、今の聞いたか?」

「そんなはずはないだろ?」

「でも、背中見てみろよ」

「あいつらだろ? 白雪龍ホワイトスノー・ドラゴンをやったのは」

 

 僕の背中に刻まれた《アテイール》様の紋様のことを言ってるんだと思う。

 世界一有名な神様でありながら、誰もその寵愛を受けたことがないらしい。

 少なくとも、この町で加護のことを、隠すことができなくなった。

 でも、今はウサギのお姉ちゃんのほうが大事だから。

 

「僕は創生の神《アテイール》様の寵愛を受けたアルです! ここに倒れてるウサギのお姉ちゃんにひどいことするなら、ぼっ僕が絶対に許しません!」


『アルちゃん。そんな呼び方しないでって言ってるでしょ?』


 僕の近くを飛び回る《あいちゃん》は、いつもふざけてるんじゃないかって思う。

 でも、そんな《あいちゃん》が傍にいてくれるから、僕はいつも勇気百倍なんだ。


 冒険者のおじさんは、いかつい顔を歪めて怯んだように見えた。

 やっぱり《あいちゃん》のお名前は、すごい衝撃インパクトがあるんだと思う。


「しかし……やはり外道デヴィルを見過ごすわけには……」

「いいの! 僕がいいって言ったらいいの!」


 もう少し。この冒険者のおじさんは、迷ってる。

 僕が言ってることは、とても交渉とはいえない、子供の我がままだけど。


「ふざけるな! 外道デヴィルは殺せ!」


「この人数で掛かればいけるんじゃねーか?」

「そもそも、外道デヴィルを庇う奴が、《アテイール》様の寵愛を受けるはずないんじゃないか?」


 僕らを囲む人たちの雰囲気が、とても嫌なものに変わっていく。

 そんな彼らを見わたすと、瞳の色は様々だけど。

 でも、外道デヴィル化した者のような、禍々しい感じがして、とても嫌な気持ちになった。


「アルくん。まずいかも……」


 お姉ちゃんの一言に、僕は周りの人たちを見やる。

 神鎧ディエティ・アーマーを纏ったお姉ちゃんは、いつものように凛々しくて、とても綺麗で。

 綺麗な空色の髪の隙間から、少しだけ焦ったようなお顔が見えた。


 それは、変わりゆく雰囲気が、外道デヴィル許すまじ、そんな方向へと傾いていったから。


 この人たちが襲ってきたら。僕はこの人たちを殺してしまうのだろうか。

 ウサギのお姉ちゃんは助けたい。それは変わらない僕の気持ち。

 でも、だからといって、この人たちを殺すこともできない。


 シリンギ村で、不幸にも外道デヴィルへと、その姿を変えられてしまった人たちのことを思い出す。

 あの人たちは、僕を……お姉ちゃんも殺すつもりで襲ってきた。

 でも、それはたぶん本能的なもので。

 外道デヴィルに堕ちた者は、人間を襲うと殺してその肉を喰らう。

 

 ウサギのお姉ちゃんは?

 この二週間。ウサギのお姉ちゃんは、野菜ばかり食べてた。

 僕もたたかれそうになったけど。

 でも、僕のお願いにちゃんと応えてくれた。

 僕は襲われなかったんだ。


 僕らを囲むこの人たちは?

 各々に武器を携えて、今にも襲ってきそうだ。

 外道デヴィル化した者と同じなのかな? ――それは違う。

 この人たちは、依頼を片付けるだけだ。

 でも、その根底には外道デヴィルに対しての憎しみとか、いろいろあるんだと思う。

 仲間や家族を殺された人たちも、中にはいるかもしれない。


 僕が思慮に耽ると、遂に攻撃をされてしまう。

 こちらを目掛けて放たれた矢をかわすことはできない。

 冒険者のおじさんの後ろにある三階建ての建物から放たれた矢。

 

 僕が避ければ、ウサギのお姉ちゃんに当たってしまう。

 そして、それに呼応するように、冒険者のおじさんと周りの人たちも僕らに襲い掛かってきた。


 この身を包む、【アテイールのローブ】は、あらゆる攻撃を九九%カットする。

 神獣の一種【神蚕しんさん】一〇〇%で作られたローブの身体能力は一○○倍だから。


 僕らに目掛けて放たれた矢も、襲い掛かる人たちも。

 スローモーションのように見えるんだ。

 

「アルくん!!」


『アルちゃん!!』


 僕は両手を広げて、放たれた矢を一身に受ける。

 次々と突き刺さるはずの矢は、僕の身体に触れると、力を失い地面へと落ちる。


 お姉ちゃんは、僕を守るように冒険者のおじさんの剣を防いでくれた。

 でも、相手の力の方が強いみたいで、弾かれた剣は折れて、くるくると回りながら宙を舞い、そして地面へと突き刺さる。


「アルくんには、指一本も触れさせません!」


 折れた剣の柄を投げ捨て、僕の前で両手を広げて立ちはだかるお姉ちゃん。

 赤い外套マントと空色の美しい髪を見ながら、心の中で大好きって言ったんだ。

 だって、いつも僕を大切にしてくれるから。


「我は創生の神アテイールの寵愛を受け、その力を行使するもの。我が造り出す風は、あらゆる敵意を粉塵へと還す。【防壁の風ウィンド・ウォール】!」


 僕はすぐさま防御の御業を使う。

 それは、お姉ちゃんが選んでくれた神の御業。

 僕を大切にしてくれるお姉ちゃんと、地面に横たわる可哀相なウサギのお姉ちゃんを守るんだ。


 そして、襲い掛かる矢も、僕らを突き刺そうとする槍は、【防壁の風ウィンド・ウォール】に阻まれる。

 みんな細かく切り刻まれていった。

 なるべく相手を怪我させないように、風の壁を調節しながら武器だけを粉々にしていく。


「なんだ? どうなってんだ?」

「アブねえ!」


 襲い掛かろうとして、逆に武器を失った兵隊さんと冒険者の人たち。

 見る見るうちに顔が蒼ざめていくのが分かった。


「僕らに触れることはできません。もう諦めてください」


 僕の声に後ずさる人々。

 神鎧ディエティ・アーマーを纏ったおじさんは、僕の防御壁に気づいてるのか、剣を構えたまま動かない。


 すると、囲んでいた人たちの一角が崩れる。

 金色の髪を短く刈り上げ、真っ赤なローブを纏ったコスティス男爵だった。

 男爵も、炎を司る神《フレイア》様の寵愛を受けているみたい。


「その外道デヴィルをどうするつもりなのだ?」

「…………」

 

 翡翠のような瞳は、ギルドで見た冷たいものではなかったけれど。

 でも、とても威厳に満ち溢れていて、何か僕を試しているような気がしたんだ。


「お姉ちゃんは僕の家族です。ウサギのお姉ちゃんも、僕のお姉ちゃんになってもらって、僕の家族にします!」


 ハッキリとした口調で、僕を睨むコスティス男爵へ言った。

 

外道デヴィルを家族にするだと? その者は、創生の神《アテイール》様の理を外れ、外道デヴィルに堕ちた者だぞ?」

「でも……ウサギのお姉ちゃんは、悪い外道デヴィルじゃないです。こんな姿になってるけど……ウサギさんのお耳も……僕は大好きだから」


『ちょっと! アルちゃん! なんてこと言うの!』

 

 なんか《あいちゃん》は、文句があるみたい。

 ピカピカしながら、僕の周りを飛び回る。

 どこから出てきたのか分からない手を使い、あーでもないこーでもないと。


「僕の大好きな《あいちゃん》なら、そんなひどいこと言わないよね?」


『アルちゃんは、いつもそうやって、ずるいから知らないっ!』


 銀髪の美しい少女は、いーってしながら、そっぽを向いた。

 いつも思うけど、創生の女神様は何を考えてるのか、全く分からないや。


 そして、コスティス男爵の登場によって、様子を窺うようになった人たちから、ざわざわとした声が漏れてきた。

 たぶん、その見た目と依頼だけで、ウサギのお姉ちゃんをやっつけようとする人たちだから。

 でも、それは間違いじゃない。今回の事は、僕の我がままなんだ。たぶん。


「ハッハッハー! これは愉快なことよ。まあ良い。そなたが本気を出せば、我らなど到底蹴散らされるだけなのだろうからな。しかし覚えておくが良い。そなたの力は強大過ぎるゆえ、使い方を過ってはならぬ。そしてその力を利用しようとする者に気をつけることだな」

 

 良かった。どうやらウサギのお姉ちゃんを許してもらえるみたい。

 それに、コスティス男爵は、悪い人じゃないみたいだ。

 お姉ちゃんもそう思ったのか、僕を見て頷いた。


 そうして僕らは解放された。

 でも、まだ終わりじゃない。

 早く帰って、手当てしてあげないと。

 気を失ったウサギのお姉ちゃんを抱っこする僕。


「よし! 帰ろっか」


 お姉ちゃんの元気な声が聞こえると、《マリーの宿》へ帰路についたんだ。

 

 * * *

 

「ちょっと! アルくん! どうしちゃったの!」


 ウサギのお姉ちゃんを抱っこする僕を見て、エリカさんが駆け寄ってきた。

 お姉ちゃんがエリカさんに説明してくれた。

 エリカさんは、急いでベットを用意してくれて。

 ウサギのお姉ちゃんをエリカさんの指示で、ベットに寝かせると、手当てを始めた。

 肢体に刺さる矢を抜き、濡れタオルで流れ出た血を拭いて消毒をする。

 

 僕は、お姉ちゃんとエリカさんで、手際よくするのを見てるだけだけど。

 その時、治療の御業があることを思い出したんだ。


「《あいちゃん》! 治療の御業ってあったよね?」


 僕は宙を彷徨う《神書しんしょ》に話しかけた。

 僕の呼びかけに応えるように、ピタって止まったのだけど。

 僕を見る《あいちゃん》の黄金色こがねいろの瞳が、なんていうかジト目なんだ。

 また、ご機嫌ナナメらしい。

 

『そんなの唾でもつけて、ほっとけば治るよ』


「じゃあ、《あいちゃん》が舐めてあげるの? 神様の唾なら確かに効きそうだけど」


『なっ……そんな……。私ができるわけないでしょ!』


 口をパクパクさせながら、そんなことを記す《あいちゃん》。

 今はそんなふざけてる場合じゃなかったよね。


「じゃあ、僕がペロペロしたら、早く治るかな? ウサギのお姉ちゃんが元気になるのなら、僕は頑張ってペロペロするよ!」


『だっ……ダメーーーーー!』


 叫び声を上げるようにピカーって光る。

 でも声は聞こえないんだけどね。


 それに、なんだかお姉ちゃんとエリカさんの眼が怖い。

 手当てをしながら、顔だけ僕に向けるんだ。

 僕が何かおかしなことでも言ったのかな? って思った。

 僕は、ただ、ウサギのお姉ちゃんに元気になって欲しいだけなのに。


 そして諦めたのか、《神書しんしょ》が勝手にめくり始めた。

 やさしい光を灯し、めくれるのが終わると、僕の手元へ降りてくる。

 

“【完全なる治癒パーフェクト・ヒーリングアテイールVer】


 祝詞のりと 我は創生の神アテイールの寵愛を受け、その力を行使するもの。我の力は理に生きる者を完全に癒す。【完全なる治癒パーフェクト・ヒーリング


 用途・用法

 祝詞のりとのたまえば、一体に限り、怪我や病気で苦しむものを治すことができます。

 この御業が効く症状、切り傷、刺し傷、骨折、その他の外傷。感染症、白血病、癌を含む全ての病気。

 尚、死人や外道デヴィルを治すことはできません。


 ※注意事項

 この御業を同じ人に使えるのは一日に一回だけです。理の力を使い、無理やり治すこの御業は、使いすぎると害があります。

 又、怪我や病気を患っていない人にも使わないこと。危険です。用法を守り正しくご利用ください。試しにソフィに二度掛けしてみましょう。おもしろいことになるやもしれません。ウヒヒヒヒ”


 うん。《あいちゃん》は平常運転だ。

 もう慣れたから、突っ込む気にもなれないや。


 それに、これがあったら母様ははさまは助かったんだろうか?

 そんな疑問が僕の脳裏をよぎる。

 僕はそんな疑問を振り払うかのように、かぶりを振った。


 今はウサギのお姉ちゃんを治さないといけないんだ。

 

「お姉ちゃん。エリカさん。ちょっと今から御業を使うから」


 濡れタオルで、流れ出る血を綺麗に拭いている二人に、少し離れてもらう。


「我は創生の神アテイールの寵愛を受け、その力を行使するもの。我の力は理に生きる者を完全に癒す。【完全なる治癒パーフェクト・ヒーリング】」


 右手に持った神器【理を正すタクト】の先に、真っ白な幾何学模様が現れる。

 幾何学模様を彩る神文字が完成される頃、その先に真っ白な丸い玉が創りだされた。

 幾何学模様も、白い玉も、それほど大きなものではない。


 そして僕の指示と願いが込められた白い玉が、ウサギのお姉ちゃんをやさしく包み込む。

 矢による傷や、何処かにぶつけたと思われる痣が、見る見るうちに治っていった。


 お姉ちゃんもエリカさんも、僕もその光景を見守っていた。

 やがてウサギのお姉ちゃんを包んでいた、うっすらと光る靄が晴れる。


「よかった……」


 お顔にできた痣も、痛そうだった刺し傷も、みんな治ってる。

 綺麗な白い肌も、ちゃんと元通りだ。


「アルくん。よかったね」

「うん」


 お姉ちゃんの言葉に安心した僕は、その腰に抱きつく。

 それに応えるようにして、いいこいいこしてくれるお姉ちゃん。

 僕は嬉しくて泣いちゃった。

 

「あ……りゅ……」


 すると、ベットから消え入りそうな声が聞こえた。

 でも、それが僕の名前だとすぐに分かった。

 だから、右手で涙をゴシゴシと拭ってから、ウサギのお姉ちゃんに近づいたんだ。


「ウサギのお姉ちゃん、もう痛くない?」

「あ……りゅ……」

「なーに?」


 ウサギのお姉ちゃんが、僕の名前を呼んでくれるのが嬉しい。

 僕はニコニコしながら、桃色の綺麗な瞳を見つめる。

 薄い唇から、僕の名前が何度も漏れてくる。

 

「ちょっと! アルくん!」

「あれ? なに? どうしちゃったのかな?」


『おい! なにをするんだ!』


「キキキキキ?」


 みんなの声が聞こえたと思ったら、僕はウサギのお姉ちゃんに抱きしめられた。

 それで、僕の頭を撫でてくれるんだけど、お胸に埋めらる力が強いから、苦しくなっちゃったんだ。


「ウサギのお姉ちゃん、苦しいよ」

「あ……りゅ……。うれしい……。ボク……、うれしい……」


 片言だけど、ハッキリ聞こえる話し言葉。

 ウサギのお姉ちゃんのお胸は、ぷにぷにしてて、気持ちが良くて、いい匂いがする。

 だから僕も嬉しくて、ぐりぐりしちゃう。

 

『おい! 早く離れろ!』


 僕が苦しいって言うと、離してくれるけど、ウサギのお姉ちゃんのお顔を見ると、またすぐに抱きしめられる。

 何度も同じことを繰り返して、嬉しいがいっぱいになった。

 

 お姉ちゃんも、エリカさんも呆れるようにしてたみたいだったけどね。

 僕がみんなの前で宣言した新しい家族。

 でも勝手に決めちゃって、大丈夫かな?

 そう思うと心配になっちゃって、ウサギのお姉ちゃんの綺麗な桃色の瞳を見る。


「あ……りゅ……。うれしい……。ボク……、うれしい……」


 同じ言葉を繰り返すウサギのお姉ちゃん。

 僕はその胸に抱きしめられながら、きっと大丈夫だって思うと、急に瞼が重くなってきた。

 

「あーっ! アルくん! そんな格好で寝ちゃダメでしょ!」


 お姉ちゃんの声が聞こえたけれど、僕は睡魔には勝てなかったんだ。

次で一応のところ第1章は終わりのつもりです。



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