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珍獣インストール  作者: 喜納コナユキ
第二章・イア騒動編
38/117

六さんバズーカ!!

小説家になろうデビュー作です。

よろしくお願いします。

 コツン、コツン、コツン、コツン、コツン、コツン、コツン。

 群れが近づいてくる。押し寄せてくる。


「ソラト君、一つだけあるわい」

「ゲホゲホ……、何が……、ですか?」

 差し迫った状況の中、唐突な六さんの発言に、僕はえずきながら問う。まだ、蹴られたお腹がジンジンと痛む。


「この状況を打開する術があるんじゃい」

「それは何ですか!?」

 僕はこれから来るであろう、踏まれ、蹴られ、殴られ、引きずられ、投げ飛ばされるという地獄からの脱却の希望を見出すべく再び問い質す。


「あっしと契約してくれんか、ソラト君?」


 僕には六さんの言っていることが少しも理解できなかった。

 六さんの提案に、質問で返す。

「契約するってどういうことですか?」

「時間がない。説明は後じゃい。今はとりあえず仮契約を結ぶぞい」


 そう言って六さんは、手刀で自分の腕を切る。プニプニとして柔らかそうな手なのだが不思議だ。

 切り口から青い体液が漏れ出てきた。


「あっしの血じゃい。飲め」

「えっ!? これをですか?」

「そうじゃい、はよせい!」

 垂れている青い血を、両手で皿を作って溜め、口に入れる。


「すごい! ブドウの味がします! どうしてですか!?」

 六さんの血は果物のブドウの味がした。窮地であるにもかかわらず、あまりの衝撃に声に出してしまった。

「今はどうでもええわいそんなこと!」

「ひいっ! すいません!」

 大きな声に反射的に謝る。


「仮契約は完了した。ええかソラト君、あっしら珍獣は武器になり得る。自分が使えそうな武器をイメージしてあっしに触れい。武器化したあっしをお前さんが使うんじゃい」


 珍獣が武器に姿を変えることは、なんとなく知っているだけで、理屈では何も分からない。

 でも、とりあえず言われたことを忠実にやろうと決めた。分からないけど、今はこれしかない。


 右手をスッと六さんの頭の上に添え、自分が使えそうで、できるだけ強そうな武器を考えてみる。

 剣は論外だよね、力弱いし、習ったこともない。タツゾウやレイアさんみたいには戦えない。

 槍も使ったことはあるけど、たった一度だけだし……。接近武器はなしかな……。

 拳銃のような射撃武器? 無理無理。さっきタツゾウにヒットさせたばかりだ。


 そうだ! それなら……。

「行きますよ、六さん!」

「はよせい! もうそこまで来とるんじゃぞい! ありったけの力を込めるんじゃい」


 初めての体験だ。

 珍獣の武器への変え方なんて知るはずもない。

 よって、力の込め方も分からない。だから、精一杯の僕なりの「力を込める」をする。


「こんな状況で二人で何コソコソ話してんだよ。わかってんのか? これからお前ら死ぬんだぜ、ガキとカエルよお? ボコボコにしてトラウマ植え付けながら殺してやるよ」

 山葵間は、悪意に満ちた顔で僕たちに語り掛ける。


 頭でイメージした武器を念じる。

 その瞬間、六さんが光に包まれ、その柔らかな姿形を硬質なものへと変形させる。

 僕の知っている強い武器、それは……。


「名付けて、『六さんバズーカ』!! いっけーーーーーーーーーーーー!!」


 黄色いバズーカに変形した六さんを自分の右腕に装着し、力を込めた。

 白髪のあの人が頭に浮かぶ。僕の中の最強のイメージだ。


 すると、バズーカの先端がゴゴゴゴゴという音を発して振動し始めた。

 揺れは徐々に大きくなっていき、腕がもげそうになった次の瞬間、放たれた。


 ドバアアアアアアアアアアアア!!


 大量の高圧な水が前方に向けて発射されていた。

 一瞬にして、死体の群れの一部が場外へと飛んでいく。


「はあっ!? 特殊装備だとっ!?」

 山葵間も驚きが隠せないようだった。彼にも高圧の水が命中する。

「うをおおおおおおおおおおおお!」

 彼は後方に飛ばされ、階段の扉がある壁に衝突する。壁は崩れ、残骸が宙に舞った。


「なっ!!」

 そして、偶然ジャストなタイミングで扉を開けて屋上に入ってきた人にも命中してしまった。

 僕は一瞬で青ざめる。見間違うはずもない()()()()()


 やってしまった、再びやってしまったのだ。

 そんなやってしまった僕も、強烈な発射の反動で後方に投げ出されていた。

 右肩は脱臼し、右腕には激痛が襲ってきた。それだけに留まらず、体全体が痛い。


「うわーーーーーーーーーーーーっ!!」

 あまりの痛みに、たまらず声を上げてしまった。

 後方に大きく飛んだ僕の体は、屋上の柵を軽々と越えていった。


「え? えっ!? うえへーーーーーーーーーーーーっ!!」

 痛みに悶えながらも頭を整理して、自分の今置かれている状況を認識する。


 このまま落下すれば確実に死ぬ。

 最悪だ。なんてこった。

 迫りくる死の恐怖で、僕は目を閉じてしまった。



 再び走馬灯のような夢を見た。

 しかし、今度は見覚えのある景色ではなかった。


 吹雪が猛烈に吹き荒れる雪原の中に、ポツンと一人で立っていた。

 一人で突っ立っている僕を大勢の人が遠巻きに取り囲んでいる。


 ぼんやりとしてはっきりしないが、その中の一人が近づいてくる。

 聞こえないが、何かを言っている。叫んでいる。


 見たことないはずなのに、なんだかすごく寂しい気分になる。



「おい」

 不意に遠くから誰かに呼ばれた。

 ああ、今度こそ天国に辿り着いてしまったのだろうか。地獄は嫌だな。天国が良いな。


「おい!」

 語気が強くなる。

 天国とは、もっとのんびりしたところを想像していたが、意外にそうではないのだろうか。騒がしいところなのだろうか。もしくはここが地獄である可能性も……。


「うおいっっ!!」

「はいっ!!」

 三度目の呼び掛けによってようやく我に返る。

 覇気のある呼びかけに、思わず大きな声で反応し、上半身を急に起こしてしまった。


「あいたたたたたた」

 全身が痛む、どうやら僕はまだ生きているらしい。なんだか、僕ってこんなのばっかりだ。

 飛び起きた僕の目の前には、六さんと見覚えのある白髪の男が座っていた。


「おいソラト君! まだ動いちゃいかんのじゃい」

「お前の体は超絶ボロボロだ」

 目の前の二人が、僕の動きを制止させる。


「六さん、それにフェンリルさん!? どうしてここに?」

 僕が投げかけた疑問に対し、フェンリルさんが「はぁ」とため息をついて答える。

「それはこっちのセリフなんだがな。お前には後でたくさん尋問してやるからそのつもりで心構えをしておけ」

「ひいいっ!? ごめんなさい!!」


 おそらく軍の人達の待機命令を無視し、勝手な行動を取ったことについてだろう。

 フェンリルさんの鋭い眼光に気圧されて、上半身を前屈させ、謝罪する。


「俺への言い訳と謝罪なら後でたくさん聞いてやる。今は体を休めろ」

 そう言うと、フェンリルさんは立ち上がり、ドアの前に立った。

 ウイーンとドアが開き、外から冷たい夜風が吹き込んでくる。ブルルルと思わず身震いした。


「んじゃ、超絶ブチかましてくるぜ!」

 そう言うとフェンリルさんは、闇夜に飛び出していった。


 どれくらい寝ていたのだろうか。

 そして、ここは一体どこなのだろうか。そういえばさっきからこの部屋全体が揺れているような気がする。時々傾いたりもしている。


「六さん、僕はどれくらい寝ていたんでしょうか? それに、ここはどこなんですか?」

「寝ていたのはほんの五分程度じゃ。ここはファストという八併軍の戦闘機の室内じゃい。それよりお前さん、彼女に謝罪の一つでもしておいた方が良いんじゃないんか?」

「へえっ?」


 僕が寝むっていたところは戦闘機内にある長い座席だ。座席は両端にあり、屈強な男が十人ほど座れる幅がある。

 まだ記憶に新しい、僕の知るトラウマ機体の構造だ。


 反対側の席に六さんとフェンリルさんは座っていた。

 そして、「彼女」は僕の頭上に腰を下ろしていたため、ここまで僕の視界には映らなかったのだ。

「あ、あの……、ホントにすいませんでした」

 心苦しいが、横たわったままの謝罪になる。


 レイアさんは手と足を組んで微動だにせず、じっと目を閉じていた。物音一つ立てないので、人がいるなど全く気が付かなかった。

 フェンリルさん同様、「はぁ」とため息をついて僕に言う。


「アズマ・タツゾウの次は私ですか」

 冷たい言葉が氷柱のように僕の耳を貫いて、心にまで届き、冷気をもたらした。


「……あの大丈夫でしたか? ……怪我はありませんか?」

「大丈夫です。幸い軽傷で済みました。屋上の死体の群れが壁になってくれたようです」

 僕がやったことは、過失とは言え味方への攻撃だ。ものすごく申し訳ない気持ちが溢れてきた。後でタツゾウにも謝ろう。


「うむうむ、そうやって素直に謝ることは大事なことじゃい。良かったのう、彼女さんに許してもらえて」

「えっ!? あっ、違いますよー。僕とレイアさんは、今日会ったばかりなんです」

「勝手なことを言わないで下さい」

 レイアさんは表情こそ変えないが、六さんに声色だけで圧をかける。


「す、すまんかったわい。許してくれんしゃい……」

 六さんは素直に謝った。

 しかし、怪我がなくて本当に良かった。ほっと胸を撫でおろす。


 安堵したのも束の間、すぐに次の心配事が出てくる。

「レイアさん、タツゾウは? タツゾウがどこに行ったか知りませんか?」

「彼なら上の階に行く私とは反対に、下の階へ下りていきました。あなたを探すと言っていましたが、まさか上の階にいたとは……」


 廃ビルに入った当初のタツゾウの姿を思い出す。

 武装したテロリスト約20人を相手に、彼は互角に戦っていた。あれを見る限り彼が簡単にやられるとは思えないが、心配なものは心配だ。


「タツ君はまだ見つかっておらん。じゃから今、八併軍の捜索隊があの廃ビルに降下しとるんじゃい。山葵間確保とタツ君救出が同時に行われてるんじゃい」

 どうやら心強い援軍が到着したらしかった。あの強いフェンリルさんがいるならもう安心だろう。

 タツゾウ……、きっと無事だよね。


    ◇


「ぐうああああ、いってーなー」

 俺は廃ビルの屋上からすごい勢いで吹き飛ばされ、地上にまで降りてきてしまった。


「あーもうだりー。麗宮司レイアは取り逃がすわ、侵入者にかき乱されるわ、依頼主には連絡がつかないわでもう最悪だぜ。おまけに十奇人にも会えずじまい」


 なんだか気力が削がれてしまった。何もやる気が起きずに脱力感に襲われる。

 おそらく鹿馬松は死んだのだろう。俺たちの作戦は終わったのだ。何もかも。

「もうここにいる理由はねーな。とっととずらかるとするか」


「よお、久々だな。半人半骸。半年前のテロ事件以来か?」


 起き上がろうとすると、俺の正面には、十奇人・フェンリルが立っていた。

 このタイミングかよ、と内心でぼやく。

 彼の右手には、以前にも相まみえた珍獣装備「雪人狼」が装着されており、彼はそれをすでにこちらに差し向けている。


「主犯はノータリンの連中だったとはいえ、やっぱ関わってたか」

「よお、会いたかったぜ英雄。ただ今は勘弁。タイミングが最悪だ」


 建物内で闇討ちが可能で、死体の数が揃っていて戦える状態にあるならば、この邂逅は願ってもないことだったが、生憎と今は準備が万端ではない。

 このまま戦った場合、十中八九一方的な敗北を喫するだけだ。


「手を上げろ。連行する。抵抗するなら超絶殺す」

 ゆっくりと両手を頭上に上げる。

「おいおいよしてくれよ。無防備な人間を攻撃するなんざ、英雄のすることじゃあねえだろ」

 俺の命乞いに、フェンリルは「はっ」と吐き捨てる。


「人間だと? いったい何人がお前の姿を見て、人間と認識するんだろうな?」

「ごもっともなんだが、一応人間なんで……」

「ほざけ、お前は悪魔だ」


 しばらくして、戦闘機・ファストが俺の目の前に降下してきた。

 手錠をはめられ、ファストに乗り込むように八併軍の兵数人に連行された。


 フェンリルは、別の兵と何やら話をしていた。

「この廃ビルは半年前にノータリンによってテロ攻撃を受けた病院だ。元々白かった建物も、燃えて黒に染まってしまったわけだ」

「成程、ここが()の有名な明石博士が襲撃を受けた場所ですか。病院はこんなにもひどい有様なのによく生き延びられましたね」


 その半年前のイア病院テロ事件を機に、俺は鹿馬松と手を組んだ。

 偉人を殺したいという俺の欲望と、奴の改革という名の復讐は一致していた。

 鹿馬松は、馬鹿ではあったが行動力があった。


「あと、向こうも終わったらしい。鹿馬松は死んだ。芯玉も大統領も無事だそうだ」

「それは良かったです」


 惜しい相方を失ったもんだ。利用価値はまだあったのに。

 俺がそんなことを思いながら空を見上げていた時だった。


 パアアアン!!


 ()()()()()が、深夜の廃病院前に響き、こだました。

 その銃声音の後、一瞬置いてファストのコックピットの窓が割れた。


 俺はすぐさまこの状況を理解する。

 逃亡する絶好の好機だ。「しめた!」と心の内で呟き、拘束された両手を前に突き出しながら、右手から「アンデッドウイルス」を機内に向けて放出する。


「そいつを殺せ!!」

 直後、俺のやろうとしていることを察したのか、フェンリルが鬼の形相で部下たちに怒鳴りつける。


 しかし遅かった。俺の方が一足早かった。

 ファストにすかさず乗り込み、パイロットを操ってファストを浮上させる。

 機内に兵は一人もおらず、乗っているのは俺と死人のパイロットのみ。状況は完璧に逆転した。


「アーッハッハッハ、おー疲れさーん!」

 煽り散らす。

 彼らは俺の眼下で、手に持った銃を放ってくるが、戦闘機相手にはあまりに無力だ。撃ち落とせるはずもない。


「山葵間ーーー!! この超絶クソ野郎がーーーーーーーーーーーー!!」

 フェンリルが「雪人狼」を構えている。

 あれだけはまずい。当たれば終わり。撃ち落とされてしまう。


『氷狼バズーカーーーーーーーーー!!』

 ヒューーーーーー、ズドーーーーーーン!!

 渾身の一撃が放たれる。


 カチャン。

 ファストの翼の部分に何かが引っ掛かる音がした。

 次の瞬間、機体が大きく傾き、廃病院の向かいのビルの方へと引き寄せられた。


 ヒューーーン。

 フェンリルの放った砲撃は、ファストの急激な方向転換によって外れた。


 俺は、向かいのビルの屋上を確認する。

 人が二人いた。


「おーーーーーーい! 半分死んでる人ー!」

 聞き覚えのある声だ。

「ファストは止めねえ。その縄で登って来い」


 屋上の一人の手には縄が握りしめられてあり、その縄がファストの翼にまで伸びて巻き付いていた。

 縄の先端には鉤が付いており、その鉤を翼に引っ掛けて引っ張ったのだ。何という馬鹿力か……。



「ビルの屋上に止めてくれても良いじゃないですか。私のおかげで逃げ出せたようなもんなんですよ!」

「うるせえ、運よく十奇人の攻撃を躱せたが、あんなのは二度も起こらねえだろうよ」


 実際、ギリギリだった。あの場にもう数秒留まれば、今度こそ撃ち落とされていたに違いない。

 このグチグチと文句を垂れているのが、今回の作戦で俺に協力してくれた一人、子鉄ユウガだ。俺の潜入のための情報入手を依頼してあった。


「まさか、お前がシンビオシスだったとはな」

 事前に知らされてはいなかった。知ったのはついさっき、彼女たちが機体に上ってきてからだ。中々に衝撃の事実だった。

「ま、入ったのはつい最近ですけどね!」

 彼女の声は大きい。脳に響いてとても不快だ。


 しかし俺の興味はもう一人の方にあった。

 シンビオシスは八併軍がS級処理対象としている、言わばアウトロー界の大物だ。

 子鉄ユウガは、最近加入した小娘に過ぎないが、もう一人の方は「本物」だ。先ほどファストを引っ張ったのもこの男である。


「あんたに会えて光栄だぜ。まさかこの作戦に加担してたのか?」

「よして下さい『光栄』だなどと、拙者はあなたよりも幾分か若いゆえ。目上の者にそんなことを言われるほど、立派な人間ではないでござる」


 彼らシンビオシスは、比較的若い世代で構成されている。

 シンビオシスが頭角を現してきたのはつい最近のことで、ここ数年でその脅威が世間で認知されるようになったのだ。


 シビノ・千一郎。

 俺の聞いた情報では、縁の国の忍びの家系の生まれらしい。

 服装も忍び装束を身に着けており、美しい逆三角形の体つきが日ごろの鍛錬を思わせる。


「鹿馬松殿からシンビオシスへ依頼があったでござる。拙者は大統領邸付近にある八併軍のイア支部を機能停止に陥らせ、ユウガちゃんが大統領拉致の実行をした次第でござる」

「イア支部を一人で? 恐ろしいねー」

 両手を頭の後ろに回してその偉業に感嘆する。いずれ殺してやろう。


「あ、そうだ! うちのキャプテンが、山葵間さんに来て欲しいんだって、どうします? 来ない場合、殺すことになりますけど……」

「おーおー、世間を騒がせるシンビオシスの面々と面会できるのか? そいつはうれしいね。断る理由はないぜ」


 作戦失敗により、イアから逃れたこの俺山葵間正は、突如シンビオシスのアジトを訪れることになった。

 最終的には彼らを殺してやりたい。「本物」を間近で見たことにより、その欲求が大きくなった。

 俺が与えてあげよう。彼らにふさわしい芸術的な死を……。

お読みいただきありがとうございました。

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