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珍獣インストール  作者: 喜納コナユキ
第二章・イア騒動編
36/117

屋上決戦

小説家になろうデビュー作です。

よろしくお願いします。

 目が覚めると、仰向けに倒れていた。

 視界は真っ暗。何も見えない。

 天国って、白いイメージがあったけど黒だったんだ。そんなことを考える。


 ポンポン。

 誰かにお腹を叩かれる。

 誰だろうか。あの場で一緒に死んでしまった人だろうか。


 むくりと起き上がる。

 そこには()()()がいた。

 お腹を誰かが叩いたのではなく、お腹を飛び跳ねていたのだ。


「おい坊主、大丈夫かいな?」

 黄色いカエルが喋りかけてくる。少しして思い出す。


「あ! タツゾウの珍獣!」

 ぼんやりとしていた思考が一気に吹き飛んだ。

「あなたも死んでしまったんですか?」

 そうだ。僕と一緒のところにいるということはもう……。


 バチーン!!

 カエルは、足で僕に強烈なビンタをしてきた。

「いったーーーーーー!!」

「あっしはまだ死んどらんわい! ついでに坊主も死んどらんわい」


 死んでない?

 冷静になって、辺りを見回してみる。

 そこにはなんと、先ほどの夜の繁華街があった。空には、大きなモニターが付いた巨大な気球が飛んでいる。


「じゃあ、ここは……」

「廃ビルの屋上だわい」

 なんとここはあの廃病院の屋上だという。


「カエルさん、僕はどうしてここに?」

 いまいち状況が掴めず、僕の頭は混乱している。


「水に流されて来よった。あっしは六助(ろくすけ)、お前さんの名は?」

「雨森ソラトです。よろしくお願いします、六助さん」

「六さんと呼んでくれい。そうか。ではソラト君、この場を切り抜けるぞい」


 そう言って、六さんは指をさす。

 そこには見覚えのある男が立っていた。


「話は終わったかよ?」

 このかすれた声にも聞き覚えがある。


 スラっとした長身の男で、パーマヘアに、忘れもしない特徴的なあの顔。

 半人半骸の男がそこには立っていた。


「あんたさん、悪党な風貌をしてるのに、待ってくれたんは意外だったぞ」

「よせやい、お人好しじゃねーぞ俺は。俺とあんたが決着着けようってところに、こいつが来たのには運命を感じるんだ。フハハハハハ」

 頭部左側の人間側の口角を吊り上げて、半人半骸の男は高らかに笑う。


「にしてもやってくれたな。お前らのせいでグチャグチャだぜ。まあ、取引時間の0時を過ぎても鹿馬松からの連絡が来ねえってことは、やられたってことだろうよ」

 取引? 鹿馬松? 僕には何のことかさっぱりわからない。


「俺がここを守っている意味も、もうなくなったわけだ。この作戦に協力すれば、十奇人を殺せるチャンスがあるって言うから来たのによ。若干、興醒めだな」

 どうやら、この男は何者かに協力してこの場にいるらしい。

 黒幕が別にいるということだろうか。さっぱりわからない。


「珍獣一匹と部外者一人にこんな話したって仕方ないけどな」

 彼はスゥーっと息を吸い込み、思いっきり吐く。


 両手に着けていた手袋を外し、屋上の床に投げ捨てる。

 黒のロングコートに長ズボン、そして手袋という格好で、これまで彼は顔以外の肌を一切露出させてこなかった。

 だから気づきようがなかった。


 手袋から解放された彼の両手は、左が生身の人間のほっそりとした色白の手であり、右が皮も肉も付いていない、スケルトンの手だった。


「俺の半身は死んでいる」

「こやつは一体!?」

 顔だけでなく、おそらく半身が骸骨、半身が人肉で構成されているのだろう。

 彼の奇妙な身体を目の当たりにし、六さんも驚きを隠せないでいる。


「5階でお前が暴れまくってくれたおかげで、随分死体が増えたぜ。死体が増えれば、俺の武器が増えるからな。ありがとさん」

「ふうむ、あの濁流を至近距離で食らって生き残るとは、見た目のわりにタフよのう」

「お褒めに預かり光栄だぜ、カエルやろう」


 薄々感づいてはいたが、あの波を起こした張本人は六さんだった。

 珍獣というのはすごいものだ。計り知れない。僕の中でますます興味が湧いてきた。


「あの大量の水を出したのって、やっぱり六さんだったんですね! 凄いです! でも、危うく死んでしまうところでしたよ……」

「それはすまんで。タツ君がいれば、お仲間さんたちも大丈夫と思ったんだがのう。甘かったわい」

 あ、タツゾウその時気絶してたんだった……。


「それに、あっしはここに契約者であるタツ君を連れてきたつもりだったんだが、流れてきたのはお前さんだったわい」

 それがなぜなのかは僕には分かりかねる。タツゾウが気絶していたことが関係するのだろうか。


 六さんは、自分で生み出した水を操る力を持っているのだろう。さらに、離れているタツゾウの居場所までも通常なら分かるといった口ぶりだ。

 珍獣というのは面白い。どの珍獣も人語を解せるのだろうか。いろいろと聞いてみたいところだ。


「坊主、かなり弱そうだな。それならあっしの側を離れるんでねーぞ!」

「はい! 絶対に離れません!」


 ブクブクブク。

 六さんは、口の中をこれでもかというくらいに大きく膨らまし、

 ブシューーーーーーーーーーーー!!

 その口の中から大量の水を、真っ暗な空に向かって吹き上げた。

 六さんは屋上に大きな噴水を作り出し、自分自身と僕を囲うように水のドームを生み出す。


「ソラト君、この水に触れるんでねーぞ。水圧でスパッと腕持ってかれちまうんでな」

 六さんは水を吹き出すのをやめ、僕に注意を促す。

 水のドームは、彼が水を吹き出すのをやめてもなお、そこにあり続けた。

「おいおい引きこもりかよ。戦う気ねーじゃんよ」

 半人半骸の男は、六さんの消極的な姿勢に文句を垂れる。


「別に守りだけじゃあ、ありゃせんぞ。あんたさんを貫く武器にもなり得る」

 そう言うと、六さんは両腕を真っ直ぐピンと空に向かって伸ばし、次に両手で張り手の構えをし、前に押し出した。

 プシューーーーーーーーーーーー!!

 半人半骸の男に向けて、水のドームから水がレーザーのように発射された。


「うおっと! あぶねえ」

 彼は、屋上の床に飛び込むようにして横に一回転しながらそれを回避する。

 水のレーザーは、その床に小さく鋭い穴を空けた。


 しかし本当にすごい。離れている水が六さんの動きに連動して発射された。

「凄いです六さん! どうやってやってるんですか? 後で僕にも教えてください!」

「残念ながら人間の君にはできんよ。あっしが生み出した水はあっしの体の一部、つまり、自由自在に動かせたって何の不思議もありゃせんよ」


 とは言うものの、実際不思議なものだ。

 離れているのに体の一部というのは、一体どのような感覚なのだろうか。


 プシューーーーーーーーーーーー!!

 再び、六さんが同じようにして半人半骸の男を攻撃する。彼はまたしても横に回避する。

「おいおいズルいじゃねーか。お前だけ身を守りながら攻撃すんのかよ」

「殺し合いにズルもクソもあるかいな。勝って生き残るか、負けて死ぬかのどちらかしかないわい」


 六さんは、攻撃の手を休めることは無い。ひたすら水レーザーを放ち続ける。

 しかし、なかなか当たらない。半人半骸の男は、素早い身のこなしで躱し続ける。


「くううぬ! 仕留めきれんー」

 六さんが、人間の僕でもわかるような苦悶の表情を浮かべる。カエルも僕らと同じような顔をするんだと新たな発見に驚く。

 中々厳しい状況らしい。厳しい状況だというのは別のところからも窺えた。


「六さん……、なんだか縮んでませんか? 水のドーム……」

「鋭いのう。その通りじゃい」

 僕の気づきを、彼はあっさりと肯定してしまった。


 少し考えてみる。

 この水のドームは、水圧が高く、触れただけでその部分が切れると言っていた。

 今、ドームは六さんが水レーザーを発射するたびに縮んできている。つまり、このまま縮み続ければいずれ……。


「ぎゃーーーーーー!! やばいですよ六さん! このままじゃ死んじゃいますよ! 今すぐ水のレーザー止めてくださいよーーー!!」

 僕は小さな体の六さんに縋りつく。されども六さんは、手を止めるそぶりを一向に見せない。


「そうしたいのはやまやまなんじゃが、もしこのドームを消すとなると、あっしは奴からソラト君を守りながら戦わんといけん羽目になる。そいつはちと苦しいわい。いざとなったら解除するつもりじゃい」

 六さんの意見はもっともだ。役立たずの僕をここに置いたままでは非常に戦いづらいのだろう。


 プシューーーーーーーーーーーー!!

 またもや回避される。


「じゃあ僕、下の階の方に降ります! ここにいても邪魔ですし」

 自分の中で最適解を導き出す。

 この場は、六さんとあの男の一騎打ちに持っていくべきだ。邪魔にだけはなりたくない。


「それができたら最初からそうしとるわい。見てみい、あの男が階段を抑えとるんじゃい」

 六さんが言うように、階段はあの男の後ろに位置していた。躱しながらも彼はその場を離れなかったのだ。


「そいつがお荷物になることぐらい分かってるっつーの」

 彼は敢えて、僕をこの場に留まらせたのだ。自分を有利に持っていくために。

 なんて狡猾な男なのだろうか。


「そろそろきついんじゃねーの? 水のドームが縮んでるのもあるけど、それ以上に体力切れが近いんじゃねーのか? そうだろカエル?」

 半人半骸の男は、六さんの体力切れを指摘した。


「この屋上に来る前から俺たちと戦い続け、屋上に来てからも、水を遠隔操作で操り続けている。お前にとってその水は体の一部なんだ。当然、使い続ければ体力切れを起こす。ここに来る前にお前の体力はすでに切れかかっていた。だから、契約者であろう銀髪のガキを呼び出し、選手交代しようとしたが、なぜか失敗。こんなところか」


「実にやりづらい男だわい」

 図星だったのだろう。再び苦悶の表情だ。


「この水のレーザーで決めるつもりだったが、意外に当たらなくて苦しい展開か? 攻めているように見えて実は追い込まれているわけか。フハハハハハ、じゃあ待ってりゃ良いわけだ。水のドームが消えたところを襲うことにするぜ!」

 彼の作戦は実に理にかなっていた。

 六さんの体力は限界に近い。このまま待っていればいずれ水のドームは消滅してしまう。


「六さん……、すいません、僕のせいで……」

 非常にまずい展開なのは理解できる。

「ソラト君のせいじゃないわい。あっしが連れて来てしまったんじゃからのう。それに大丈夫、次で決めるわい」

 自信ありげな声で六さんは僕にそう告げる。


 六さんは、両手を今までと同じく真上に上げ、ゆっくりと下におろす。

 すると、水のドームがはじけて消滅し、その水分が無数の水の矢に変化した。

 両手で再び張り手の構えを取り、前に勢いよく突き出す。


 ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン!

 前方にその無数の矢が解き放たれる。逃げ場などない。


 ドドドドドド、ドドドドドド!!

 水の矢が轟音を立てて、コンクリートにぶつかる。

 凄まじい、その一言に尽きる。


乱射流激(らんしゃりゅうげき)!!』


 六さんはしばらくの間、高圧の水を屋上の床や壁に叩きつけ続けた。

 矢の雨が止み、前方には霧が立ち込める。

 少しして霧が晴れてくると、辺り一面の壁や床に無数の穴が空いていた。


「ハチの巣じゃい!」

 六さんは勝ちを確信している。確かにこれで生きているとは思えない。


 しかし、僕の頭にはなぜか不安が残っていた。

 彼のあの姿があまりに人間離れしているせいか、あの壮絶な攻撃をもってしても生きているのではないかという勘があった。

 僕の勘は当たるわけではない。それなのになぜだろうか、この漠然とした不安感は……。


 ペタン。

 六さんがその場でうつ伏せに倒れる。

「すまんのう。少し疲れたわい。下まで送ってくれんか?」

 身動きの取れない六さんにそうお願いされ、僕は彼を抱えて穴だらけの階段に向かう。


「あぶねーじゃねーかよ」


 不運だ。僕の悪い勘は当たってしまった。

 前方の壁からスタスタと誰かが歩いてくる。

 決まっている。当然あいつだ。


「まさか!? そんな、ありったけじゃぞい!!」

 六さんは驚きを隠せないでいる。僕の腕の中で、驚愕の表情で固まっている。


 ドサッ、ドサッ、ドサッ。

 彼の足元に、人が三人転がる。

 いずれも体に大きな穴がいくつも空いていた。


「俺は、()()()()()()。下の階から持ってきて盾にしたわけよ。あ~間に合って良かったぜ」


 この人は何を言っているのだろうか。

 死体を操る? そんなことが本当に可能なのだろうか。

 恐怖で足が膠着して動けない。六さんも固まったままだ。


「おい。俺は山葵間正。お前も名乗れ」

 山葵間と名乗った男は、左目を鋭くして僕をにらみ、問い詰める。

「ソソ、ソ、ソラトです。あ、ああ、雨森ソラトです」

 ガクガクと震える口を動かして、必死に答える。


「雨森ソラト、そのカエルを寄こせ。そしたら見逃してやる。(はな)からお前の命には、毛ほどの興味もない」

 とても冷たい、冷酷な言葉が僕の鼓膜を揺らす。

 気のせいか耳にひんやりとした感覚を覚えた。背筋が凍る。


「あ、あわ、あわわわわわわわ」

「早くしろ。麗宮司レイアを捕らえなくちゃならねえ。今後のためにもな」

 彼女の名前を聞いて、ふと我に返る。


 このままこの男を行かせれば、レイアさんもタツゾウも殺されてしまうかもしれない。

 ここに来た理由を思い出す。山葵間はここで止めなければならない。


「ダ、ダメです。わ、渡しません」

 そう言って、ポケットに入っている電気ショックガンに手をかける。

「死ぬか?」

 彼はボソリと言い放つ、無力な僕らを蛇のように睨みつけながら。


「し、死ぬのも嫌です」

 電気ショックガンを構え、すかさず打ち込もうとする。

 しかし、すぐさま持ち手を蹴りで弾かれ、僕唯一の武器を落としてしまう。


「あ、あっ」

 拾おうと屈みこんだが、その瞬間、下腹部に急に衝撃が加えられ、激しい痛みに襲われた。

 痛みで声も出せない状態で、僕は六さんとともに宙を舞っていた。彼は僕を蹴とばした。


「さっき後ろから俺に電気ショック浴びせたのはお前だったかー。弱っちい癖にちょこまかと、腹立つな」

 気づけば、先ほどいた場所から離れた床にうつ伏せで倒れ込んでいた。

 山葵間はスタスタと近づいてくる。


 ドスン!!

「ぶっ!」

 再び蹴りをお見舞いされる。

 僕は地面を転がる。少しだけ、目から涙がこぼれた。


「馬鹿だな~、逃げりゃいいじゃねーか。その珍獣も、麗宮司レイアもお前からすれば全くの他人じゃねーか。それに殺すのはそのカエル一匹だ。良いじゃねーか。人でもねーんだぞ」

 僕は、体を丸めて六さんを胸に抱え続ける。奪われないように、必死に。


「おい、ソラト君。もう良い、あっしを渡せい。このままじゃ君が死んでしまうわい!」

 六さんはそう言って、僕の腕から抜け出そうとする。僕は力を込め、それを必死に阻止する。


「渡せよ、早く渡せよ。イライラするなぁ!」

 山葵間は、横に倒れている僕を上から何回も足で踏みつけてきた。

「うっ、ぶっ、ふっ、ぶっ!」

 痛い、怖い、死にたくない。


 ボガンッ!!

 彼は、足を思い切り振りかっぶって僕の腹を蹴とばした。

「ぐふうっ!!」

 またも宙を舞う。今度はかなり遠くまで飛ばされた。

 あともう少し飛距離が長ければ、このビルの屋上から真っ逆さまだったかもしれない。


「うっ、うっ、うう」

 涙があふれてきた。苦しくて、痛くて、辛くて……。

「ソラト君、どうしてあっしを離してくれんのかい? 君にとってあっしはただの珍獣。今日初めて会った珍獣じゃい。あっしのことは放っておきんしゃい。でないと、君が死んでまうわい。こんな蛙の命、放っておきんしゃい」

 六さんは瀕死の僕に向かって必死にそう訴える。


「でも……、同じ命ですよ……」

 泣きながらそう答える。


「偽善は己を滅ぼすぜ、雨森ソラト」

 遠くから山葵間が語り掛けてくる。


 コツン、コツン、コツン、コツン。

 何だろうか。地面に横になっていると床の振動が耳に良く響く。

 何か大勢の人間の足音が聞こえる。その足音は徐々に大きくなってきている。


「そんなに蹴られんのが好きなら、蹴ってやるよ」

 コツン、コツン、コツン、コツン、コツン、コツン、コツン、コツン。

 足音は、近づくたびにその数も多くなってくる。


「大人数でな」

 その瞬間、階段から無数の人がゾロゾロと湧き出てきた。

「ソラト君、ありゃいくら何でも無理じゃ、あっしを渡せい!」

 六さんが手足をバタつかせ、何とか抜け出そうとする。


「死人どものパーリーナイトだ。死んだらお前らも加えてやるよ」


 山葵間が言っていた死人を操るというのは本当だった。

 下の階にいた死人がゾロゾロと屋上へ上がってきたのだ。彼らは、いやそれらはゆっくりと近づいてくる。

 僕はその光景が怖くて、恐ろしくて、死体の群れの行進による揺れを感じながら目をぎゅっと瞑った。

お読みいただきありがとうございました。

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