73旅立ち 次回最終回
たぬき「ユキも少しずつじゃが成長したなあ。」
うさぎ「そうですね、もうそろそろ私たちのことも明かしましょうか?」
たぬき「いや、あの子には生涯それは秘密にして置こう。
こうして里の”もの”たちとふれあい、人間の世とのつなぎとなれば良いのだよ。」
うさぎ「そうですね、あの子の親たちもいつの間にか里のことを忘れてしまいましたが、
あの子は違うようですね。」
たぬき「見てごらんよ、猫又のミーともゆきんこのゆきとも、何らわだかまりなく友達になっている姿を。」
その夜、かくれ里のうぐいす姫の家では笑い声が絶えませんでした。
さて翌日、うぐいす姫の家の前です。
チュー吉が呼んだキントン雲が庭に降りています。
ユキ、ゆき、香菜梨、愁人、チュー吉はすでにキントン雲に乗船?しています。
ミー「じゃあ法師ちゃん行ってくるだニャア」
法師「ミーさん、ちゃんとスマホで連絡してくださいね。」
ミー「ミーのこと忘れちゃだめだニャ。それと、浮気したら引っ掻くだニャ。」
法師「しませんよお!」
ミー「ほんとかニャア、じゃあちょっとあっち向いてニャ。」
法師が横向いた隙に、ミーは法師のほっぺに
チュッ
みんな「キャーー―!!」
ユキ「ミーさん、だいたん!」
ボーっとしている法師を置いて
ミー「じゃあねえ♡」
チュー吉「では皆さん行きま~す。」
キントン雲は飛び立ちました。
庭には里の者たち、そしてそばにはたぬきと、うさぎ。ユキの育ての親、おじいさんとおばあさんです。
たぬき「ユキはたくましくなったなあ。」
うさぎ「里と人とをつなぐ役目を果たせそうですね。」
ミー「いざ世界へ、ミーは猫又なのニャ。」




