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Act.3:見つめるネコ

 春らしい優しい風の入ってくる診察室。

 季節はまだそう呼ぶには少し早いけれど、部屋は太陽の光で暖かい。その中で、1人、汗だくの娘が――

「ねぇ、お姉ちゃん……まだ?」

「も、ちょ……っと」

 男の子の足にできた湿疹に魔法治療トラッタメントを施しながら、ルーチェはなんとか言葉を返した。正直、話しかけないで欲しいと思う。こっちはチャクラの波長を弱く入れるのに、相当神経を使っているのだから。

「さっきもそう言ったじゃん! それに、赤いブツブツ、全然治らないし!」

 男の子は口を尖らせて文句を言う。だが、実際はその通りで……湿疹は全くその姿を消そうとはしない。

 普通、1分もかからずに治る症状だ。ところが、ルーチェはもう5分も魔法治療を使っている。

「ルーチェ、もういいから代わりなさい」

「うん……」

 ルーチェの隣で様子を見ていた父、グラートが苦笑いで魔法治療を代わった。

 男の子が瞬く間に解放され、母親と一緒に笑顔で帰っていくのを見送って、ルーチェは椅子に倒れこんだ。自分の出来の悪さにため息が漏れる。

「クラクラする……」

「そりゃ、朝から全部の魔法治療を普通の5倍かけてやっているからなぁ。今日はもういいぞ?」

 グラートが男の子のカルテを書きながら言い、ルーチェは「うん」と力なく返事をして診察室を出た。

 クラクラする頭をどうにか持ち上げながら階段に辿り着くと、1段目にオロが座っていた。真っ直ぐに歩けないルーチェを見て琥珀色の瞳に呆れた色が映る。

「そんな目で見ないでよ」

 ルーチェは弱々しい声を出した。

「にゃぁ」

 だが、オロは憐れむような声で鳴くと、サッサと階段を上がっていってしまった。ルーチェもその後をゆっくりとついていく。

 自室のある3階まで上るのもつらい。

 ルーチェは未だにチャクラをうまく練れない。チャクラは精神力のようなもの。使い過ぎると体力も奪われるし、かなり疲れる。

 オロと海を漂ってから1週間。研修室に籠もって猛特訓をし、チャクラの波長を弱く練り、魔法治療の痛みを軽減することには成功した。

 ところが、今度は教科書にあった“色を濃く”という部分が抜け落ちてしまったようで……

 チャクラの濃度は力の強さの目安だ。強い効果を出したい場合は濃いチャクラを練らなければならない。濃いチャクラを弱い波長で放出するのは難しい。逆に、濃いチャクラと強い波長は簡単だ。

 クラドールに水属性が多いのは、そういったチャクラの調整が比較的やりやすいからだと言われている。他国で使われる光属性や炎属性の魔法は、波長の強さが高めで刺激が強く、魔法治療には向かない。

 ちなみに、隣国であるヴィエント王国の民は風属性を操り、マーレ人ほどではないがクラドールになる者も多い。

 水属性と風属性は波長の幅も広く、王家専属クラドールレベルになると、最大限に濃くしたチャクラを最小限の波長で扱うことができるらしい――つまり、まったくと言ってもいいほど痛みはなく、それでいて傷や病は完璧に素早く治せる。

「はう……」

 ようやく自分の部屋に辿り着いたルーチェはドサッとベッドに倒れこんだ。顔を枕に押し付けて目を閉じる。

 今のルーチェは、紙よりも薄っぺらいチャクラをただ大量に使って魔法治療を行っている状態なので、消耗も激しい。

 傷が治りきるよりも早く、ルーチェの方が瀕死になる。

「にゃぁん」

 そんなルーチェの背中を、オロがポンと叩いた。慰めてくれているのだろうか……

「オロ。私、ちゃんとクラドールになれると思う?」

 ルーチェは寝返りを打って、ベッドに行儀良く座っているオロを見た。

「にゃうん」

 そこで「にゃー」――YES――と鳴かないのはなぜなのか。ちょっとくらい、励ましの意味を込めて鳴いてくれてもいいではないか。

「もう! 寝る! オロはベッドに入ってこないで!」

 ルーチェはオロをベッドから降ろして布団を被った。

「にゃう!」

 オロが抗議の声を上げたけれど、ルーチェは無視して目を瞑った。疲れていたルーチェはすぐに意識が沈んでいく――が。

 パコッ――という軽い衝撃に現実へと引き戻された。

「もう! 何なのよ!」

 ムッとして寝返りをうち、床に座っているオロを睨み付けた。彼は透明な小さなボールを転がしている。先ほどルーチェの頭に当たったのはそれらしい。

「にゃん!」

 オロはそれを器用に前足で蹴った。

 パコッ――ルーチェの頭に再びヒットするボール。

「ちょっと、オロ。遊ぶなら他でやってよ。それともバカにしてるの?」

「にゃっ、にゃ! にゃん!」

 しかし、オロはルーチェの言うことなどどこ吹く風。自分のところに戻ってきたボールを前足で少し転がしてから、また蹴る。

 ルーチェはイラッとして上半身を起こし、ボールをキャッチした。

「オロ!」

「にゃっ、にゃっ」

 すると、今度は前足2本で空を掻いて、立ち上がろうとするような動作を見せるオロ。また踊っているようにしか見えない。

「もう、何なのよ。大体、こんなボールどこから持ってきたの?」

 とりあえず、オロが踊るときは何かを伝えたいときだ。それは理解したが、内容がサッパリわからない。

 ルーチェはため息をついて、オロから受け取ったボールに視線を落とした。

 ちょうど手の平サイズのボール。先ほどは透明だと思ったが、少し黄色っぽい気がする。

 最初から色がついていたのだろうか。それに、どこかで見たことがあるような気もする。

「何だっけ?」

 ルーチェが考え込む間に、オロはベッドに飛び乗って彼女の手の中にあるボールに前足を乗せた。そして、彼女を琥珀色の瞳で見て――ニヤリ、と笑った気がした。

「オ――」

「にゃん!」

 バチバチッ――!

「ふぉ、ぎゃういぃぃぃうぁぁぁぁぁああああのぉぉぉぉぉおおお」

 突然、身体中に電流が走り、ルーチェは叫んだ。手から流れ込んでくるそれは、刺激が“強い”なんてものではない。

 ルーチェは持っていたボールを床に投げ捨てる。

 まだビリビリしているような気がするけれど、とりあえず痛みは引いた。やはりボールが原因のようだ。

 投げ捨てたボールを探して視線を彷徨わせると、部屋の隅に転がったそれはハッキリと黄色く色がついていた。

 一体、何がどうなっているのだ?

「な、なんで?」

 涙目になってオロを見ると「にゃぅん」と可愛い声で鳴いた。

「ちょっと、お姉ちゃん。うるさいよ!」

 ルーチェの叫び声を聞いたアリーチェが耳を塞ぎながら部屋に入ってくる。

「ア、アリーチェ! あ、あのね! オロが、黄色で、ネコ! ネコがっ――」

「はぁ?」

 訳のわからないルーチェの言葉にアリーチェは眉を顰めた。

「オロは茶色ときどき金色のネコ」

「違うの! オロが電気を流したの!」

 ルーチェがそう言うと、アリーチェはますます呆れた顔になった。

「お姉ちゃんは鍛錬のしすぎで頭がおかしくなった、と」

 1人解説をするアリーチェにイライラが募る。

 違うのだ。今のは絶対にオロがやった。そういえば、オロに指を噛まれたときもピリッとしたし、海で転んだ時だって電流みたいな痛みに驚いたからだった。

「もう……またチャクラの使いすぎなんでしょ? 大人しく寝てなよ。それにさ、叫ぶなら叫ぶで、もう少し可愛く叫んだほうがいいよ。百年の恋も冷めるレベルだったわ」

 アリーチェは肩を竦めて言うと、サッサと自分の部屋へ戻っていってしまった。冷めた妹の態度にルーチェは唇を尖らせる。

「大きなお世話よ!」

 人間、本当に驚いたり痛かったりするときは「きゃー(はーと)」なんて可愛い声は出せないと思う。そんなものは恋人と肝試しでもするときに使えばいいのだ。

「まったくもう!」

 ルーチェはブツブツと文句を言いながらベッドから降りてボールを拾った。黄色は先ほどより薄くなってきている。

 ああ、やっと思い出した。このボールは、ルーチェやアリーチェが小さい頃よく遊んでいた子供用の玩具だ。

 チャクラに反応して色が変わるため、幼児教育にも使われる。

「オロ、一体どういうことなの!?」

 ルーチェは再びオロに視線を戻す。ベッドでゴロゴロとしていたオロは「にゃう?」ととぼけた声を出した。

「これはチャクラに反応して色が変わる玩具だよ。貴方、魔法を使えるの?」

「にゃぁん」

 オロは自分の前足をペロリと舐めて、首を傾げた。

「むぅ、とぼけるつもりなのね?」

「にゃっ、にゃっ」

 ルーチェの問いには答える気がないらしく、オロはまた前足を掻いて踊る――何かを伝えようとしてるのだ。

「ボールを使えってことなの?」

「にゃー」

 ルーチェは手の平のボールに視線を落とした。色はなくなって、透明に戻っている。

「……わかったわよ。明日の鍛錬からね?」

 このボールはチャクラの濃さが色の濃さになって表れる。見えないままではわかりづらいが、このボールを使えば自分のチャクラの濃さが一目瞭然だ。

 それ故に、オロはルーチェに使わせたいのだろう。

 波長を弱いままボールにチャクラを入れ、濃さを調節する鍛錬にはピッタリである。


***


 数日後。

 ルーチェはオロからもらったボールを使って鍛錬をしていた。

 頭ではわかっていても実際にやるとなると勝手が違い、なかなかうまくいかない。

 ルーチェは自分の手の中で青く染まるボールを穴が開きそうなほど見つめた。少しは濃い青色になってきた……気がする。いや、そう思わないとやっていられない。

「あら? ルーチェ、なんで貴女がそれを使っているのよ?」

 研修室に差し入れに来てくれたらしいブリジッタが、紅茶とクッキーの乗ったトレーを机に置く。

「んー、オロがくれた」

「ああ、それであの子が欲しがっていたのねぇ」

 その言葉に顔を上げると、ブリジッタはニコニコと笑顔だ。

 聞けば、ブリジッタは少し前、物置の整理をして娘たちの玩具を処分しようとしたらしい。そこへやってきたオロが、ボールを妙に気に入って、あげたという。

「とっても賢い子よねぇ? ルーチェが卒業試験に受かったのもオロのおかげだし」

 確かに、オロのおかげでクラドールとして急成長を遂げているルーチェだが、それなりに対価を支払っているのだ。骨折も痛かった……

「ねぇ、お母さん。ネコって魔法を使えるの?」

「ネコが? うーん、そういう話は聞いたことないわねぇ。見たこともないし」

 ルーチェも見たことはなかった。それも昨日までの話ではあるが……

「でも、オロは黄色のチャクラを使うのよ」

 そう言うと、ブリジッタは一瞬ぽかんとしてルーチェの顔を見て、すぐにプッと噴き出した。

 声を上げて笑うブリジッタを、ルーチェはジロリと睨む。

 ブリジッタは笑い終わるとうっすら浮かんだ涙を拭って、ルーチェに向き直った。

「貴女、相当疲れていたのね。夢でも見たの?」

「夢じゃないよ! 本当にこのボールが黄色くなったんだから」

 頬を膨らませて言うと、ブリジッタは「はい、はい」と適当な返事をする。

「黄色なら光属性ね。水属性のルーチェとは相性が悪いんじゃないの?」

 クスクス笑って、ブリジッタは研修室を出て行ってしまう。

 ルーチェはため息をついてクッキーを口に入れた。

 オロは本当にチャクラを練れるのに、アリーチェもブリジッタも信じてくれない。

 光属性――ルミエール王国という海を挟んだ隣の国の国民が使う魔法属性だ。そういえば、オロが泳いでいた海もルミエール王国とマーレ王国の間にある海だった。

 ということは、オロはルミエール王国から泳いできた……のだろうか。

 かなりの距離だが、もし本当に彼が魔法を使えるのなら、なんとかなるものなのかもしれない。

 ルーチェはクッキーを紅茶で流し込み、立ち上がった。

 鍛錬もうまく行かないし、オロのことも気になる。身が入らないまま鍛錬をしても時間の無駄だと思い、ルーチェは机を片付け始めた。

 ふと、お皿にまだ2枚乗っているクッキーを見てそれを手に取る。

「オロ、食べるかな……」

 オロは、ネコの餌を食べたがらない。拾ってきた日に買ってきた餌は、今もキッチンの棚の奥に眠っている。ずっと、ルーチェと同じものを食べてきたのだ。

「ルミエール王国では、ネコも贅沢なの?」

 ルミエール王国は、華やかな貴族の国。夜のルミエール城は魔法でライトアップされて綺麗だと、旅行に行ったクラスメイトの誰かが話していたのを覚えている。 だが、ルーチェのルミエール王国に対する印象はあまりよくない。頻繁に争いが起こってニュースになっているし、ルミエール城に招かれるクラドールは帰って来ないなんて話も聞く。

 そこまで考えて、ルーチェは首を振った。変なことを考えるのはよそう。

 オロがルミエール王国からやってきたとしても、王族やお城の話は関係ないだろう。

 しかし、研修室を出て階段を上がっていく間もルーチェはルミエール王国について考えることをやめられなかった。

「確か、最近国王様が変わったんじゃなかったかなぁ?」

 国勢なんて堅苦しいものはあまり興味がないが、グラートやブリジッタが朝食のときに新聞を見つつ話すのは、なんとなく聞いている。まぁ、大体が右から左へ抜けるのだけれど。

 そんな曖昧な記憶を辿りながら自室へ入ると、オロが窓に前足をかけて外を見つめていた。

「オロ」

「にゃー?」

 ルーチェが声を掛けるとオロはベッドに座り、ルーチェの持っているトレーをじっと見た。そこには、研修室から持ってきたクッキーとボールが載っている。

「やっぱり食べるんだ。はい」

 ルーチェはトレーをベッドの上に置いてあげた。オロは嬉しそうに鳴いて、クッキーに口をつけ始める。

「ねぇ、オロ。貴方、ルミエール王国のネコなの?」

 そう問いかけてみるけれど、オロは夢中でクッキーを食べていて答えてくれない。

「オロってば……」

 オロが食べ終わるまでは会話になりそうにない。まぁ、いつも会話にはなっていないと思うが……

 ルーチェはため息をついて、ボールを手に取った。

 透明なボールをじっと見つめて海を思い浮かべる。深い、青。波は静かにゆらゆらと……

「うぅーん」

 なかなか色が濃くならなくて、ルーチェは唸った。

 これ以上濃さを重視すると、確実に波長が強くなってしまう。今までの鍛錬からそれはわかっているのだが、どうやって波長を弱く保てばいいのかがよくわからないのだ。

「にゃうん」

 すると、クッキーを食べ終わったらしいオロが机にピョンと飛び乗ってルーチェを見つめた。琥珀色の瞳にじっと見つめられて、ルーチェはなんだか不思議な気分になる。

 オロはピクリとも動かずにルーチェを見つめていて、ルーチェもじっとオロを見つめ返して……じりじりと張り詰めた空気が広がり、手に汗が滲んでくる。

 ルーチェは思わずお腹に力を入れた。

 その瞬間、不思議な感覚がルーチェを支配する。下腹部で何か――いや、これはチャクラだ――が渦巻くような感じ。

「にゃー!」

 オロが満足したように鳴いて、机からベッドへと移動してくる。ルーチェの膝に乗ったオロはルーチェの胸にすりすりと頬を寄せた。

「オロ? あっ! 青くなってる!」

 そこでようやく自分の手の平のボールが真っ青に染まっていることに気づいた。

「なんで……?」

 自分はオロとにらめっこをしていただけだ。あまりに張り詰めた空気に、ちょっとお腹に力が入ってしまって――

「もしかして……!」

 ルーチェは下腹部に手を当ててみた。

 下腹部には、水属性のセントロが存在する。セントロとは、チャクラの源とも言える器官のこと。心臓と似たようなもので、チャクラを練るときに重要な役割を担う器官だ。

 チャクラはそこからトゥーボという血管のような器官に流れて、そして戻ってくる。

 魔法を使える人間は必ずこの2つの器官を持っているが、セントロの位置は属性によって違い、水属性は下腹部にある。ちなみに光属性ならば額、風属性は心臓に近い胸の中心、炎属性は鳩尾だ。

「そっか……セントロを意識してやればいいんだ」

 ただ、闇雲にチャクラを濃くしようとやっていてもダメだったのだ。どうやって濃くしたらいいのかということを――結果に辿り着くまでの過程を――考えなければ。

「これならできるかも!」

 ルーチェは張り切って1階の診療所へ下りて、診察室に入った。そこでは、グラートがちょうど軽い風邪の症状が出ているという若い男性を診察していた。

「お父さん、私にやらせて!」

「ルーチェ? だが、お前まだ……」

 グラートは少し渋ったけれど、ルーチェは「大丈夫」と言って男性の手をとった。

 深呼吸をして目を瞑る。海を思い浮かべ、イメージをきちんと掴んだところでお腹を意識した。

(ゆっくり、波に揺られながら……お腹、お腹、お腹……)

 心の中で何度も唱えながら呪文を唱えた。

 そして――

「ほう……」

 グラートが感心したように声を上げた。

「まぁ、まだ時間は長めにかかっているが……かなり上達したな」

「本当!? やった!」

 褒められたルーチェは嬉しくて飛び跳ねた。トラッタメントを受けた男性もニッコリ笑って「ありがとう」とお礼を言ってくれる。なんだかくすぐったい。

「またオロに教わったのか?」

「うん!」

 グラートの問いに頷くと、グラートは「不思議なネコだなぁ」と言いながらカルテに書き込みをしていく。

 本当に、不思議なネコ。出来の悪いルーチェのもとへ流れ着いたのは、偶然なのか必然なのか。

「うん、オロは私の先生だから!」

 ルーチェは初めて魔法治療を成功させた嬉しさをオロに伝えたくて、階段を駆け上がるのだった。



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