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戦えない調律係はいらないと追放されましたが、壊れた魔道具の声が聞こえるので辺境で重宝されています  作者: 空乃 カナタ
第1章:捨てられた少年と鳴らない鐘

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第77話 西分け石の座替え記録

 二つの座を、同時に替えてはいけない。


 古い帳面の最初の頁には、それが警告として残されていた。


『二座を同時に替うべからず。

 重さの渡り先を失えば、両門ともに汗す』


 もし、この記録がアルバ第三層の西分け石と同じ仕組みを指しているなら。


 西分け石には、重さを受ける二つの座があった。


 一つ目は、過去に新しい白緻石へ替えられている。


 二つ目は、古い石を残したまま。


 そして地鳴りの日に荷物袋へ噛み込んだ細粒Bは、重さを受けた緻密石が擦れたような音を残していた。


 きん。

 ……ぐ。


 動いたのは、交換済みの第一座なのか。


 古いまま残された第二座なのか。


 答えは、休ませていた『西分け石 座替控』の中にあるかもしれなかった。


     ◇


 帳面を開く前に、俺たちは村の音を確認した。


 井戸札は『使用できます』。


 ハンナさんが白い器へ水を汲み、朝の光に透かす。


「濁りなし。匂いも味も、昨日と変わらないよ」


 俺は井戸の縁へ手を置いた。


 さら。

 りん。


 水脈石の音は澄んでいる。


 次に、水車小屋へ向かった。


 影車へ細い水を通す。


 こ、と。


 畑の北端にある結界石が応えた。


 りん。


 水車本体も、無理のない水量で二回だけ動かす。


 こ、とん。

 こ、とん。


 軸と軸受けの音に乱れはない。


 挽き石から落ちた粉も、いつもと同じ粗さだった。


「井戸、水車、影車、粉、異常なし」


 ミラが帳面へ記録する。


 最後に、北結界石を確認した。


 根元に残っていた湿りは、もう周囲の土とほとんど見分けがつかない。


 俺は結界石へ耳を近づけた。


 りん。

 ……りん。


 石そのものの音は安定している。


 北側の石片裏に見つけた浅溝。


 す。

 ……り。


 細い息は、今日も外へ抜けていた。


 石の中央奥に残っていた冷えの芯は、耳を澄ませても、ほとんど聞こえない。


 ……ん。


「北結界石。石音安定。浅溝の抜け音継続。冷えの芯、位置変化なし。強さ、ほぼ消失」


 ミラが朝の記録を締める。


 ガンツさんは石の座りと、浅溝の周囲を見た。


「追加処置なし」


「はい」


 聞く。


 見る。


 記録する。


 今日は、それだけでいい。


 村の音が安定していることを確かめてから、俺たちは水守小屋の奥へ戻った。


     ◇


『西分け石 座替控』


 古い帳面は、昨日から低い台の上で休ませていた。


 背糸の一部が緩み、表紙を大きく開けば、頁が外れる恐れがある。


 そのため、ガンツさんは帳面用の受け台を作っていた。


 二枚の薄い板を、浅い角度で左右へ置く。


 中央には、柔らかな布。


 帳面の背を無理に押しつけず、開く頁の重さだけを板へ預けられる形だ。


 ポロが受け台を見た。


「本も、二つで持つ」


「そうだ」


 ガンツさんが答える。


「片側だけへ重さをかけるな」


 西分け石と同じだった。


 一つで全部を受けない。


 二つへ分ける。


 ただし、帳面の受け台と古い床下機構が同じ仕組みだという意味ではない。


 考え方が似ているだけだ。


 ミラは机を拭き、乾いた布を敷いた。


 その上へ帳面用の受け台を置く。


「開帳前の状態を確認します」


 表紙、乾燥。


 虫食い、少。


 背糸、一部緩み。


 頁端、欠けあり。


 昨日からの新しい破損、なし。


 ポロが記録札を書いた。


『むりに、ひらかない』

『本も、ふたつで持つ』


 ガンツさんが表紙へ手を置かず、受け台の板だけを少し調整する。


「開くのは、読める角度までだ」


「はい」


 ミラが表紙をゆっくり持ち上げた。


 背を押し開かない。


 頁が自然に離れる分だけ。


 最初の見返しには、表紙の下で見つけた文字が、改めて書かれていた。


『第一座 替え済』


『第二座 旧石を残す』


 その下。


 少し大きな文字で、警告がある。


『二座を同時に替うべからず。

 重さの渡り先を失えば、両門ともに汗す』


 ポロが不安そうに聞いた。


「両方替えたら、重さを持つところがなくなる?」


「その可能性があります」


 俺は答えた。


「座石を替える間は、分け石の重さを一方へ預ける必要があったのかもしれません」


 ガンツさんが補足する。


「両方外せば、上の石は座を失う。どこへ重さが逃げるか分からん」


 ミラが続きを読んだ。


『一座を替うる間、他座へ荷を預く。

 替えし座の鳴り馴染むまで、次座を起こすな』


「鳴り馴染む」


 ポロが繰り返した。


「新しい石を置いて、すぐ次を替えない?」


「はい」


 俺は言った。


「新しい座が重さを受け、周りの石と馴染むまで、音を聞いて待ったのだと思います」


「どれくらい?」


 ミラが次の行を探す。


「『三十日、朝夕の鳴りを聞く』とあります」


 ポロが目を丸くした。


「一か月?」


「それくらいですね」


 ガンツさんが低く言う。


「重い仕組みほど、置いた直後だけ見て終わりにするな」


 新しい石が沈まないか。


 傾かないか。


 粉を出さないか。


 受ける重さが片側へ寄らないか。


 時間を置かなければ、分からないことがある。


 ミラは記録した。


『座石交換後、三十日間、朝夕に鳴りを確認。

 次座交換は、鳴りが馴染んだ後』


 ポロが書く。


『新しくしても、すぐつぎをしない』


     ◇


 数頁先に、分け石と二つの座を描いた図があった。


 中央に、横長の大きな石。


 その下に二つの座。


 第一座。


 第二座。


 第一座から伸びる線の先には、『北門渡り』と書かれている。


 第二座から伸びる線の先には、『西息戻し』。


「第一座が北側へ重さを渡す座」


 ミラが確認する。


「第二座が西側の息道へ重さを戻す座と読めます」


 ガンツさんが図を見る。


「表現は古いが、二つの受け先を分けていたようだな」


 俺はアルバから届いた旧地図を思い出した。


 西旧採石跡付近で分岐する床下機構線。


 一方は北回廊旧水守門へ。


 もう一方は、さらに西へ。


 図の方向と近い。


 だが、同じ仕組みだとはまだ断定できない。


 ミラも慎重に記録する。


『座替控内の図。

 第一座=北門渡り。

 第二座=西息戻し。

 アルバ旧地図の分岐方向と類似。

 同一機構未確認』


 第一座の交換記録は、図の次の頁から始まっていた。


『北門、三日汗す』


『第一座、座尻に白き粉』


『打ち音、か。返りなし』


 ポロが聞いた。


「返りなし?」


「叩いた音が、石の奥から戻ってこなかったという意味だと思います」


 俺は答えた。


「重さを広く受ける座石なら、音は石の中へ広がって戻ります。第一座は、その鳴りがなくなっていた」


 ガンツさんが頷く。


「石目が崩れたか、座りが悪くなったか。記録だけでは分からんが、交換理由はあった」


 さらに読む。


『白緻石一枚をもって、第一座を替う』


『第二座へ荷を預く』


『分け石を起こしきらず』


 最後の一文で、ガンツさんの目が細くなった。


「全体を持ち上げず、必要な分だけ第一座を替えたようだ」


「詳しい手順は書かれていません」


 ミラが言う。


「それでいい。今の者が真似する必要はない」


 俺たちは古い方法を再現したいわけではない。


 仕組みと、記録された判断を知りたいだけだ。


 ミラは次の行を読む。


『替え初日。

 打ち音、こん。

 返り、りん』


『七日目。

 沈みなし。

 白粉なし。

 鳴り、こん、りん』


『三十日目。

 鳴り馴染む。

 北門の汗、止む』


 第一座は、交換後に安定した。


 北門の湿りも止まっている。


 過去にも、北側の門が汗をかいたことがあった。


 その時は、第一座の異常が原因だった可能性がある。


「今回の旧水守門と、似た経過ですね」


 ミラが言った。


「はい。ただし、現在は第一座ではなく、第二座側の異常が疑われています」


「同じ北門が汗をかいても、原因が同じとは限らない」


 ガンツさんが言う。


「はい」


 北側へ重さを渡す第一座が弱れば、北門の受け方が乱れる。


 西側の第二座が沈めば、第一座へ余分な重さが寄り、やはり北門が汗をかくかもしれない。


 見える症状が同じでも、重さの変わり方は違う。


 だから、門だけを見て原因を決めてはいけない。


     ◇


 第一座の交換記録の後に、第二座の点検記録があった。


『第二座、旧石』


『白粉なし』


『沈みなし』


『打ち音、きん。のち、ぐと沈む』


 俺は息を止めた。


 きん。


 ……ぐ。


 ガルドさんの荷物袋。


 左底の縫い目に噛み込んだ細粒B。


 その音も、よく似ていた。


 ……き。

 きん。

 ……ぐ。


 ポロが俺の顔を見る。


「同じ?」


「似ています」


「第二座の粉?」


「まだ分かりません」


 ミラが慎重に確認する。


「座替控を書いた人が聞いた音と、エイルさんが聞いた音です。同じ言葉でも、同じ響きとは限りません」


「はい。それに、細粒Bが地鳴り当日のものかも分かりません」


 ガンツさんも言う。


「白緻石系の座石なら、似た鳴りを持つものは他にもある」


「でも、比べる記録には入れる?」


 ポロが聞く。


「入れます」


 ミラが答えた。


「一致ではなく、類似として」


 記録へ書く。


『第二座旧石の打ち音記録。

 「きん。のち、ぐと沈む」


 細粒Bの音と表現上の類似あり。

 同一石材、同一座、地鳴り時付着の証拠にはならない』


 ポロは二つの音を並べて書いた。


『むかしの第二座 きん、ぐ』

『ふくろの細かい粉 きん、ぐ』

『にてるまで』


 第二座の記録には、さらに重要な一文があった。


『古きをもって悪しとするな』


 ハンナさんが、小さく息を吐いた。


「いい言葉だね」


 ミラが続きを読む。


『座は石の年のみを見ず。

 鳴り、粉、沈み、重さの渡りを見て定む』


 古いから替えるのではない。


 年数だけで決めない。


 音。


 粉。


 沈み。


 重さの渡り方。


 全部を見て、残すか替えるか決める。


 ガンツさんが帳面へ視線を落とした。


「古い座は、長く馴染んでいる。新しい石より安定していることもある」


「第二座を残したのは、古くても音が良かったから?」


 ポロが聞く。


「記録上はそう見えます」


 俺は答えた。


 第二座には白粉がない。


 沈みもない。


 打ち音も、低く重さを返している。


 だから、第一座と同時には替えなかった。


 安全のためだけではない。


 まだ働いている石を、古いという理由だけで外さなかったのだ。


 ミラが記録する。


『第二座。

 旧石だが、当時は白粉、沈みなし。

 鳴り良好と判断され、残置』


 ポロが大きく書いた。


『ふるいから、かえるんじゃない』

『はたらいてるなら、のこす』


     ◇


 第二座を残した記録は、そこで終わっていなかった。


 次の頁には、後日の予定が書かれている。


『第一座の鳴り馴染みし後、第二座を再び聞く』


『次季、替え石一枚を備う』


「第二座も、後で替える予定だった?」


 ポロが聞いた。


「予定はあったようです」


 ミラが答える。


「ただし、交換を決めたとは限りません。替え石を備えて、再点検する予定だった可能性があります」


 次の行。


『第二座、再点検』


『白粉なし』


『沈み、目視にてなし』


『鳴り、きん。のち、ぐ』


『旧石を残す』


 第一座が馴染んだ後、第二座は改めて点検されている。


 それでも、交換されなかった。


 音が変わっていなかったからだ。


 ガンツさんが言う。


「替え石を用意しても、使う必要がなければ使わん」


「準備したから、工事をするわけではない」


 俺は言った。


「はい」


 ミラが記録する。


『第二座、第一座交換後に再点検。

 異常なしと判断され、旧石を継続使用』


 ポロが言う。


「替える石があっても、替えない」


「そうです」


「使わないの、もったいなくない?」


 ハンナさんが答えた。


「使える座を壊して替える方が、もったいないよ」


 必要な時に備える。


 しかし、備えがあるからといって、必要のない作業をしない。


 今の工房にも通じる考え方だった。


 預かり棚があるから、何でも預からない。


 工具があるから、何でも開けない。


 直せるかもしれないからといって、触らない方がいいものを触らない。


     ◇


 さらに頁をめくる。


 そこで、記録の形が変わった。


 左側に『替え石受入』。


 右側に『座替え完了』。


 二つの欄が並んでいる。


 替え石受入の欄には、文字があった。


『白緻石一枚』


『第二座替え用』


『西蔵へ納む』


 納入した者の印。


 受け取った水守の印。


 どちらも残っている。


 ポロが言った。


「替える石、届いてる」


「はい」


 ミラが確認する。


「第二座用の白緻石が、一枚納入されています」


 その隣。


『座替え完了』


 欄は空白だった。


 日付なし。


 施工者の名なし。


 完了印なし。


 何も書かれていない。


 工房が静かになった。


 ポロが空欄を見た。


「替えてない?」


「この帳面では、完了を確認できません」


 ミラが答えた。


「後の時代に、別の帳面で交換された可能性はあります。記録が失われた可能性もあります」


 ガンツさんが頁の端を見る。


「削った跡も、書き直した跡もない」


「はい。最初から空欄のように見えます」


 第二座の交換石は、確かに届いていた。


 西蔵へ納められた。


 だが、この帳面には使った記録がない。


 表紙には、こうある。


『第二座 旧石を残す』


 細粒Bには、第二座の古い打ち音と似た響きがある。


 地鳴りの時、西側の床継ぎ目から白い粉が浮いた。


 その後、西側の冷気が弱まり、北回廊旧水守門が汗をかき始めた。


 もし、第二座が交換されないまま現代まで残っていたのなら。


 地鳴りで動いた可能性は、以前より高くなる。


 しかし、まだ決められない。


「まず、後続の座替え記録を探す必要があります」


 俺は言った。


「はい」


 ミラは記録を整理する。


『第二座用白緻石一枚、受入記録あり。

 西蔵へ保管。

 本帳面の座替え完了欄は空白。

 第二座が未交換のまま残った可能性。

 別帳面での後日交換、記録欠損の可能性あり。

 現時点で未交換とは断定不可』


 ポロが空欄の横へ、小さく書いた。


『石は、届いた』

『使ったきろく、なし』


 ガンツさんが言う。


「西蔵の記録を探せ」


「西蔵?」


 ポロが聞く。


「替え石を置いた倉だ」


 ミラは材料帳の保管記録を思い出したように顔を上げた。


「水守小屋の帳面に、西蔵出庫控があるかもしれません」


「石がその後どこへ行ったか分かる?」


「記録が残っていれば」


 ハンナさんが帳面の空欄を見つめた。


「届いたのに、使わなかった石」


「第二座に異常がなかったから、保管を続けた可能性があります」


 俺は答えた。


「その後、別の修理へ使われたのかもしれません。今も残っているかもしれません」


 ポロが聞く。


「残ってたら、音を聞ける?」


「はい。第二座用に選ばれた白緻石の音を聞けるかもしれません」


 細粒Bと比べられる。


 材料帳の小さな見本より、大きな座石用の石なら、音の性質をもっと確かめられる可能性がある。


 ただし、届いた替え石そのものが残っているとは限らない。


 割られた。


 別の場所へ使われた。


 運ばれた。


 失われた。


 いくつもの可能性がある。


 ミラは新しい調査項目を書いた。


『第二座替え石・追跡』


 一、西蔵受入記録。

 二、西蔵出庫記録。

 三、第二座座替え完了記録。

 四、別工事への転用記録。

 五、白緻石一枚の現存確認。

 六、記録確認前に倉を開けない。

 七、保管場所が判明しても、石を動かさない。


 ポロが最後の二つを見た。


「見つけても、すぐ見に行かない?」


「まず、記録です」


 俺は答えた。


「場所が分かっただけで、急いで石を動かしてはいけません」


 ポロは慣れたように頷いた。


『見つけても、いそがない』


     ◇


 夕方、俺たちは北結界石をもう一度確認した。


 浅溝。


 す。

 ……り。


 抜け音は安定している。


 冷えの芯。


 ……。


 今日は、ほとんど聞こえなかった。


「北結界石。冷えの芯、ほぼ消失。石音、影車応答、浅溝の抜け音、安定」


 ミラが記録する。


 ガンツさんは、座替控を閉じる前に最後の頁を確認した。


「無理に開くな。今日はここまでだ」


「はい」


 ミラは頁を元の位置へ戻す。


 表紙を急に閉じない。


 帳面の重さを、左右の受け台へ預けながら、少しずつ閉じる。


 第一座。


 第二座。


 二つで重さを受ける西分け石。


 新しく替えられた第一座。


 古いまま残された第二座。


 そして、届いたのに使われた記録のない交換石。


 工房の看板が夜風で鳴る。


 からん。


 井戸の札が鳴る。


 から。


 影車が鳴る。


 こ、と。


 北結界石の浅溝が、細く息をする。


 す。

 ……り。


 ガルドさんの荷物袋では、細粒Bが小さく鳴っている。


 きん。

 ……ぐ。


 その音は、座替控に残された第二座の打ち音とよく似ていた。


 きん。

 のち、ぐと沈む。


 だが、似ているだけだ。


 まだ、西分け石の第二座が動いたとは言えない。


 確かなのは、一つ。


 第二座用の白緻石は、確かに届いていた。


 そして、その石が使われた記録は、この帳面には残っていなかった。


今回は、西分け石の二つの座について、古い座替え記録を確認する回でした。


座替控から分かったことは、


・二座を同時に交換してはいけない

・一座を替える間は、もう一座へ重さを預ける

・新しい座が馴染むまで三十日ほど音を聞く

・第一座は過去に白緻石へ交換済み

・第二座は古いままでも、粉、沈み、鳴りに異常がなく残された


という点です。


また、第二座の過去の打ち音として、


「きん。のち、ぐと沈む」


という記録がありました。


これは、ガルドの荷物袋に残る細粒Bの音と似ています。


ただし、同じ石、同じ座から出た粉とは断定できません。


そして、第二座用の交換石は西蔵へ納入されていたものの、座替え完了欄は空白でした。


第二座が未交換のまま現代まで残ったのか。


後に別の記録で交換されたのか。


次回は、届いた交換石の行方を追います。

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