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船?

筆が進みません。

ダラダラと進めていたら「ヤバイ!終わらない!」ってなってきちゃいました。


少し急ぎで書くといつも以上に変な書き方になっちゃって、最終的には「まぁ、ええわ」と諦めが…。

もっと上手くなりたいと言うのは、欲でしょうか?それとも、願望でしょうか…?

願望ですね(^◇^;)アハハ


それと、


67話のレア度に狂いがあったので、編集しました。

教えて頂いてありがとうございます!


ちなみに、レア度はこうなっております。


屑鉄級(ガーベッジ)

普通級(ノーマル)

特別級(レア)

特殊級(ユニーク)

秘宝級(トレジャー)

伝説級(レジェンド)

神話級(ゴッズ)


と、なっております。


コピペですみません。




宿屋の一階にある食堂の一角には、ただならぬ雰囲気を醸し出しす三人の男性が居る。

一人はドッシリと居を構えた吊り目のリョーガ。

一人は、若干申し訳なさげにしながらもジュースを飲むユース。

そして、最後の一人は、三人の中で一番の年長者であるのに、物凄く申し訳なさげに、そして、ビクビクとしているエリオス。


「で、成果は?」


機嫌が良いのか、ニコニコと笑みを浮かべているリョーガ。だが、それが怖い。

普通に笑っている筈なのに、目が怖い。とても怖い。


ジュースを飲み終えたユースは、お代わりを注文。そして、エリオスの方へと一度目を向けてから、報告をする。


「無理でしたよ。海に悪魔が出るとかなんとかで、誰も船を出してくれませんでした」


潔いユース。リョーガの喝は覚悟の内なのだろう。

全てエリオスに責任を押し付けれるとか、そんな悪い考えはしてない筈だ。


「そっか」


暫しの沈黙。

リョーガが思案タイムに突入したのだ。


次に紡がれる言葉を待つユースとエリオス。

ユースは事前に言い逃れの為の言葉を模索し、エリオスは逃げても無駄だと諦め気味に視線を泳がす。


遂にリョーガの口が開かれ、言葉が発せられる。


「よしっ。んじゃ、船買ってこい」


「「ん??」」


まさかの発言に自らの耳を疑ったユースとエリオス。


「金ならある。せやから、船買ってこい」


「け、けどよ、操縦は…操縦は誰がすんだ?」


「あぁ?そんなもん、適当にやったら動くやろ」


「………」


とても言い返したい。船の操縦はそんなに簡単じゃないと言いたい。だけど、言い返すと酷い目に合う。そう理解しているからこそ、エリオスは口を閉じた。


「その様子じゃ無理だったみたいね」


突如、エリオスの背後から声が聞こえ振り返る二人。

そこには、観光と言って別れてから一度も会わなかったリリィがやれやれと言った風に肩を竦めて立っていた。


店員に飲み物を頼んでからリョーガの隣の空いた席に座るリリィ。

リョーガが一瞬だけ緊張で固まり、鼻の下を伸ばしたのはご愛嬌だ。


リリィは運ばれて来た飲み物のミルクを一口飲み、フフンッと鼻で笑って報告をする。


「手に入れたわよ」


「何をだ?」


何の脈絡もない発言に疑問を発したのはエリオス。

ちなみに、リョーガはリリィが隣に座ってからずっとリリィの控えめな胸の谷間へと視線を向けている。


「船よ。それと操縦士も」


「マジかよ。俺達がどれだけ頼んでも無理だったのに…。やっぱり、女が頼めばいけんのか?」


「違うわよ。私が懇意にしてる店に頼んだだけよ」


「高そうだな」


「いえ、そんな事もないわよ。今回は特別に無料で提供してくれたし」


さっきから胸ばかり見てるリョーガを睨みつけながら言うリリィ。


睨みつけられて少し動揺したのか、視線を彷徨わせてから話に参加した。


無料(タダ)より怖いもんはあらへん!」


リョーガの一言にリリィは目を逸らし、エリオスは意味が分からないと言った顔をした。

ちなみに、ユースはジュースをちょびちょび飲んでホッコリしていたりする。


「どう言う意味だ?」


「そんまんまや」


「無料なんだったら良い事なんじゃねぇか?」


無料(タダ)ってのは何か裏があるって事や」


「成る程」


リョーガの言葉に納得したエリオスはリリィを見る。

視線をリョーガとエリオスから向けられたリリィは視線をジュースをチビチビと飲んでいるユースへと向けた。


「どうやら、何かありそうだな」


絶対に何かあるとエリオスは確信した。だが、リリィはその疑問には答えず、ミルクを飲み干してから立ち上がる。


「……明日になったら分かるわよ」


それだけ言ってリリィはそそくさと借りた部屋へと歩いて行った。

それを見送ったエリオスは視線をリョーガへと向け、ずっと気になっていた事を尋ねる。


「で、リョーガ。どこ見てんだ?」


「フトモモ」


リョーガの言葉を聞いて視線を辿れば、冒険者風の若い女性と仲間と思われる女性が和気藹々と会話している机席。その二人の女性の太股を交互に堪能していたようだ。


「お前…揺らぎねぇな。少しは隠せよ…」


「男は堂々としてナンボや。それに、エロは正義と優しさの塊や」


「意味が分からん」


やれやれと言った風に軽い溜息を吐いて、ユースを見やる。

ユースはユースでジュースを未だにチビチビと飲んでいた。


物凄く自由な仲間だ。としみじみと感じたエリオスであった。



〜〜〜



翌日。


宿屋の食堂に揃ったリョーガ、リリィ、エリオス、ユースの四人。


それぞれ好みの朝食を取りながら、今後についての話をしている。

リョーガは眠たげで首をカクカクと揺らし、ユースは呆然と天井を見上げており、朝の弱さが全面に出ている為、主にエリオスがリリィに尋ねると言った風になっている。


「船は手に入った…んだよな?」


「ええ。今日にでも発てるわ」


エリオスの疑問に即答したリリィ。


「じゃあよ、船旅に備えて食料を買っとかなーー」


「それも大丈夫よ」


食料も既に手に入れているようで、文字通り「今日にでも発てる」ようだ。手回しの早い事で。


「あと必要な物と言えば…」


考えるような仕草をするエリオス。だが、その言葉も予測していたのかリリィは食事の手を止めずに答えた。


「全部用意してくれてるそうよ」


「す、すげぇな…」


素直に感嘆の言葉を漏らすエリオス。

それと同時に、昨日リョーガが言った「タダより怖いもんはあらへん!」の言葉が頭をよぎった。


「一体、何が待ち受けているのやら…」


ボソリと呟き、空の食器が運ばれていくのを見送る。


食事を終えた一行は宿屋を出て、二度寝を開始したリョーガを担いだエリオスと、上の空状態のユースの手を引くリリィは街の海側ーー船乗り場へと向かい始める。


「ったく、なんだって飯食ってる最中に寝んだよ」


「朝弱いのは変わらないのね」


朝が弱いにも程がある。と呆れるエリオス。

リョーガの体重は軽く、その体のどこに力を溜め込んでいるのかと不思議に思える。


ユースはまだ眠たいのか、ホケェ〜っと青い空を優雅に飛び回る鳥を眺めている。

このパーティの筆頭二人が一番のお荷物と化しているようだ。


街の陸側の方面はノンビリとした雰囲気が漂い、出歩く人は冒険者だけと少ない。

だけど、海側の方面は朝から忙しなく動き回る人で一杯だった。


ちなみに、街の人達は、リリィがユースの手を引いて歩く姿は仲睦まじい兄弟のように見えて微笑ましい視線を送っているのに対し、エリオスがリョーガを担いで歩いている姿に変な人を見るかのような視線を向けていたりする。


船乗り場の近くまで来ると、漁に出掛けるのだろう。銛や木箱を運ぶ船員と思しき人達の他に、武器を携える冒険者のような人が動き回っている。


そんな中、とても分かりやすく、その場の雰囲気から見るにとても浮いた人物が二人、一人はスケッチブック片手に一人はローブを身に纏って立って誰かを待っている姿があった。


「あら、早いわね」


そして、リリィは彼等ーーネモと少女を見るなり感嘆の声をあげた。

彼等の事は一度ならず二度も見た事のあるエリオスの反応と言えば、


「おいおい、こんな所に”ソラの瞬き”が居るなんて情報、聴いてねぇぞ…」


立ち止まり、ネモを”ソラの瞬き”のリーダー”ソラ”と勘違いして驚いた。

それも当然。ネモの画面の色は殆どが白。服装も同じ。だから、普通の人が見分けるには少し苦労する。


「違うわ。あの人は”スカー”さんよ」


「スカー?確か、魔導言語で影って意味だったか?変わった名前だな」


「一言も喋らないから誰かが名前を付けたんでしょ?それより早く行くわよ」


「へいへい」


少しズレてきたリョーガを担ぎ直したエリオス。先を歩くリリィの後に着いて行く。


見つけた時と変わらぬ姿のネモーースカーの元まで辿り着いた一行。

スカーがずっと手に持ったままのスケッチブックを覗き込むと『お待ちしておりました。リョーガ一行様』と書かれていた。


それを読んでから、エリオスが何か言い出す前にリリィが先に声を出す。


「待たせたかしら?」


リリィの問いに、スカーは既に答えを書いていたのか、スケッチブックを一枚捲って次を見せる。


『いえ。そんな事はございません。私共も先程来たばかりです』


隣の少女の様子を見るに、もっと前からこの場に居たのだと分かる。

なにせ、少女は身体をカタカタと揺らし、冬の風と海から来る潮風を浴び続け寒そうにしているのだから。


リリィとエリオスは少女の様子を視界に入れ、何とも言えない表情をする。その間に、スカーはスケッチブックを次のページへと移り見せる。


『こちらへどうぞ。船を用意させてもらいました』


スカーの表示するスケッチブックに気が付いたエリオスとリリィは頷きながら返事を一つ、歩き始めたスカーの後を着いて行く。


そして辿り着いたのは、何の変哲もない木の板だけで組まれた一枚のイカダがポツンと浮かべられた場所だった。


「まさか……」


エリオスは思った『まさか、これで海を渡るんじゃないだろうな…』と。そして、少しばかり声が漏れた。


リリィも同様に、イカダを視界に入れて目を見開いて予想外すぎて驚いた。勿論、殆どエリオスと同じ理由だ。


ちなみに、リョーガは未だに目を覚まさない。

ユースも呆け顔のままだ。


『こちらのイカダにご乗車下さい。後はこのクリムがご案内致します』


スケッチブックを見せながら隣の少女の頭にポンッと手を載せるスカー。


「クリムなのっ、よろしくなの!」


ペコリと頭を下げてから、片手をグッと伸ばして自己紹介するクリム。子供らしさが滲み出た挨拶だ。


クリムが先にイカダへと乗り込み、「早く早く」と言いたげにイカダの上で跳ねる。

だが、イカダは海で揺られるだけで、上で跳ねた所で大きな揺れはない。安定感は抜群のようだ。


それを横目に、エリオスは先を不安に思って空いた片手で頭を抱える。

とても、とーっても、不安に思ったのだ。

そして、ふとリョーガの言葉を思い出した。


無料(タダ)より高いもんはあらへん!』


まさにリョーガの言う通りだと節々と感じる。


なにせ、リョーガやユースよりも言動の幼い少女のクリムが操船をするのだ。


こんな事で無事に目的地に辿り着けるのかと、それはもう、一生分の不安を抱える事となった。

発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂狂乱発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂発狂


この中に一つだけ違うものがあります。


アタマよオカシクな〜れっ♪



そして、ユクユクはワタシのナカマに…。

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