第20話 大渋滞
名古屋支部でのお話が始まる前に、愉快な番外編をお楽しみ下さい。なお、ストーリーには全く関わってきません。
投稿者が好き勝手に書かせて頂きます。
神奈川県を中心に路線を持つ鉄道会社、京浜急行電鉄。(通称京急)この鉄道会社は、「路地裏の超特急」(路地裏に引かれた線路で120km/hを出したりするため)など様々な異名で有名だ。そんな京急であるが、何らかの理由でダイヤ乱れ(ダイヤとは運行予定のことであり、ダイヤ乱れとはそれが乱れ、電車が遅れたりしてしまうこと)が起きた場合、京急は運転を見合わせたりせず、とりあえず列車を走らせて客の輸送量を維持すると言う行動を取る。ゆえに、電車が大渋滞したり突然行き先が変わったりする。(突然次の駅で降ろされて別の列車に乗り換えさせられたりする)これが通称、「逝っとけダイヤ」である。是非、読者の皆様自身で調べて頂きたい。誹謗・中傷の意図はなく、単純に京急が凄い会社だと思ってのことである。
…前置きがとても長くなってしまったが、2125年現在、京急を含む多くの私鉄は、JTAが管理するようになったものの、21世紀で言うバスのような存在となり、今までの路線の範囲を超えて幅広く運行を続けている。しかし、今までは物語の都合であまり出てこなかったが、一般の市民が電車を運転しているため、渋滞にハマりやすいのも事実である…。
ー2125年11月4日(日) 18:30ー
「ダァシエヤス」車掌は告げた。そして、こうも言った。
「この列車は急行、りんかい線経由新宿行き(暫定)です。本日、東京国際展示場にて大きな鉄道ミーティングがあった影響で、ダイヤに大きな乱れが発生しています。お客様にご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。」そう。琴音と川瀬は、この鉄道ミーティングに行って来たのである。最新の車両や、チューニングされた車両が集まるイベントである。そして渋滞することを察し、自分の車両ではなく、この京急と言う鉄道会社の列車で来たのである。渋滞はしているが、満員電車と言う訳ではなかった。ミーティングには換手の姿があり、ゴリゴリにチューニングされた車両が何台か置いてあった。ん?東京国際展示場に大量に列車が入らなそうだって?多分入るでしょ。めっちゃデカいし。どうやって入れたかは…知らん!
「大渋滞だ…。」琴音は3400系からもぎ取って来た列車番号設定機の地図を眺めながら言った。
「運転士に聞きに行ってみるか。JTAの輸送司令(列車の遅れを通達したり、ダイヤ乱れを解消するために色々してくれたりする大変な人)は何やってんだって。」川瀬はミーティングで歩き回ったおかげで疲れているようだ。2人は1号車へと向かった。JTAの職員だからと言って、運転席に殴り込んでいいんだろうか。
「JTAだ!輸送指令は何やってんだ!てか誰だ!」川瀬は堂々とMP5を取り出しながら言った。運転席のドアを開けて突入したため、一見ただのテロである。車内には悲鳴が響き渡った。
「あっ、え?な、何ですか!りんかいの輸送司令が誰かなんて知りませんよ!と言うかりんかい線がめちゃくちゃ混んでて、全然進まないんですよ!JTAなら何とかしてくれ!」りんかい線は地下を通る路線であり、(地上区間もあり、地下区間の出口でJRの湘南新宿ラインと合流する形になっている。そのため渋滞が発生するのである。)大量の列車が通るとなれば渋滞もするだろう。川瀬は鉄道無線を奪い取って言った。
「りんかい司令!こちら川瀬!JR合流地点はどうなっている!」みなさんお気づきだろうが、川瀬はJTAで何の位も持っていない割には権力がある。そのため、結構指示出しができたりする。ちなみにこの間、何故か運転士はMP5を突き付けられていた。一応、運転士も銃を携帯しているのだが…
「川瀬さん!こちらりんかい司令!合流地点にて原因不明の激しい戦闘が起きており、列車が通行不可となっている状態です!また、その戦闘の影響で故障車も多数居る模様です!」
「え?なんて?…もっと早く全列車に通達しとけ〜‼︎」川瀬の体力はすでに尽きている。
投稿者自身は京急に乗ったことがないんですが、結構好きな鉄道会社です。単純に車体の色合いが好きなのと、インバーターの音が好きです。今はもう無くなってインバーターのようですが、第1話で述べた通り3400系に取り付けられているインバーターが京急の「ドレミファインバーター」と言うものになっています。綺麗な音色なので、是非調べてみて欲しいです。ちなみに、逝っとけダイヤは京急だけでなく、名鉄でも起こったりするらしいです。逝っとけダイヤが発動した時は、駅の電光掲示板が真っ黒になったりして次に何が来るか分からなくなったりするそう。
後、車掌が言ってた「ダァシエヤス」は「ドア閉めます」と言っています。
ひとことが長くなってしまった‼︎




