15 《崩壊》
「ライト、お前は…」
「ああ、俺はこのまえまで《八咫烏》のメンバーだったんだ…」
「どうして…」
「俺の妹が人質にとられていたんだ…だから俺は従うしかなかった…でも奴は…奴は!俺の妹を殺しやがったんだ!俺はその事実を知った瞬間、雨天を殺すと決め、《八咫烏》を抜けた…」
「……なあライト」
「…なんだ?」
「《閃光の光》に入ってくれないか…?」
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───《ネクスト・シティ》
───《閃光の光》ギルドハウス
「この前犠牲になったメンバーは43人…俺の力不足でこんなにも犠牲を出してしまってすまなかった…やめたい者がいるならやめてもいい…」
俺のその言葉に場は凍りついた…
皆が沈黙して何かを考えているようだ…
そして1人、2人と声を発する…
「俺、やめます…死にたくありません…」
そういう言葉が次々に聞こえる。
そして次々に減っていくメンバー…
最後に残ったのは、俺、エリカ、ソフィア、ミーシャ、シリウス、そして新メンバーライトの6人だった…
エリカが泣きながらこう言う
「私があの時参加しないって言っていればこんなことにはならなかったのに…うっうっうっ…」
「いいんだよエリカ…残ったのは信頼できるメンバーじゃないか…くっ…」
そう言って俺はエリカを抱きしめる
涙がこぼれてくる…くそ…なんで泣いてんだよ俺…




