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1、私たちの友情はどこ?

私、実嘉には、大事な親友がいます!

名前は、玲ちゃん。

とっても、可愛くて性格なんて、優しいし、相談にのってくれるし、とっても、気を遣ってくれるんです。。。

そんな、玲ちゃんが大好きです♪


でも、玲ちゃんはもうすぐ、アメリカに転校して行ってしますのです!

離れ離れはさすがに寂しすぎます・・・。

最後の日には、ちゃんと話そう。話してお別れしよう・・・

......


「玲ちゃ~ん、おはよう」

私はいつもどおりに、玲ちゃんに挨拶をした。

玲ちゃんの顔は何気に寂しそうだった・・・。


「おはよう、実嘉ちゃん」


寂しさをごまかそうと必死に笑顔を作っていた。

私は、すぐその笑顔は嘘だとわかった。


「ねぇねぇ、玲ちゃん」

私は、あることを尋ねようと玲ちゃんに声をかける・・・。


「何?実嘉ちゃん」

「あのさ、何時出発するんだっけ??なんか気になっちゃって」

私が、転校のことの話をすると、玲ちゃんの顔は悲しみに満ちていた。


「あ、ゴメン玲ちゃん」

「え!?何で謝るの!別に実嘉ちゃんは悪いことなんてして無いじゃん」

玲ちゃん...


「で、いつだっけ?」

「ん~と、そうえば明日だったかな?」

「え!!そんなに早いの!?」

そんな、急だったなんて知らなかった。。。

もっと、玲ちゃんと一緒に居たかったのに・・・。


「そんなの信じられないよ」

「え?」


私がそう言ったがなぜか聞こえなかったらしい。

二度も言うのは悲しくなるからその場から逃れるために走って逃げた

『明日』だと聞いたとき胸が破れそうだった

それに、玲ちゃんとの友達関係はもうこれで終わりになるのではないかと思った

私はもちろん玲ちゃんと友達で居たいし、そばに居たいって思う

でも、玲ちゃんは私のことなんかどうでもいいんじゃないかとたまに思うときがある

玲ちゃんがこのごろ何を思ってるのかわからなくなってきた。。。

・・・・・

私は家に帰り頭の中を整理した

『明日』玲ちゃんが引越しする日

私はそれを知らなかった

玲ちゃんは私のことをなんとも思っていない

私は玲ちゃんが大好きだ

けど玲ちゃんは・・・。


ピンポーン。。。


誰か来たようだ

でも、それどころじゃない

玲ちゃんに自分の気持ちを伝えよう

でも、どうやって。。。

直接言うとなんか気まずくなりそうだし

メールって言っても私貧乏だから携帯持ってないし・・・。


「あ、そうだ」

私はひらめいた

そうだ、手紙という手段があるじゃないか

じゃあ、早速手紙を書いてみよう

「実嘉~」


お母さんだ、

早速手紙を書こうとしているのに何で邪魔をするんだ


「なにお母さん」

「玲ちゃんだよ~」


っえ!?

なんで?何で今来るの?

って言うかなんで家に来るの!?


「早く下りてきなさい」

「・・・わかった」


今は、なんか会いたくなかったけど行かなかったら

変に思われるからしょうがなく行くことにした


「あ、実嘉ちゃん・・・」

「・・・どうして」

「っえ?」


私の声が小さすぎたのか玲ちゃんには聞こえなかったらしい

私の気持ちすらも聞こえないだろうね・・・。


「なんで、家にきたの?

明日引っ越すんだから準備しないと?」

「えっ!あぁそうなんだけど...

どうしても実嘉ちゃんに会いたくて・・・。」

「何で、べつにはなすこともないと思うんだけど」

私は追い払うようにきつく言った


「そんなことないよ!!ちゃんとあるじゃん!」

「えっ‼」

玲ちゃんの怒った所始めて見た…


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