新たな世界
思っていることを上手く表現するのって難しいですね…
ドスッ「フムブッ!」
突如、頭の上に光が見えたと思ったら、顔から地面に落ちていた
「イッターッ!もー何なのよあのクズ神ー!!」
文句を言いながら辺りを見回し状況を把握する
森の開けた場所に出たようだ
薄暗くなく木々の間から注ぐ光は、むしろ心地よいとも言える
ある程度状況を把握したところで、身体を起こした
そこで、違和感に気が付いた。何時もより目線が断然低い
まさかと思い自分の体を見下げると、明らかに小さい
数分前は、足下を隠していた胸がない
膨らんですらいない、まさに『絶壁』
これぞ、幼女体形と言わんばかりである
なってしまったものは仕方ないので、とりあえずクズ神様を呼んでみた
「居るんでしょ、出て来なさいよクズ神sッ!」
言い切る前に、目の前の空間に裂目ができ、神様が這い出てきた
出て来るにしても、出方ってものがあるでしょうに…
「ハローン、元気?みんなのアイドル、かみりんだよ~」
「ねぇ、殴っ「グハッ!」ていい?」
ウザかったので、殴りながら聞いてみた
「いやいやいや、今殴ったね?返事の前に殴ったよね?ね?」
木々を薙ぎ倒しながら飛んで行ったのに、何時の間にか隣に立っていた
「え?だってウザイじゃない、今の」
「うん、ウザイのは認めるけど殴るのはねぇ?」
「だって死なないでしょ?」
「死なないけど、痛いんだよ?」
「ふぅん……あっ、そんなことより、この体形どうなってるのよ!丸っきり幼女じゃない!!」
クズ神様の登場のおかげで忘れかけていたことを聞く
「可愛いの好きでしょ?カリーシャちゃん」
あっ今、初めて名前出ましたね。私、カリーシャです、魔女兼勇者やってました。以後、お見知り置きを
「可愛いのは好きだけど…嗚呼、もういいわ!どうせ変えれないんでしょ?!」
「変えれるよ」
「え?」
「今君の身体は、魔力で構成されてるから姿形は、自由自在なのだ」
「なら、今すぐ変えて!」
「無理」
「え?」
私は、あまりにもショックが大きくフリーズした
上げてから叩き落とす、酷いですね
「え…な、何で出来ないのよ!?」
数秒のフリーズから復帰した私は文句を言った
「い・ま・は、無理ってこと。まだこの世界に魔力の身体が馴染んでないし、姿を変えるのすっごく疲れるよ?それに、僕は好きだなぁ、その姿」
「このロリコン!」
「うん、僕からしたら、みんな赤ちゃんみたいなものだからね」
神様は、容易く肯定した
「はぁ、まぁこの際これでいいわ。それで、さっき貴方を殴った時、凄く手応えがあったんだけど、オプションってこれのことかしら?」
「うん、それで合ってるよ。他にも、魔法がたっぷり使えるように、魔力を身体に圧縮しておいたよ。実質無限大?」
また、無茶苦茶な改造をしてくれたようだ
勇者の時より格段に凄くなっている
「他には、影に色んなものを仕舞えるようにしたよぉ」
「へぇ、割と便利そうねぇ」
私は、落ちていた手頃な石持ち、影に投げる
投げた石は、溶け込むように影へ入っていった
「これ、どうやって取り出すの?」
「何を取り出すか、頭の中で念じると手とかに出て来るよ」
先ほど投げ込んだ石を、頭の中で出てこいと念じると手の中に石が現れた
「手に持てない物はどうするのよ?」
「自分の影があればそこに出せるよ」
その後、何回か出し入れを繰り返し瞬時に出せるようにまでなった
「それじゃあ、そろそろ僕は戻るね。これでも忙しくてね」
「そう…ありがとね」
「いや、お礼なんていいよ。放置した僕が悪いんだしね。それじゃあっと、最後にプレゼント!」
神様は、白い布の様なものと黒いワンピースを手渡してきた
「何この白いの?」
「ふふふっこれは僕がデザインした、ネコミミフード付きローブだよ!大事に使ってね?」
「はぁっ!バカじゃないの!?要らないわよこんなの!」
「侮ってはいけないよ?このローブには、汚れを一瞬にして綺麗にする浄化魔法、大規模戦略攻撃魔法すら防ぐ、鉄壁の防御魔法が組み込んであるのだ!我がらいい仕事したよ。はっはっはー!」
こだわる所を明らかに間違えた発言で、私は呆けてしまった
神様は、私が呆けている間に、じゃあねっと言って足早々と消えてしまった
「はぁ…私、新しい人生楽しめるのかなぁ」
高かった太陽は、既に傾いており夕焼けが綺麗だった…
後付け設定が多いので矛盾してないか心配です
あと更新は、平日にして休日にストックを増やしていきたいですね




