プロローグ え?俺死んだ?
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俺の名前は斎藤理仁。
22歳の無職、中卒、引きこもり。いつの間にか家族にも見放された。
家は7畳のギリギリ生活できるかぐらい。
バイトもしてない、サイフは親の銀行。
家には滅多に出ずずっとデリバリー。ウーバー◯ーツってまじ引きこもりに最適なものだよな。
自分で言っててクソすぎるってホントに思う。ほんと。
そんな人生つまんなそうな俺にも唯一の楽しみがある。
それは.........「RPG」だ。
特に転生系のゲームはとても好きだ。もうLIKE通り越してLOVEって感じ。
そして今日はとてもとても大事な日だ。そう、なんとドラゴンク◯ストの最新作の発売日になっている。
これを買わずにしてRPG好きを名乗るのは恥。
え?なんでネットで頼まないかって?
店で買ったほうがなんかいいだろ。うん。
年に数回しか出ない家の扉を空けた。
「まぶしっ」
かなり久しぶりの日光を浴びてかなり目目の刺激がすげぇ。
「こりゃイオ◯モールまで行くのきついぞ」
しばらく下を見たまま目的の場所に足を動かした。
久しぶりの運動はすっげぇ疲れる。
「おっ、目的の場所についたな」
俺はすぐにゲーム売り場に行ってドラ◯エを手に取りレジに行った。
「ドラ◯エですね!!会計はカードですか?現金ですか?」
「.......」
無言でカードを出す...
「カードですね!!」
あ〜もうほんとこういう店員まじめんどくさい。
だから外は嫌いなんだよ。
「こちら商品をどうぞ!!またのお越しをお待ちしております!!」
「.......」ペコ..
こんなところでコミュ障を出してほんと俺ってダサいよな...
まぁあとは帰るだけだ。ビニール袋を握りしめ足早にイオ◯を出た。
あと数分で家に着く。早くドラ◯エやりてぇな〜
そんな事を考えてたら事件が起きた。
曲がり角から急に子供が走って飛び出してきたんだ。
思わずびっくりして吹き飛ばしてしまった。
「危ねぇ...ぞ...」
子供が飛んだ先が車道だった。子供が倒れている。
後ろからはトラックが来ている。スピードは落ちない。もしかして、居眠り運転!?
俺のせいだ。またやらかした、何してんだ、また怒られる、早く急げ、動け。
無意識に体は動いた。ここ数か月体動かしてねぇのに意外と動くんだな。
俺は子どもに向かって跳んで、子どもを道路に投げ飛ばした。
まだトラックとの距離はぎりぎりある。急いで転がれば助かる........はずだった。
「痛ってぇ」
足をつった。ついでに腕も怪我した。久しぶりに体を無理に動かしたせいだ。
あぁ、これで終わりか。クソみたいなことしかしなかったけど、別に悪くない最後だな。
んなわけねぇだろ!!まだドラ◯エもやれてねぇしこれから発売されるゲームだってしてぇんだ。
だが無情にもトラックは俺を中に舞い上がらせた。
「ガンッ」と鈍い音が鳴る。
周りには俺が助けた子供しかいない。誰も助けを呼んでくれない。未練しかねぇなぁ...
たまたま生きていないかなぁ...
「く...そ...ったれ...ぇ」
この言葉を最後に俺は意識を失い、永遠の眠りについた......
はずだった。
「ん?なんでお主が死んでおるのじゃ?」
目を開けると真っ白な虚無空間にいかにも神様っぽい老人が立っていた。
神様(仮)の言葉を聞いて俺は確信した。
「あれ?俺ほんとに死んじゃった?」
この作品を見つけてくださり有難うございます。
小説に関しては完全に初心者なので誤字やアドバイスや感想を書いていただけると本当に助かります。
これからも見ていただけると大変ありがたいです。




