表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺された僕の魂は大邪神として転生した…  作者: R @ J
第一章 矢萩貴昭討伐編
17/54

大邪神はロリ魔王を養子にするそうです

登場人物


魔王エリーゼ (cv田村ゆかり)

金髪ロングストレート 赤眼 身長122cm

大女神アリシアがクラスメイトに討伐対象として出された魔王本人

見た目は黒のノースリーブワンピースを着用している6〜7歳位の女の子だが実年齢は300歳を超えている

靴は履いておらず常に裸足

魔王という肩書きを持つものの…幼い女の子らしく無邪気で優しい性格であり普段は森の動物達と遊んだりして人目を避け山の奥でひっそり暮らしていたが…矢萩の軍に家や森を焼き払われ命からがら逃げ出す

途方に暮れ彷徨っていた所を達也達に拾われ達也の養子になった以降、彼の事をパパ 美沙の事をママと呼び慕う

好きな食べ物はハンバーグ

神格ランクC



〈グローム 某野原地帯〉

幼馴染の美沙と再会した達也は、美沙からの説得を受けローガン国王に会うためにとある野原地帯を歩いていた


「ねえ…榊原君やっぱり王様に直接会って誤解を解いてもらった方がいいよ…」(美沙)


「確かにそうだな…面倒な事がこれ以上広まらない内に…」(達也)


「もう既に面倒な事になってると思いますけどね(笑)しかし…達也様、なぜ徒歩で向かうのですか?ミシェール王国へ直接瞬間移動なさた方がよろしいのでは?」(レティ)


「それもいいがこの美しい景色をもう少し拝みながら向かいたいのだよ…散歩みたいにね…」(達也)


「ジジくさい…」(レティ)


「なんか言ったか?レティさん」(達也)


「いえなにも…」(レティ)


3人がしばらく歩いていると道にしゃがんだまま泣いている裸足で6〜7歳くらいの黒の袖無しワンピースを着た金髪幼女がいた


「どうしたの…?」


美沙は優しく女の子に声をかけると幼女は3人の顔見るとビクッとして腰を抜かしてしまった…かなり警戒してる様子だった


「ご…ごめんね…お…驚かせちゃったかな…?心配しないで…私達は貴女の敵ではないわ…Σ‼︎貴女怪我してるじゃない!ちょっと待ってて…」


美沙は幼女にスキルを使った


〈奇跡の回復魔術〉

このスキルは患者のいかなる怪我及び病気を治療し瞬時に完治させることができる


「天空を司る風と水よ…この者の傷と病を癒したまえ…」


美沙はそう唱えると幼女の体は優しい緑と青の光に包まれた…そしてみるみる内に幼女の傷が消えていった…美沙の能力によって幼女の怪我は完治したのだ


「もう大丈夫よ…貴女お名前は?」(美沙)


「…エ…エリーゼ…」(エリーゼ)


「エリーゼ?エリーゼってグロームの魔王の名前と一致しますわね…」(レティ)


「何?ではこの娘がクソ女神アリシアが言ってた魔王ってことか?」(達也)


達也とレティの会話聞いていたエリーゼは更に怯え涙を流し


「こ…殺さないで...」(エリーゼ)


「だ…大丈夫よ!お姉ちゃん達 貴女に何もしないよ!んもう!榊原君!レティさん!エリーゼちゃんが更に怯えちゃったじゃない!」(美沙)


「「わ…私はそんなつもりじゃ…」」(達也&レティ)


「すまない…君を怖がらせるつもりはなかったんだ…ところで…エリーゼちゃん、君はどうしてこんなボロボロの姿で泣いていたんだ?よかったらお兄ちゃん達に話してくれないかな?」(達也)


達也はエリーゼに優しく質問すると…


「…あたし達…大人しく暮らしていたのに…突然ペルセネウス軍の人達に襲われた…友達だった動物達は殺され…住む所も焼かれて…だから必死に逃げ出したの…」


ペルセネウスという言葉に達也は無表情ながらも怒りを露わにした達也の最大の仇である矢萩が皇帝として君臨し、何も罪もないエリーゼ達を苦しめた事に…


「エリーゼちゃん…君…他に身寄りは?」


達也は再度エリーゼに優しく質問し


「…」


エリーゼは無言のまま首を横に振った


「ならば…私の元にくるか…?」


するとエリーゼは涙を流し達也に抱きついた達也はエリーゼを優しく抱擁し頭を撫でた


「よしよし…辛かったろう…もう大丈夫だからね…」


こうして大邪神達也は魔王エリーゼを養子として迎え入れた…次号へ続く





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ