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異世界スローライフ  作者: てな
第一章
8/53

女王


私達は、王宮の奥の方にある、至って普通の扉までやって来た


コンッコンッ


「アノスです」


「開いておるぞ」


扉の向こうから、女性の声がする


「失礼します」


「し、失礼、します…」


緊張しながらも、歩みを進める


「おぉ、よくぞ参った。久しいのぅスターヴァント」


「はい、お久しぶりです、女王陛下」


女王陛下と呼ばれた女性は、美しかった

背が高く、スッキリとした顔立ちに眠そうとまではいかないがタレ目の瞳

髪は銀色で艶があり長そうだが、頭の後ろで結んである


「おや?そこの可愛らしい子は?」


「えっと、この子は…あれ?」


「カリーシャです…」


「ほぅ、そうか。それで?妾に用とは、カリーシャのことかの?」


「あ、はい。この者を、国で保護して頂けないかと」


「よいぞ」


女王陛下は即答した

決断早いです…


「カリーシャは、それでよかろぅ?」


「…はい」


「妾も話し相手が欲しくての。カリーシャも永く生きておるようじゃし、面白い話しが聞けそうじゃ」


「えっ、年が分かるのですか?」


私が驚いていると、アノスさんが聞いた


「うむ、カリーシャは人の形こそしておるが、全く人の気配がせぬのじゃ。それにの、声音は震えているようじゃが、それにしては、落ち着いて見える」


この人凄い…

女王やっているだけのことはあるようだ


「それと、専属メイドとして雇いたいのですが…」


「ほぅ、気に入っておるようじゃな」


「…えぇ、まぁ…」


アノスさんは、照れ臭そうにしている

ちょっぴり嬉しく感じる


「はっはっはっ、よい、よい、好きにするがよい。その代わり、問題が起こっても責任を持つのじゃぞ?」


女王はニヤニヤしながら言っている

もしかして、問題って…あ、あっちのことなのかな…!?


私は、恥ずかしくなって俯いた


「くくく、何を恥ずかしがっておるのじゃ?カリーシャ」


明らかに分かっててやってましたね…


「くくく、まぁよい、スターヴァントよ、今後もしっかり職務を真っ当するように。カリーシャに現を抜かすことのないようにじゃぞ?」


「は、はい」


アノスさんがお辞儀をしたので、私もそれに習ってお辞儀する


「他に用がないのなら、もう下がってよいぞ」


「は!ありがとうございます」


「あ、ありがとう、ございます…」


「うむ、また近くに来るがよいぞ」


そして、私は無事に保護を受けられた





「あ、そう言えばさ、別に未成年とかじゃないなら保護無しで、住み込みで雇うだけで良かった気がするんだか…?」


「…そう言うことは、いっちゃだめ、です」


まぁ、こうして異世界での拠点をてに入れました





王様でも良かったんですが、キャラが確立しなかったんです

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