11話チートな俺と初の洞窟
ここからまたはじまります。
12話もお楽しみに。
健太の胸ぐらを掴んで先程に近い殺意を持ち健太を睨む豚男。冒険者ギルドといえば今日も今日とで依頼を受けにきた冒険者が続々と集まってきていた。
「まぁそう怒るな、殺しはしないさ。後、詳しくは向かう途中で言うからとりあえず手を離せ豚男」
「チッ」
豚男は荒く手を離し黙って歩いていった。
「さて、これからの事について話すぞ」
街を出て、森の中に入ったところぐらいで健太は足を止めた。それとワンテンポ遅れて豚男、高太も足を止めた。
「これから豚男には俺を自分たちの住処まで案内してもらう。その後、豚男、高太お前たちは待機だ」
「おい待て、クエストはどうした?確か薬草採取だろ」
「安心しろ、最後に採取して帰る」
「わかった。付いて来い」
「この先を行ったところだ」
「崖があるくらいだが?」
歩き始めて1時間ぐらい、どこかの崖下に健太達はついた。その崖のところを指差し豚男はこの先と言った。だが、入り口と思われる穴はなかった。
「言ってみればわかる。結構前に悪魔様が入り口は見えないように魔法かけたんだと」
「わかった」
健太は来る途中で買ったパンが入った袋の中からフランスパンのようなパンを二つ取り出した。
「ここでお前達は待機だ。腹が減ると思うからそん時は少ないがたしにしてくれ。その袋の中には俺のパンも入ってる戻ってきてから食べるから持っといてくれ」
健太は二人にパンと袋を渡して一人崖の方に歩いて行った。
(さてと、チュートリアルも終わりようやくはじまったと言った感じか)
目の前まで来ても入り口は見えなかったが、その一方先に足を入れてみると穴が出現した。
(スタート)
薄暗い洞窟の中でふと健太はある事に気づく。
「洞窟か‥‥‥このままだと見えなくなるな。あーうんものは試しとはよく言うしやるだけやってみよう」
少し顔から離したとこで手のひらが見えるように構える健太。
「この洞窟で歩ける程の光を‥‥‥《灯火》」
その瞬間ウインドの時と同じく魔法陣が出現し、中心からテニスボールくらいの火の玉が出現した。
「案外いけるものだな」
光源も手に入れたということで、周りを見る健太。
まず、この洞窟は縦300センチメートル、横200センチメートルといったところであろう。また、他には特に目立った特徴はなく大体の幅がわかった健太は洞窟の奥へと進みはじめた。
しばらく歩いいていた健太だが、足を止めた。
「グギギ」
「ギヒヒ」
少し先にゴブリンが二匹左右に座っていた。二匹は健太の姿を確認すると立ち上がった。健太も健太でゴブリンの姿がわかるとニヤリと笑った。




