1.迷探偵
初めての投稿です。
拙く読むことも嫌になるかもしれませんが、どうぞ最後まで読んでみてほしいです。
多分不定期投稿になると思います。すいません
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雨上がりの田んぼに青い空が映る。
目の前の女性から雫が落ちる。あぁ綺麗だ。いや、綺麗だった、かな。
犯人、そう目の前の彼女だ。彼女は、人を殺めた。確かに真っ当な理由があってだが。
だが、罪は罪だ。皆に等しく振分けられる。
こんなに美しい人でも例外なく、だ。
あの部屋で初めて彼女とあったときは、美しい女性だと思った。確かその時も彼女は泣いていた。どんな色の雫かは知らないが。
隣では男が寝ていた。目を覚ますことなく。
実によく練られた計画だった。ただ、私の存在が誤算だったがね。
彼女は一瞬にして、被害者から加害者へと見る目を変えられた。悲しいが、当然だ。
今の彼女は、夫を自らの手で殺し、ましてその罪を浮気相手になすりつけようとした、殺人犯だ。
美しいとは言い難い。また、悲しき人を増やしてしまった。名探偵とは罪深い。
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「ふぅ、疲れたー」
「おつかれー」
美しい田んぼは一瞬で緑の壁に。麗しの彼女はいずこ...。
そこには、黄土色のコートに薄黄色のつば付きの帽子を被った、英国の某探偵を彷彿とさせる青年がいた。
もう一人、デニムのズボンに真っ赤なシミの付いた白いシャツを来た青年も。
「もうやだよ、この仕事。探偵疲れる。セリフは長いし、ポエムっぽくて趣味に合わないし。」
「まぁ、いいじゃない。僕は結構ハマってるよ、死体役。」
「きしょぉ」
「あはは。そう言うなよ。確かに君は大変そうだ。変わってみるかい?エイ」
「いいよ。俺は。じっとしてるの苦手なんだ。お前は平気か?ケー」
「うーん。辛くはない、かな。」
「へー。変わってんね。」
本谷さーん
「おっ。行ってきな」
「ほーい」
本谷と呼ばれた男が目薬をもった女の元へ行く。
「はぁ。疲れたなぁー、死体役も楽じゃないねぇ。」
(ミナミフウ?さーん。)次は死体役の青年が呼ばれる
「あ、はーい。すいません、読みづらくて。南風です。」
「ははっ。こいつ読めないっすよねー。はえ、なんて」
「そうかもね。ほんたに さん」
「もとたに だ」
(あはは...)女性の顔だけが笑う
「ほらぁ、苦笑いじゃん。すいません、家のアホが」
「誰がアホだ、ボケ。ごめんなー、家のボケが」
(えっと...)
「ああ、はいはい。次の打ち合わせ、ですかね」
(はい次の予定が...)
ーーーーーー打ち合わせ後ーーーーーー
「ほへぇ、俺らもそこそこの人気だな。AKコンビ、なんて呼ばれてるみたいだぜ」
「ははっ。死体と探偵がコンビねぇ...」
「確かにw。にしても特殊な仕事だねぇ。ミステリー限定の俳優なんて」
「今じゃ何でも分別化。マルチタスクで、すべてこなす俳優なんてのが昔はいたみたいだよ」
「はぇぇ。考えられねぇ」
「だねぇ」
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「ん?なんだこれ。」
「手紙、かな?」
「! ファンレターかも」
「だとしたら、なんで住所知ってるの。」
「そっかぁ、そしたら怖いもんなぁ」
「でも、あまりいい手紙ではなさそうだ。僕らの家は公表されてないからね」
「確かに... まぁいいだろ。開けてみようぜ」
ペリペリ
「えっと... 本谷 咏人様 南風 珪呀様へ」
「「捨李屋敷への招待状?」」
登場人物です
本谷 咏人…この物語の主人公。ミステリ専門の俳優。探偵役。
南風 珪呀…この物語の主人公。ミステリ専門の俳優。死体役。咏人とは中学生からの親友。
女性…モブ。ミステリ専門の俳優。 犯人役。多分出てこない。
(全く関係ないけどちなみに珪呀が好き)
???…招待状の送り主
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