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夢想転生 〜勇者としての使命〜  作者: カフェ・オレ
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第5話 初めての敗北

「今日は騎士達と手合わせを行いましょう。

しかし手合わせといってもいまの勇者様はレベルアップも果たし、一般の騎士ではかないません。

ですので、騎士団長との手合わせなどはどうでしょうか?」


どうやら今日は騎士団長と手合わせを行うようだ。

思えば対人戦は初めてなので、すこし緊張する。

そういえばスキルなどのレベルはそのスキルを使うことで

上がることが昨晩わかったがステータス自体のレベルは

やはり殺さなければ上がらないのだろうか?

そこらへんも確かめるのにも今回の手合わせは

重要なものとなるだろう。


「わかりました。ちなみに騎士団長と一般の騎士では

どのくらいの差があるのでしょうか?」


「詳しくはわかりませんが一般の騎士の平均レベルは

35〜42あたりで、たしか騎士団長は先月、レベルが126

になったといっていましたよ。」


「126、ですか・・・それは随分とお強いですねぇ。」


「はい。王国で四人目の実力者ですから。」


「四人目?それじゃあ騎士団長よりも強い人が三人いるっていうことですか?」


「はい、そうですよ。まぁ一人はいるといっていいものかわかりませんけど・・・」


「?それはどういうことですか?」


「はい、実は三人のうちの一人は旅をして回っていて、

とても捕まえるのが難しく滅多に会えないと伝説にまでなっているような人です。しかし他の二人は現在王国にいます。一人は王との謁見の際、王の隣に人がいましたよね?

あの方が、【剣聖】の二つ名を持つゼスト・ウォルバーク

です。剣聖はその名の通り、剣を極めたものに贈られる

二つ名です。彼に剣で右に出るものはいないとまで

言われております。そして二人目は、宮廷魔法師団団長の

グラン・リバースです。ちなみにグランはエルフの女性で二つ名は【魔女】をもらっています。

彼女はなんと二つもの究極魔法を操れます。」


「究極魔法?」


「究極魔法は一つの属性にひとつだけ存在する最高位の

魔法です。その力は強すぎるため魔力を多く消費しますが

逆転の切り札として非常に有効です。」


「なるほど。あと最後の一人は?」


「ああーあの方はですね。冒険者ギルドに一人だけいる

SS級冒険者の【万能】のライコルです。

彼は出身地や血縁関係などが全て不明で実績だけで

SSランクという地位を勝ち取った本物の実力者です。

ですが、彼は能天気な性格でギルド以外の依頼なども

気軽に受けて家事から護衛、なんでも完璧にこなしていたので、【万能】の二つ名を授かりました。そしていま彼は

街に住んでいる小さな子供の夢を無邪気に依頼され

その依頼とは、《わたしかみさまになりたーい》

というもので、彼はその依頼のために各地で神を

探し回っているそうです。」


「そ、それは随分と、すごい人ですね。」


「まぁ実力は持っているので心配はしていませんが

いつまでに帰って来られるのか・・・・・」


「それは、またお気の毒に。」


「本当に気の毒ですよ。あっ、そろそろ訓練場につきますので私はこれで。」


「はい。色々とお話しありがとうございました。」


礼を言い背中が見えなくなってから訓練場に入った。





訓練場に入るとそこには騎士達が剣の素振りや

騎士同士での手合わせなどが行われていた。


「よう、お前が勇者か?」


「はい。そういうあなたは?」


「俺はメルティマ王国騎士団団長のガレン・ヤーグだ。

今回は手合わせと聞いているがその通りか?」


「はい。胸を借りていいですか?」


そういうとガレンは獰猛な笑みをうかべ


「じゃあ早速始めるぞ!!」


そういい、訓練用の木剣を投げ渡してくる。


そして、別の騎士が俺たちの間にきて始まりを今告げた。



「始めっ!!」



始まりは一瞬だった。

始まりが告げられた瞬間ガレンが目の前に現れた。

それをギリギリで受け止める。


「グッ!!」


「ほう、今のを受け止めるか。来たばかりとはいえ

さすが勇者だな。では、これならどうだっ!!」」

と、不敵な笑みをしながら先ほどもよりも早く速く

距離を詰めてくる。

太刀筋が一瞬だけ見え、そこにかろうじて木剣を

置く。しかし次の瞬間、木剣に来るはずだったはずの

衝撃は来ず、かわりに後ろから

「まだまだだな。」

と聞こえ、振り向こうとした時には既に遅く、

首に衝撃が来た瞬間意識がなくなった。


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