第27話。なるべく「火」は避けなさい。
久しぶりに冒険者加入時の説明を聞いたわね。
アーサーたら〜素直にあくびをするなんて!
皆、適当に聞いてるからパパの正体を知らないのね。
冒険者たち「いつかSになります!」て言うけど……。
しっかりと受付娘の話しを聞きなさい〜て思うわよ。
そろそろ、買い物して帰ろうかしら。
アンナたちは夕食の食材を買うために市場へと戻っていた。アーサーはリオラをオンブしての移動である。
リオラは疲れて、いつの間にか眠てしまってる。アンナとアーサーは市場で売ってる野菜屋に足を止める、アンナは食材を考えていた。
「マーマ、キョウ、ユウショク、ナニスル?」
「そうねぇ、野菜は必ず買うとして〜」
「マーマ、ヤサイ、キライ」
「好き嫌いは駄目よ、ママが許さないわよ」
アンナは始めに野菜を買う事にしたのである。
ピーマー。キャーベッ。ナスービ。ニンージン。キューウリ。ハクーサイ。
ピーマーは3個入り(銅貨3枚)キャーベッは一玉(銅貨5枚)ナスービ2個入り(銅貨4枚)ニンージン3個入り(銅貨3枚)キューウリ2個入り(銅貨2枚)ハクーサイ(銅貨5枚)
「へい!全部で合計、銅貨22枚ですぜ!」
「銅貨ばっかり大変よね、銀貨2枚と銅貨2枚ね」
アンナは銀貨2枚と銅貨2枚を渡す。この世界のお金事情を、もう一度、説明しておこう。
(※通貨の目安。銅貨は10枚で銀貨1枚相当。銀貨10枚で金貨1枚相当。金貨100枚でプラチナ・インゴット)
「いつも毎度、ありがとうだぜ!!」
「あら?ハクーサイが一つ多いわね?」
「いつも買ってくれてる、少しばかりの気持ちですぜ!」
「まぁ、ありがたく頂くわね!ありがとう!」
アンナとアーサーは次に隣の果物屋に移動するのである。アンナは果物を見つめる。
バナーナ。ミカーン。オレーンジ。グレープフルーツ。キウイフルーツ。リンゴ。
バナーナ(銅貨5枚)オレーンジ(銅貨1枚)ミカーン(銅貨4枚)グレープフルーツ(銅貨9枚)キウイフルーツ(銅貨8枚)リンゴ(銅貨10枚=銀貨1枚分)
「全部で合計で銅貨37枚かしらねぇ〜」
「そうね、銀貨3枚と銅貨7枚で払うわね」
「毎度、いつも、ありがとうねぇ〜アンナちゃん」
「また来るわね、お母さん、またね」
アンナとアーサーは去っていくのである、アンナは果物屋の女店主に手を振る。
「マーマ?マーマのマーマ、ナノカ……?」
それを聞いたアンナは「クスッ」と笑うのである。
「違うわよ、アーサー例えね、親しみを込めたね」
「ヨク、ワカラナイガ、ワカッタ!」
アンナとアーサーは、のんびりと馬車の所に戻るのであった。するとアンナは語りだす。
「アーサー、私と約束してほしいの」
「ワカッタ、ヤクソクスル!」
「絶対に火には近づいては駄目よ?約束よ」
「アーサー、ヤクソク、マモル、オトコ!」
「それを聞いて安心したわ!アーサー」
「マーマ、カエロウ、パーパ、マッテル」
「ふふ、そうね、パパも寂しがってるかもね」
すると「パパ」で思いだしたのかアンナは「はっ!」とするのであった。
「いけないわ……市場に戻るわよ!アーサー」
「マーマ、ドウシタ?ナニカ、ワスレモノカ?」
アンナとアーサーは回れ右して市場方面へと戻るのであった。
次回、第28話。ママ、代用の針を忘れてたわ!




