再会
〈ミシェール王国 繁華街〉
ジェイクと仲良くなった達也はジェイクのおごりで食事を楽しんだそして勘定を終え外に出ると
「おい…おっちゃん達、金出しな」「てめえら何調子乗ってんだ?締めるぞおらあ!」「文句があるならタイマンだ!」「びびってんのか?はっはー!」
4人の少年が2人に絡んできた達也にはこの少年達に見覚えがあった…それはかつて矢萩の取り巻きとして一緒になって達也をいじめていたクラスメイトだった…
そいつらが矢萩同様チートを悪用して恐喝していたから冷静ながらも達也の怒りに火が付き異空間から不動明王を取り出して4人を斬り捨てようとしたがジェイクに止められた
「まあまあ達也…お前は手を出すな…こっからは俺様の仕事だ…」
ジェイクはそういうと小さいナイフを取り出した
4人は
「なんだそれ?おもちゃか?ちっちぇ〜」
とか言って笑うが突然ジェイクが瞬間移動のようにその場から消えたと思えばすぐにまた同じ場所に戻ってきた
4人は
「はっはー消えただけかよだっせ〜!」
と言った次の瞬間
ブシュー!「Σぐほう⁈」ブシュー!「Σがはぁ⁈」ブシュー!「Σぐひぃ⁈」ブシュー!「Σごふぅ⁈」
と4人同時に頸から血が噴き出し倒れ彼らはそのまま絶命した
一瞬にしてチート能力持ちの4人を瞬殺したジェイクの超人的な身体能力を目の当たりにした達也ではあったがジェイクの実力をわかっていたのか冷静だった
「さあて本日の俺様の仕事はこれで完了!達也、今夜は楽しかったぜ!また会って酒でも飲もうバイビー」
ジェイクはそう言うと再び瞬間移動のようにその場から消え立ち去った
「さて…私も帰るとするか…」
達也も瞬間移動でレティの待つゴージャスホテルに戻るのであった
〈ミシェール王国王宮 国王広間〉
次の日の早朝、1人の女戦士が国王の元へ呼ばれていた
「参謀長からお聞きいたしました…必ずしもその男の身柄を此処にお連れいたします」
と女戦士は跪きながら国王に宣言する
「うむでは頼むぞ…ミサ・イナモリ」
1人の王国最強戦士が達也の元へ送られるのであった
〈グローム 某所〉
その日の午後、達也とレティはグロームでとある湖畔地域を散策していた
「綺麗な湖だけど、何か出てきそうだな…例えばリヴァイアサンとか」
達也がそう呟くとレティは
「はあ…こんな湖にリヴァイアサンがいるわけないでしょう…それより今週の星の破壊は済みましたか?異世界に来ても大邪神としての仕事はきちんとしていただきたいものです…」
レティは達也にそう答えた
「はいはい…それはちゃんとやってますよぉ…じゃないとアカトシュ様がなんのために私に力を与えたのかわからないですからねぇ」
一応大邪神の仕事もやってると答える達也
「…ならよろしいですが…ん?」
レティがそう言うと達也とレティは何かに気づいたのか後ろを振り向く
「何かが来る…」
すると突然…!
「はあああああ!」
レイピアを持ち切りかかる少女 カキーン‼︎
「とっと…危ないねえ…おてんばお嬢ちゃん…おいたはいけない…Σん⁈」
いつものように余裕な表情で不動明王でレイピアを受け止める達也であったが少女の顔を見て驚愕した
その少女は自分が知ってる少女とは雰囲気は違ったが間違いなく自分が知ってる少女本人だったのだ
「き…君は…美沙か⁈稲森美沙か⁈ほら…!私だよ!榊原達也だ!」
少女は達也の名前を聞いて少し驚いた表情をしたが一歩下がり構わずレイピアで切りかかってくる
「嘘よ…私をからかわないで!榊原君は死んだのよ!貴方は顔も性格も別人だし!私をからかわないでよ!」
カキーン‼︎カキーン‼︎そう言いながら達也に攻撃してくる
そりゃあそうだ一度死んだ自分が大邪神と融合し転生した
話など、いくら優しい美沙でも信じるはずもないからだ…
「ま…まて落ち着け!本当だ!私はちゃんと覚えてる!君と最初に出会った時は小学校一年生の頃で!」
カキーンカキーン‼︎美沙の攻撃を受け止めながら信じてもらうため美沙との思い出話を語り必死に自分は榊原達也本人だとアピールするが全く信じてくれない
やっと久しぶりに会えた美沙と最悪な形で再会してしまった達也…2人の関係はいったいどうなってしまうのか…?次号へ続く




