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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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37/100

紅梅の朱鷺VS黒桜の鷲


廣丸(ひろまる)が電撃(でんげき)を食らわせたから、少しはダメージはあるだろう。

俺は亜空間(あくうかん)から忘(わす)れていた鷲羽(しゅうう)の鎧(よろい)を羽織(はお)り、その上に防御(ぼうぎょ)結界(けっかい)・纏鎧(てんがい)を纏(まと)わせる。

これで防御と素早さが上がっただろう。

多少(たしょう)は戦える。

すると、ピンクの人影(ひとかげ)がこっちに来た。

「茜(あかね)か!」

「チョチョチョチョ、助けてくれ~!」

やっぱりこっちも苦戦(くせん)していたか。

すると、茜(あかね)を追うように王羽(おうば)もやって来た。

「お~、やっと戻った。」

「ああ、やっと戻っておいたぜ。」

王羽(おうば)は黒いナイフを用(もち)いて戦うのか。

しかも、二刀(にとう)流(りゅう)なのか。

刀じゃなくてナイフだけど……。

取り敢えず、鷲羽(しゅうう)の鎧(よろい)を茜(あかね)に着せてすぐに防御(ぼうぎょ)結界(けっかい)・纏鎧(てんがい)を纏(まと)わせる。

「おお、なんじゃこれ!」

「これで防御を高めておいた。多少は平気になると思う。」

「ありがとう、朱鷺丸(ときまる)。」

でも、これを着けても耐(た)えれるか分からない。

何せ纏鎧(てんがい)を着けても破壊されたからな。

「行くぜ! 朱鷺丸(ときまる)」

「分かっている、茜(あかね)。」

まずは忍(しのぶ)と王羽(おうば)が一気に攻めてきた。

俺は王羽(おうば)、茜(あかね)は忍(しのぶ)と相手を交代して戦う。

「黒桜(クロウ)短刀(ナイフ)術(じゅつ) ”罰(クロス)刃(ブレード)”」

王羽(おうば)は二つのナイフをクロスさせて切り付けて来た。

しかも、ナイフの刃(は)には闇(やみ)魔法(まほう)が掛かっている。

高威力(こういりょく)となって、少し触(ふ)れただけで破壊されそうなパワーだ……

「水魔法 ”穿水(せんすい)”」

俺は手を合わせて、水の矢を発射(はっしゃ)させる。

しかし、咄嗟(とっさ)に避けられてまた詰(つ)め寄(よ)る。

どうやら、こいつは反射神経(はんしゃしんけい)が良い。

そして反射神経(はんしゃしんけい)に対応出来る運動神経(うんどうしんけい)。

強すぎるな、こいつ。

「黒桜(クロウ)短刀(ナイフ)術(じゅつ) ”刃(ブレード)銃(ガン)”」

すると、ナイフの刃(は)の部分が俺の方に発射された。

刃は俺の頬(ほお)を掠(かす)め、空(くう)に飛んでいく。

ナイフの概念(がいねん)を吹(ふ)っ飛(と)ばされた。

しかし、一つのナイフの機能(きのう)は奪われた。

一気に攻(せ)める!

「氷魔法 ”雹(ひょう)礫(れき)”」

氷の粒(つぶ)を作り出し、王羽(おうば)に放つ。

しかし、王羽(おうば)は一つのナイフで全ての雹(ひょう)を弾(はじ)き飛(と)ばした。

百個(ひゃっこ)近くを全てだ。

「なぁ、朱鷺丸(ときまる)と言ったな。お前は大事な物を見落としているな。」

王羽(おうば)がそう言った瞬間、真(ま)っ正面(しょうめん)からナイフで襲(おそ)ってきた。

しかし、少し遅い。

簡単に避けれるな。

そう思って、横に移動しようとした瞬間、左肩(ひだりかた)に斬撃(ざんげき)が走った。

横を見ると、あの飛んでいった刃(は)が戻ってきたのだ。

そして、真っ正面の一撃を食らった。

ナイフに纏(まと)わせてあった闇(やみ)魔法(まほう)の効力(こうりょく)も合わさって、後ろに吹(ふ)き飛(と)ばされた。

「言っただろ、見落としていると。」

鷲羽(しゅうう)の鎧(よろい)と纏鎧(てんがい)が合わさっているから、少しは防げたがこの威力(いりょく)。

恐(おそ)ろしすぎるな。

「大丈夫か、朱鷺丸(ときまる)!」

「大丈夫だ、茜(あかね)は忍(しのぶ)に集中しろ。」

王羽(おうば)、頭が良いな……

ナイフには刃(は)を発射する装置(そうち)があり、柄(え)の中にワイヤーが入ってあるだろう。

ワイヤーで戻って来る瞬間を予想して、挟(はさ)み撃(う)ちにするとはな。

策士(さくし)な奴だ。

ならば、こっちも策士な事をしよう。

「火魔法 ”曲線(きょくせん)火球(かきゅう)”」

俺は王羽(おうば)に向かって、火球を飛ばす。

王羽(おうば)はすぐに横に避けて、こっちに来る。

「炎魔法 ”炎刃(えんじん)”」

掌(てのひら)から炎の刃(やいば)を創(つく)り出(だ)し、一気に斬りつける。

やはり案(あん)の定(じょう)、すぐに避けられてナイフが接近(せっきん)してくる。

予想通り、ベストタイミングだ!!

37話目です!

好きなチョコ菓子は紗々です。

あの線の美しさがとても好きなのだ!

良かったら、評価と感想をおねがいします!

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