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殺された僕の魂は大邪神として転生した…  作者: R @ J
第一章 矢萩貴昭討伐編
18/54

水爆実験か⁈大災害か⁈大邪神達也の恐るべき力

〈冥界 アカトシュの神殿〉

エリーゼの里親になった達也達は、彼女がグロームに対してトラウマになっている等の事もあるので

予定していたローガン国王との接見は先に延ばし

暫くアカトシュの神殿にて、美沙、レティ、エリーゼ、達也の4人で過ごす事にした

1ヶ月程経った頃エリーゼはすっかり馴染んでいき本当の親子のような関係になっていった


美沙(ママ)!またあれやって(^^)」(エリーゼ)


「ふふ、仕方ないわね(^^)」(美沙)


美沙は魔法で光のボールを3個作りお手玉を始めた


「やっぱりママすご〜い!」(エリーゼ)


「えっへん!(^^)」(美沙)


一方、達也は今月の指定された星を破壊するため大邪神の仕事をしていた


「達也様…これが本日破壊する銀河と惑星の資料となります…ご確認を…」


レティはそう言うと達也に資料と破壊されたのを映像で確認するためのタブレット型モニターを手渡した


「今日は、第267銀河の惑星グレイスか…」


達也は資料を確認し早速破壊先への惑星へ中継を繋ぎモニターで確認をしスキルを使った


〈神罰執行〉

自分が望む物全てを一瞬で破壊(又は消滅)させる事ができる

全宇宙を破壊し全てを無に還す事も可能


ドッガーン!(惑星グレイスの爆発音)


「ふう…これで今日の仕事は終わりだな…」(達也)


「お疲れ様です達也様…与えられた仕事を嫌がらずしっかり真面目にこなしていく達也様…ちょっぴり素敵かも…♡」(レティ)


「全ては私の最大の恩人アカトシュ様の遺志を継ぐために…」(達也)


「あ…アカトシュ様はサボってばっかりでしたよ…星の破壊は達也様が来るまで、秘書だからという理由だけで私が大邪神代理としてやらされていました…私が苦労してる中、アカトシュ様はいろんな宇宙に行って遊びまくって神殿はしょっちゅう留守…珍しく帰ってきたと思えば私に対してセクハラばかり…もう辞めたくて限界でした…しくしく…」(レティ)


「そ…それは…お気の毒に…」(達也)


「でも…私もアカトシュ様の秘書になる前、結構荒れてました…両親には捨てられ…一緒にいた弟も私から離れて…心身共に限界が来て死のうと思った、その時にアカトシュ様が現れたのです…アカトシュ様は私を実の娘のように可愛がってくれました…私は嬉しくて拾ってくれたその日いっぱいアカトシュ様に泣きました…今の私があるのもアカトシュ様のおかげです…」(レティ)


「へえ…レティさん弟がいたのか…私もアカトシュ様にすごく感謝をしている…私も同じさ…私を救ってくれたのは間違いなくアカトシュ様だ…私は、あのお方の恩を決して忘れない…」(達也)


しんみりとした雰囲気となったアカトシュ(現達也)の部屋


達也(パパ)お仕事終わった?」


突然エリーゼが、達也の部屋のドアを開けて入ってきてそのまま達也の膝に座った


「ああ…終わったよエリーゼどうしたのかな?」


達也はエリーゼの頭を優しく撫でながら聞き


「あのね…パパの魔法みたいの!」(エリーゼ)


「え…?」(達也)


「あっ!やっと見つけた!エリーゼちゃんこんな所にいたのね!」(美沙)


「一体どういうことだ…?」(達也)


「…エリーゼちゃんが榊原君の魔法見たいってきかないのよダメって言ってたんだけど…」(美沙)


「…それでエリーゼは私の部屋に入ってきたんだな…」(達也)


「うん!あたしパパの魔法見るまで帰らないから!ママのばかり見て飽きた!」(エリーゼ)


達也も魔法を使えるのだが最小限の力で使ったとしても莫大な破壊力を誇るため自分が魔法使いという事は隠していたのだが魔王の特性なのか…達也が魔法を使える事は既にバレてしまっていた…


「…わかったよエリーゼ…パパの魔法を見せてあげる…でもこれだけは約束してくれ…パパを嫌いにならないで…わかったね…?」(達也)


「もちろん約束するよ!大好きなパパを嫌いになる訳ないじゃん‼︎」(エリーゼ)


「榊原くん…私も行くわ…」(美沙)


「私はここで番をしています…何かあればすぐ連絡いたします…」(レティ)


「うん…わかったレティさん…では美沙…エリーゼ…行こう…」(達也)


達也はレティを神殿に残して3人で無人の惑星に瞬間移動


〈第255銀河 某無人惑星〉

地球より2倍の大きさを誇るとある無人の惑星に着いた達也はエリーゼと美沙に対する危険をできるだけ避けようと、力をこれでもかと言うまで限界まで最小限に抑え自身の魔力で、パチンコ玉ぐらいの大きさしかない極小さな黒紫色の火球を作りエリーゼに見せた


「パパの魔法のボールちっちゃい…」(エリーゼ)


「こ…こら!エリーゼちゃん!」(美沙)


「いいんだ…美沙…エリーゼ…これはこう使うんだよ…」(達也)


そう言うと達也は現在地から2000km以上先の場所に例の火球を超高速で発射し着弾させたすると


ピカ!…ドッカアアアアンン‼︎‼︎‼︎‼︎


その火球が落下してピカ!っ光ったかと思えば旧ソビエト連邦が開発した爆弾の皇帝と称されるツァーリボンバー水爆実験の10倍以上の高さを誇るキノコ雲と超巨大なドーム状の爆炎が出来、火球の爆発の際に発生したマグニチュード10以上の地震及び衝撃波は惑星を20周以上した エリーゼと美沙は達也の結界によって守られたが…


「「…」」(美沙&エリーゼ)


余りにも衝撃的な光景に2人は顔が青ざめ白目になり呆然と立ち尽くしていた…大邪神は力を最低限に抑えたとしても計り知れない極めて深刻な被害が出るとわかった瞬間であった…次号へ続く




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