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第17回 なろう小説と、ロマンス小説。 #3

 ――とあるブログを見て気になった。

 というので書き始めたこのテーマ。

 実は、それだけじゃないんですよ。


 だんごには、還暦をとっくの前に迎えたオカンがいます。

 オタクの親はオタク。

 私に初少女マンガとして『王家の紋章』を薦めてきたのはオカンだし、私の持ってたコバルト文庫もバリバリに読む人です。

 そして、ハーレクインも読む人。


 必ずハッピーエンドになって、恋愛は成立するけど、エッチい部分の描写はないので(あっても少ない)、安心して読める。


 それが、オカンがハーレクインを読む理由。

 間違ってもノクターンやムーンライトで書かれているような「あ♡あ♡」的なことはない、と。

 で、だ。

 そういう嗜好のオカンだから、どういうことになるかというとだな。

 

 当然のように、なろう(恋愛)小説を読むんだよっ!(ぎゃあああっ!)


 だんごが子どもの頃、当たり前のようにオカンが読んでたハーレクインが、今ではなろう書籍化小説に……。

 「字が大きく助かるわあ」

 と、少し大きめのあの本を書店だのブックオフ、果てはネットでもせっせと購入してるんだよな。

 オカンよ。

 その本は、老眼用に文字を大きくしてるわけじゃないぞ。多分。

 なろうでは、エッチの有無でなろう本体か、ノクタ、ムーンに仕分けされます。

 マニュアルに則って濾過され、エッチ抜きになったものがなろう(恋愛)小説。

 その徹底的な排除の仕方が、ハーレクインと似てるんですよ。


 ハーレクインは、北米を市場として発展したロマンス小説の出版社です。

 ロマンス小説自体は、イギリスが発祥(!?)らしいのですが、イギリスとアメリカでは「不道徳」の基準が違います。

 イギリスでは、婚前交渉展開があってもOKだけど、アメリカではNO! 意外とお固いんだよアメリカ。

 確か、「BLUE・LAW(ブルー・ロウ)」って法律があって。日曜日に帰ってきた遠洋船乗りが、玄関先(まだ外)で出迎えた奥さんにキスしたら、隣の奥さんに目撃されて「破廉恥よ!」と言って収監されたとか。(昔の話ですじゃ) 今でも日曜に飲酒を禁じてる州もあるとか。それぐらい固い。(ピューリタンの影響が強い州のみ。当然ながらユルイ州もある)

 それぐらい性的モラルのキビシイ国でもあるから、当然、ハーレクインも基準がキビシイ。

 

 なろうのガイドラインにある基準。

■ 性交・性的接触等の描写。

■ 性的感情を刺激する行為の直接的描写。

■ 具体的な性器の描写。

■ R18相当の画像が掲載されている。

■ 大衆向け辞典(広辞苑等)に掲載されていないアダルト用語が使用された作品。

■ 残酷な行為についての必要以上に詳細な描写。


 うん。

 昔、読んだハーレクイン小説は、これに抵触してないわ。(茶の間にほったらかしになってたので、勝手に読んでた)

 

 ということは?

 なろう(恋愛)小説って、アメリカにも市場開けるんじゃね?

 目指せ! 海外進出っ!

 なんてね。

 


追記:オカンは、その昔、『タ〇ザン』など洋画の二次創作(小説)をやったことがあるという筋金入りのオタク。だんごが小説を書いてた学生時代、「懐かしいわあ」と言われたことがある。そして、だんごの息子も実は小説を書いている(投稿してないけど)。……血は争えないということか。親子三代、モノ書きオタク。

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