幸せ?
頭の中には、十話分ぐらい出来ているですけど、
なかなか形になりませんね
女王にも許可得、晴れてアノスさん専属のメイドとなりました
毎日、この匂いが嗅げる喜びを表現するが如く、フードのネコミミがピクピクしている…
あれ?何故ネコミミ…?
太陽も傾き始め、窓から射し込む光は、紅くなっていた
「カリーシャちゃんの服は、明日までに用意させるから今日は俺の部屋でゆっくり休んでね」
「いえ、それでは、アノスさんに悪いの、です。」
「いやいや、遠慮しないでね?俺は、ソファーで寝るから」
「じ、じゃあ、一緒に寝る、です…?」
「え、い、いいの?」
アノスさんの息を飲む音が聞こえた
「いいです、よ?」
「わ、分かった」
アノスさんの顔が少しだけ赤くなっているところが、可愛く見える
「そう、言えば、お風呂、あるです?」
アノスさんは、まだ赤い顔を向け答えてくれる
「あぁ、あるぞ。無駄に広くて綺麗だそ」
アノスさんに追い討ちをかけるべく、お誘いをしてみる
「一緒に入る、です?」
アノスさんは、身長が高いので、少し上目遣いで、そして首を約30度傾け、アノスさんの上着の裾を両手で持つ
これで完璧
アノスさんは、この誘惑に耐えれるかなぁ?
『主様、えげつねー』
ん?誰です?
『あ、申し遅れました、ネコミミフード付きローブのネフです。カリーシャ様のサポート役を任命されました、お好きにお呼び下さい』
あら、これはご丁寧に
『いえいえ、こちらこそ宜しくお願い致します』
それより、何時から?
『つい先ほど、かみりん様から任命された次第です』
大変ね…
『いえいえ、何時ものことです。それより…こちらの男性はいかが致します?』
アノスさんは、顔を真っ赤にして気絶していた
頭から湯気が見えた気がする
それから、通りかかった王宮勤めのメイドさんにアノスさんを頼み、お風呂に連れて行ってもらった
「ふぅ~…」
私は一人、広く綺麗なお風呂に浸かっていた
それにしても、前のグラマー体形が見る影もない
しかし、お腹も減らないし、血が付いたはずの顔も、いつの間にかキレイになっていた
結構便利な身体である
ん?そう言えば、もう身体を変化させれるのでは?
そう思い、前のグラマー体形を思い浮かべつつ、変化した
身体が光り始め、思わず目を瞑ってしまった
次に目を開けた時には、懐かしの身体があった
しかし、変化したてのせいか、少し違和感がある。まぁ、これには慣れるしかないだろう
懐かしの身体を楽しんでいたが、そろそろ戻らなくてはならない
いきなり姿が変わっては、怪しいどころではない
名残惜しいが元の姿に戻り、お風呂からでる
お風呂から出たら、いつの間にか増えていたメイドさん達に揉みくしゃにされ、気が付いたらシルクのパジャマにされていた
シルクのパジャマは、生地が薄く少し透けて、下着が見えていた
下着もシルクで出来ているようで、フリルの付いた可愛いものだった
この世界にも、ゴムと言うものはまだないらしく、紐を使い両側で止めるタイプのものだった
それから、ネコミミローブは、いつの間にか首輪になって付いていた
そのセンスどうなのよ、ネフさん?
『あっしのことは、ネフでいいです。首輪…ダメですか…?』
完璧ですっ!
『有り難う御座います』
その頃アノスさんはと言うと、メイドさんに部屋のベッドで、寝かされていた
私はメイドさんに頼み、アノスさんの部屋に入れて貰い添い寝をした
心地好い匂いを嗅ぎながら、私は夢の世界へ落ちて行った…
『主様、幸せそうで何よりです』
ネフは、我が子を見守る母親の様に呟いた…
糖分…ですかね?
書いてみましたがどうですか?




